[東京 15日 ロイター] - <15:46> 新興株市場は堅調、値動きのいい銘柄に資金 「地合い悪くない」 新興株市場は堅調。日経ジャスダック平均は4日続伸、東証マザーズ指数は反発した。「東証1部の大 型株が下落する中、値動きのいい中小型株に資金が向かった。個人投資家の回転売買は効いており、地合い は悪くない」(ストラテジスト)との声が出ていた。 マザーズ指数は2.05%高で取引を終了。サンバイオ がストップ高比例配分。オークファン は年初来高値更新。ティアンドエス やSun Asterisk など直近IPO 銘柄も買われた。 ジャスダック市場では、小僧寿し 、歯愛メディカル が買われた。ニックス は 売られた。 <13:19> 日経平均は小動き、市場は衆院解散総選挙の有無に注目 日経平均はマイナス圏で小動き、2万3400円台前半で推移している。 菅義偉自民党総裁は16日発足の新内閣で、加藤勝信厚生労働相を起用する方針を固めた、と複数のメ ディアが伝えている。ほかに伝えられている組閣人事についても「現職の厚労大臣である加藤氏を官房長官 に据えるということは、コロナという喫緊の課題に対処しようとする姿勢を感じさせる」(株式ストラテジ スト)との声が出ていた。 市場からは、衆議院の解散総選挙の可能性が高まってきた、との見方も出ている。 麻生太郎財務相は 15日午前の閣議後会見で、「来年に東京五輪があることを前提に考えれば、早期解散は考えるべき」との 認識を示した。 前出の株式ストラテジストは「菅氏は党総裁選の地方票でも強さを示した。解散総選挙はやる気満々と 見受けられる。次の国政選挙に勝ち、菅氏の長期政権に向けた足場が固まれば、行政改革やデジタル化、地 銀再編、地方創生などの政策実現性が高まり、日本経済に対する海外投資家の関心を呼ぶことができるかも しれない」との見方を示した。 <11:40> 前場の日経平均は反落、重要イベントを控模様眺めムード 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比132円00銭安の2万3427円30銭となり、反落 。前日の米国株式市場は上昇したものの、日本株は前週後半から700円幅の上昇を演じていただけに、利 益確定売りが先行する展開となっている。組閣人事や米連邦公開市場委員会(FOMC)など見極めたい重 要イベントが控えているため、全体的に模様眺めムードが強いという。 14日の米国株式市場は大幅高。新型コロナウイルス感染症ワクチン開発の進展期待や大型M&A(企 業の合併・買収)を巡る報道が投資家の楽観的な姿勢を後押しした。S&P500の全セクターが上昇。不 動産 と情報技術 が上昇をけん引した。 英製薬大手アストラゼネカ が中断していた英国での新型コロナワクチンの治験を再開。一方、 米製薬大手ファイザー とドイツのバイオ医薬品ビオンテック は、米食品医薬品局(FDA )に新型コロナワクチン候補の後期治験の被験者数を約4万4000人に増やすことを申請した。 好材料がそろいながらも、為替相場がやや円高に振れたほか、日本株は前日までに大きく上昇して上値 の目安だった3日の直近高値を更新したことから、朝方から利益確定売りが優勢となっている。 市場では「菅新政権での組閣人事やFOMCなど重要イベントを控え、模様眺めムードが強くなってい る。何かサプライズの材料でもあれば上下に振れる可能性もあるが、きょうのところは弱もちあいとなるの ではないか」(野村証券・投資情報部投資情報二課・課長代理の神谷和男氏)との声が聞かれた。 TOPIXは0.68%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0497億4000万円。 東証33業種では、その他製品を除く32業種が値下がりし、鉄鋼、空運業などの下げが目立つ。 個別では、ソフトバンクグループ が小幅安で推移したほか、ソニー が軟化。前日に年 初来高値を更新した住友金属鉱山 などバリュー系銘柄にも安い銘柄が目立つ。半面、東京エレクト ロン が逆行高した。 東証1部の騰落数は、値上がりが545銘柄、値下がりが1531銘柄、変わらずが86銘柄だった。 <11:00> 日経平均は安値もみあい、FOMC前にして模様眺めに 日経平均は安値もみあいとなっている。2万3300円台での動き。市場関係者によると「前週後半か ら大きく上昇し、前日に3日の直近高値を更新したことで、いったん利益を確定しようとする投資家が多い ようだ。FOMCを見極めたいとのムードもあり、全体的に模様眺めになっている」(国内証券)という。 <10:24> 日経平均は一時200円超安、イベント通過で利益確定売り 日経平均は一時前営業日比200円超安となった。東証33業種では、全業種が値下がり。空運業、鉄 鋼、陸運業、鉱業、非鉄金属などが値下がり率上位となっている。 市場では「きのう自民党総裁選が終わり、イベント通過後の利益確定売りが出ている。きょうは直近ま で買われていた出遅れ銘柄なども売られるなど、調整機運が高まっている。全体的には材料に欠けるが、き ょう発表される鉱工業生産などの中国経済指標の内容次第では、景気敏感セクターが買われる可能性もある 」(運用会社)との声が出ていた。 <09:05> 日経平均は反落、米株高織り込み済みで利益確定売り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比120円47銭安の2万3438円83銭となり、 反落してスタート。14日の米国株式市場は大幅高となったものの、外為市場でドル/円が円高に振れたほ か、米株高は前日の上昇で織り込み済みの様子で、利益確定売りが優勢となっている。重要イベントが多数 控えるほか、時価水準は戻り売りが厚いとみられることも、上値追いに対して慎重になる要因となっている という。 <08:45> 寄り前の板状況、ソフトバンクGなどが売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 が売り買い交錯、ホンダ 、キ ヤノン 、ソニー 、パナソニック などが小幅の売り優勢となっている。ソフトバン クグループ や指数寄与度の大きいファーストリテイリング なども売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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