[東京 17日 ロイター] - <16:45> 日経平均・日足は「小陰線」、5日線がサポート 調 整含みとの声も 日経平均・日足は、短い上ヒゲと長い下ヒゲを伴う「小陰線」。5日移動平均線(2万2269円46 銭=17日)が支持線として機能した。市場では「メジャーSQ以降景色が変わっており、アイランド・リ バーサルが出現している。当面は調整含みとなり、2万3000円近辺では戻り売りが強まる可能性がある 」(国内証券)との声が出ていた。 <16:00> 新興株市場はしっかり、マザーズは2%超高 バイオ関連買われる 新興株市場で、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに続伸した。市場では「バイオ関連が 引き続き買われたほか、個別物色の動きも強かった。個人投資家が中心」(国内証券)との声が聞かれた。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.75%高。個別では、ワークマン 、テイツー 、チエル が上昇。一方、テラ 、レカム 、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6 324.T>は下落した。 東証マザーズ指数は前営業日比2.13%高。個別では、アンジェス 、オンコリスバイオファ ーマ 、JTOWER が上昇。東証マザーズから東証1部に市場変更すると発表したミクシ ィ も大幅高となった。一方、ナノキャリア 、ソレイジア・ファーマ 、弁護士ドッ トコム は下落した。 <13:40> 日経平均は下げ幅縮小、2万2500円台 米株先物に追随する動き 日経平均は下げ幅を縮小し2万2500円台前半での推移となっている。市場では「手掛かり材料があ まりなく、米株先物に連動する動きとなっている。マーケットとファンダメンタルのギャップがかなり開い ており、調整せざるを得ない局面に立っているが、強気の投資家と弱気の投資家で分かれている。当面は神 経質な動きが続くのではないか」(岡三アセットマネジメントのシニアストラテジスト、前野達志氏)との 声が出ていた。 東証33業種では空運業、繊維業、鉱業、陸運業などの27業種が値下がり、情報・通信業、その他製 品、精密機器などの6業種は値上がりとなっている。 <11:50> 前場の日経平均は反落、米株先物軟調を受けて模様眺めに 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比167円71銭安の2万2414円50銭となり、反落 した。前日に1000円を超す大幅上昇となった反動があったほか、時間外取引で米株先物が軟調に推移し たことを受けて、さえない動きとなっている。新たな手掛かり材料がないため、売り一巡後は模様眺めとな り一進一退の動きとなった。 16日の米国株式市場は、主要3株価指数が3日続伸。5月の米小売売上高が大きく回復したことに加 え、新たな景気刺激策が導入されるとの観測が出ていることで、米経済は予想よりも早く回復するとの期待 が高まった。 ただ、時間外取引で米株先物は軟調な始まり。このところの日本株は、米株の動きを材料にしている投 資家が多いだけに、朝方から利益確定売りが先行する展開となった。「週末に米国株式市場では株式先物取 引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つの取引期限満了日が重なるトリプルウィッチン グを控えるため、米株の動きを材料にしている向きは様子見となる」(国内証券)との声も聞かれる。 市場では「目先的に大きな材料が見当たらないため、米株先物の動きに一喜一憂する展開になるのでは ないか」(野村証券・投資情報部投資情報二課・課長代理の神谷和男氏)といった指摘もあったが、個別で は値動きの良い銘柄に資金が集まる状況には変わりがなく、地合いは悪くないとみる関係者が多い。 TOPIXは0.50%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0346億3900万円だ った。東証33業種では、空運業、鉄鋼、繊維業などが下げ、上昇したのは情報・通信業など6業種にとど まった。個別では、トヨタ自動車 など主力の輸出関連株が売り優勢。指数寄与度の大きいファース トリテイリング も軟調だが、ソニー 、任天堂 などが高い。 東証1部の騰落数は、値上がりが803銘柄に対し、値下がりが1269銘柄、変わらずが92銘柄だ った。 <11:05> 安値もみあい、新たな材料を欠き見送りムード 日経平均は安値もみあい。時間外取引で米株先物が軟調に推移しているのをにらむ格好だが、新たな材 料に欠くため見送りムードが支配しているという。 市場では「週末に米国株式市場では株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の 3つの取引期限満了日が重なるトリプルウィッチングを控えるため、米株の動きを材料にしている向きは様 子見となる」(国内証券)との声が出ていた。 <09:41> 日経平均は軟調、一時200円超安 米株先物の軟化にらみ 日経平均は下げ幅を一時200円超に拡大し、2万2300円台前半まで下落した。前日上げ過ぎた反 動と、時間外取引の米国株先物が軟化したことをにらんだ動きだという。市場からは「このところ短期資金 で値動きが荒くなっている。3月急落から急速に戻してきたことで高値警戒感もある。この先、不安定にな ることもポツポツあるだろう」(国内証券)との見方が出ていた。 <09:03> 寄り付きの日経平均は反落、前日大幅高の反動 利益確定売り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比65円07銭安の2万2517円14銭となり、反 落した。その後も下げ幅を100円超に拡大している。前日の取引で1000円超上昇したこともあり、利 益確定売りが先行しているもよう。 業種別では、鉄鋼、ゴム製品、海運など安い。 <08:31> 寄り前の板状況、ファーストリテは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 が売り優勢。ホンダ 、パナソ ニック は買い優勢、キヤノン 、ソニー は売り買い拮抗となっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢。ファナック は売り買い拮抗 。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシャルグループ<841 1.T>は売り優勢。三井住友フィナンシャルグループ は売り買い拮抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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