[東京 16日 ロイター] - <15:53> 日経平均・日足は「小陽線」、5日線を上回る 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」。5日移動平均線(2万3426円34銭=16日)が 引き続き下値支持線として機能した。下値不安がやや後退したとの印象を与えているが、騰落レシオ(東証 1部、25日平均)は114.60%。やや過熱ゾーンに接近しており、高値警戒感が意識されている。 <15:22> 新興株市場は堅調、マザーズ指数2%超高 サンバイオが高い 新興株市場で、日経ジャスダック平均は5日続伸、東証マザーズ指数は続伸した。マザーズ指数は終値 ベースで、2018年4月以来の高値となった。 マザーズ指数はほぼ高値引け。2.51%高で取引を終了した。最近、米国株市場のナスダック総合指 数との連動性が高くなっているといい、「前日のナスダック指数が上昇したことが買い安心感につながって いる」(ストラテジスト)との声も出ていた。 個別では、サンバイオ 、ステムリム がストップ高比例配分。メドレー が買わ れた。菅義偉自民党総裁の掲げる政策に絡み、デジタル化の促進につながるような銘柄が物色されていると の指摘もある。 ジャスダック市場では、ネクスグループ がストップ高比例配分。ワークマン 、ハーモ ニック・ドライブ・システムズ が買われた。日本マクドナルドホールディングス は売られ た。 <13:50> 日経平均は高値圏で膠着状態、円高で上値重い 日経平均は後場寄りで前営業日比51円56銭高の2万3506円45銭で高値を付けた後、2万34 00円台後半での膠着状態となっている。 市場では「ドル/円の円高推移が上値を重くしているものの、菅政権の発足が決まり、市場では安心感 が広がっている」(国内証券)との声が聞かれた。 東証33業種では情報・通信業、医薬品、食料品などの9業種が値上がり。海運業、ゴム製品、鉱業な どの24業種は値下がりとなっている。個別ではソフトバンクグループ が5%超高での推移となっ ており、日経平均を約74円押し上げている。 <11:56> 前場の日経平均は小反発、ソフトバンクGが高い 円高は重荷 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比32円56銭高の2万3487円45銭となり、小 幅に反発した。外為市場での円高進行が嫌気されて小幅に続落して始まったが、日米の金融政策イベントを 前に取引見送りムードも強く、大きく売り込まれる展開にはならなかった。個別で指数寄与度の高いソフト バンクグループ が買われたことも下値を支えた。 米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和政策を背景としたドル安圧力が続く中、外為市場でドル/円は 105円前半まで円高が進行している。東京株式市場では、朝方から輸出産業の代表格である自動車セクタ ーが軟調に推移した。 個別では、ソフトバンクグループが商いを伴いつつ上昇、4%超高となり、日経平均を1銘柄で約57 円押し上げる要因となった。出資する米不動産テック会社が特別目的会社との合併を通じ上場すると伝わっ たことが注目された。 TOPIXは0.33%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0530億円だった。東証 33業種では情報・通信、食料品、医薬品など10業種が値上がり。海運、ゴム製品、鉱業、空運など23 業種が値下がりした。 自民党の菅義偉総裁が発足させる新内閣の人事の顔ぶれについて事前報道が出ているが、市場ではサプ ライズはないとの見方が多い。「バランスを重視して適材適所という姿勢がうかがえる。早期の衆院の解散 総選挙という観測もあったものの、今は少しその可能性は後退してきているようだ」(国内証券)との見方 が出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がりが1399銘柄に対し、値下がりが666銘柄、変わらずが106銘柄 だった。 <10:57> 日経平均は小幅高、組閣人事の顔ぶれはサプライズなし 日経平均は小幅高、2万3400円台後半で推移している。 国内メディアが、自民党の菅義偉総裁が発足させる新内閣の人事の顔ぶれを事前報道しているが、市場 ではサプライズはないとの見方が多い。「日米で金融政策イベントを控える中、相場の方向を決定付けるよ うな特別な材料は見当たらない。きょうは新興株市場の中小型株を中心にした個別物色が目立つ」(国内証 券)との声が出ていた。 <09:55> 日経平均はもみあい、プラス圏に浮上も円高を警戒する声も 日経平均はもみあい。朝方は売り優勢で始まったものの、徐々に持ち直し前日比プラス圏に浮上した。 ただ、外為市場でドル/円が円高に振れており、それ警戒されて上値を抑える要因になっているという。 市場では「おそらくFOMC、日銀決定会合ともサプライズはないとみられる。一方でこのところ為替 相場が円高に振れているので、それが上値を圧迫しそうだ。円高の進行に警戒する必要がある」(国内証券 )との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は続落でスタート、見送りムードの中で個別物色の動き 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比29円66銭安の2万3425円23銭となり、続 落してスタート。引き続き全体的に見送りムードが強い中で、個別物色の動きが中心となっている。個別で は、ソフトバンクグループ が買い人気で始まった。 <08:50> 寄り前の板状況、主力輸出関連株が売り買い交錯 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック などの主力の輸出関連株、ソフトバンクグループ などが 売り買い交錯。東京エレクトロン が買い優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイ リング は売り買い交錯となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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