[東京 5日 ロイター] - <16:40> 日経平均・日足は「短陽線」、調整局面の様相強める 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「短陽線」、気迷いを示す「コマ」の形状となった。終値は5日移 動平均線(2万2266円62銭=5日)を大きく上抜けているものの、25日移動平均線(2万2507 円64銭=同)には抑えられる格好となっている。決算発表の本格化に伴い、当面は5日移動平均線と25 日移動平均線の間で膠着する調整局面が長引くとみられる。 <15:50> ジャスダック、マザーズともに3日続伸 巣ごもり関連に買い 新興株市場で、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに3日続伸となった。決算を材料視し た個別の売買が継続したほか、国内での新型コロナウイルス感染者数の増加に伴い、巣ごもりや在宅勤務に 関連する銘柄への買いも目立った。 ジャスダック指数は0.38%高。CAICA 、出前館 、ワークマン は上昇 。プロルート丸光 、アクモス 、テラ は下落した。 マザーズ指数は2.15%高で取引を終了。ベガコーポレーション 、マネーフォワード <3994 .T>、アンジェス 、モダリス は上昇。プレシジョン・システム・サイエンス 、ミ ンカブ・ジ・インフォノイド 、メルカリ は下落した。 <13:15> 日経平均は下げ幅縮小、30円安 日銀がETF買いの可能性 日経平均は後場下げ幅を縮小し、前営業日比30円ほど安い2万2500円台前半での推移となってい る。前場のTOPIXが0.58%安となったことを受け、日銀がETF(上場投資信託)の買い入れを行 ったのではないかとの観測が出ている。市場ではTOPIXの前引け時の下落率が0.5%以上となった場 合に日銀がETF買い入れに動くとみる向きが多い。 市場では「日銀のETF買い入れ観測に加え、ランチタイム中に香港ハンセン指数、上海総合指数など のアジア株がプラス圏へ浮上したことも下げ幅縮小の要因だろう」(国内証券)との声が出ていた。 <11:46> 前場の日経平均は反落、急速な戻り警戒 決算手掛かりに個別物色 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比142円52銭安の2万2431円14銭となり、反落 した。前日までの2営業日で850円以上の上昇となり、急速な戻りに警戒感が出ている。朝方から利益確 定売りが先行した。下げ幅を一時200円超に拡大したが、午後に日銀のETF(上場投資信託)買いが入 るとの思惑もあり、下げ渋った。 市場からは「不透明要因がある中で2万3000円を超えていくのは難しいが、下値も日銀のETF買 いや各国の過剰流動性が安心感となって下げにくい」(内藤証券のリサーチ・ヘッド&チーフ・ストラテジ スト、田部井美彦氏)との指摘が出ていた。 個別ではソニー が乱高下。ゲーム分野の好調や自社株買いなどが注目され、寄り付き後に連日 の年初来高値更新となったが、その後、利益確定売りに押されてマイナス圏に沈んだ。 TOPIXは0.58%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0301億円だった。東証 33業種では石油・石炭、非鉄金属、その他製品など9業種が値上がり。前日買われた陸運、海運、空運な ど24業種が値下がりした。 きょうも4─6月期の決算内容や通期の見通しなどを手掛かりにした個別物色が続いているが、今後に ついては「情報・通信や電機機器などは良さそうだ。特に半導体に絡むところは、4月から6月にかけて生 産ができなかった分、夏場以降、生産が盛り上がってくる可能性がある。5Gなど最終需要の盛り上がりに 対する期待も出やすい」(内藤証の田部井氏)の見方が聞かれた。 東証1部の騰落数は、値上がりが632銘柄に対し、値下がりが1454銘柄、変わらずが83銘柄だ った。 <09:55> 日経平均は下げ幅拡大、ソニーがマイナスに転じる 日経平均は下げ幅拡大。朝方は買い優勢で始まったソニー もマイナスに転じている。とりわけ 、新たな材料はないものの、時間外取引で米株先物が軟化していることが売りを誘った格好だ。 引き続き決算の内容で選別物色されているが「3月安値以降に大幅上昇した銘柄は決算内容がいい。こ こまで上がっていたことで、好決算で一時的に材料出尽くしになる可能性もある」(国内証券)という。 <09:05> 日経平均は反落、戻りのスピードに警戒感生じ利益確定売り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比93円94銭安の2万2479円72銭となり、反 落してスタート。前日までに2日間で800円以上の上昇となるなど、戻りのスピードが急なことで警戒感 が生じ、利益確定売りが先行している。為替相場がやや円高に振れたことで、輸出関連株が下げて始まった 。 <08:45> 寄り前の板状況、前日決算発表のソニーが売り買い交錯に 市場関係者によると、寄り前の板状況は、前日に決算発表をしたソニー が売り買い交錯。東京 エレクトロン も売り買い交錯で、任天堂 が買い優勢となっている。一方、トヨタ自動車<7 203.T>、ホンダ は売り優勢、指数寄与度の大きいファーストリテイリング も売り優勢とな っている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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