[東京 20日 ロイター] - <16:02> 日経平均・日足は「小陰線」、5日移動平均線が上値抑える 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陰線」、5日移動平均線(2万3085円68銭=20日)に 上値を抑えられた。下値の節目と意識されていた12日と13日に空けたマドの下限(2万2874円37 銭=12日高値)を一時的に下回り、マド埋めを完了。短期的に弱気に傾斜するとの見方も出ている。 一方、下値は25日移動平均線(2万2699円06銭=同)がサポートとして機能するか注目。それ を下抜けた場合は、75日移動平均線や200日移動平均線が推移する2万2000円近辺が視野に入って くる。 <15:40> マザーズ指数は6日ぶり反落、年初来高値更新後に利益確定売り 新興株市場で、東証マザーズ指数が6日ぶりに反落した。前場の取引時間中に1122.72ポイント まで上昇。前日に付けた年初来高値を更新し2年2カ月ぶり高値まで強含んだが、その後は利益確定売りが 優勢となり、マイナス圏に沈んだ。 マザーズ指数は0.98%安で終了。メルカリ 、アンジェス 、BASE など 時価総額が高い銘柄が軟調。バンク・オブ・イノベーション が商いを伴って下落した。フィーチャ 、コマースOneホールディングス は買われた。 新規上場したニューラルポケット は初日値付かず、2070円買い気配で終了した。 日経ジャスダック平均は小幅に3日ぶり反落した。出前館 、ワークマン 、東洋合成工 業 などが安く、Speee 、北川精機 などが高い。 <12:47> 日経平均は後場下げ幅拡大、200円超安 米株先物の軟調推移を嫌気か 日経平均は後場下げ幅拡大、2万2800円台後半で推移している。市場では「特段の売り材料は見当 たらないが、米国株先物の軟調推移が嫌気されているかもしれない。薄商いの中では、少しの売りでも指数 の反応は大きくなる」(国内証券)との声が出ていた。 テクニカル面で下値の節目と意識されている12日と13日に空けたマドの下限(2万2874円37 銭=12日高値)に接近している。 <11:45> 前場の日経平均は反落、材料難続き模様眺めムードが支配 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比161円75銭安の2万2948円86銭となり、反落 した。引き続き材料難の状態で、全体的に模様眺めムードに支配されている。このところ活況だった小型株 もマザーズ指数が6日ぶりに反落、これも投資家心理を悪化させた。前場段階の東証1部の売買代金はこの 日も1兆円を下回り、薄商いが続いている。 19日の米国株式市場は、取引時間中にS&P総合500種 とナスダック総合 が過去最 高値を更新したものの、不安定な取引の中で下落して終了。米連邦準備理事会(FRB)が公表した7月の 連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、新型コロナウイルス流行を受けた景気低迷からの回復につ いて、かなりの先行き不透明感が存在するとの懸念が示された。 外為市場でドル/円相場が106円台まで円安に振れたものの、材料視される雰囲気はなく、東京市場 の朝方は米株安を受けて全般は売り優勢で始まった。その後も手掛かり材料がないままさえない展開となり 、日経平均は2万3000円を下回る水準で推移。テクニカル面では、12日と13日に空けたマドの下限 (2万2874円37銭=12日高値)を割り込むと、弱気に傾斜するとの見方も出ている。 一方、このところ活況だったマザーズ市場でも指数が6日ぶりに反落。「中小型株の活況が投資マイン ドを冷やさないでいたが、マザーズがこのまま反落したままで推移すると、見送り気分が一段と高まる可能 性がある」(国内証券)との声が聞かれた。 薄商いが続いている点については「商いが細ると、ちょっとした悪材料で値を崩しやすい。下値を警戒 する必要がある」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)といった指摘もある。 TOPIXは0.50%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8512億1600万円と1兆 円をこの日も割り込んだ。東証33業種では、不動産業、電気機器、金蔵製品など内需、輸出に関わらず値 下がり業種が多く、値上がり業種は空運業など5業種にとどまった。 個別では、トヨタ自動車 、ソニー など主力株に売り優勢の銘柄が目立つほか、ソフト バンクグループ もさえない。半面、パナソニック がしっかり。小型株では、ジーエヌアイ グループ が商いを伴って堅調で、マザーズ市場における中心銘柄となった。他方、きょうマザーズ 市場に新規上場したニューラルポケット は、買い気配のまま値がついていない。 東証1部の騰落数は、値上がりが銘柄604、値下がりが1461銘柄、変わらずが97銘柄だった。 <10:40> 日経平均は下げ幅広げる、マザーズ指数が6日ぶりに反落 日経平均は下げ幅を広げ、2万3000円台を割り込んできた。全体的に調整ムードが広がる中、きの うまで堅調だった中小型株にも利益確定売りが出ている様子で、マザーズ指数は6日ぶりの反落となってい る。市場関係者によると「中小型株の活況が投資マインドを冷やさないでいたが、マザーズがこのまま反落 したままで推移すると見送り気分が一段と高まる可能性がある」(国内証券)という。 <09:50> 日経平均は弱もちあい、薄商いの中で下振れ警戒の声も 日経平均は弱もちあい。引き続き商いは低調で、見送り気分が強くなっている。午前9時50分現在で マザーズ指数は小幅続伸。物色面ではきょうも小型株が中心という。市場では「2万3000円前後では底 堅さを感じるものの、薄商いの中では下振れが警戒される」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理 の神谷和男氏)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は反落、手掛かり材料難の中で模様眺めムード 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比107円03銭安の2万3003円58銭となり、 反落してスタート。手掛かり材料難の中で模様眺めムードが強くなっている。外為市場でドル/円が円安に 振れているにもかかわらず、前日の米国株式市場が軟化したことを受け、主力の輸出関連株が軟化して始ま った。 <08:45> 寄り前の板状況、IPOのニューラルポケットは大幅買い越し 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー など主力輸出関連株に売り優勢の銘柄が目立つ。パナソニック は買い優勢。指数 寄与度の大きいファーストリテイリング も買い優勢となっている。ソフトバンクグループ は売り買い交錯。一方、きょう、マザーズ市場に新規上場するニューラルポケット は大幅買い越しとなっ ている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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