[東京 2日 ロイター] - <15:30> 新興株は軟調、日経平均に連れ安 タスキは初日値付 かず 新興株市場で日経ジャスダックは1.26%安、東証マザーズ指数は0.40%安となり、ともに続落 した。前場はさえない動きとなったが、後場はトランプ米大統領が新型コロナウイルスで陽性となったと伝 わり、日経平均に連れ安となる形で下げ幅を拡大した。市場では「前日は売買停止となったが、大きく崩れ ることなく通常運行となっている。ただ、トランプ大統領のニュースを巡り、後半は手控えムードが強くな ってしまったようだ」(国内証券)との声が出ていた。 個別では、ジャスダック市場でワークマン 、テラ 、日本ラッド が売られ、ま ぐまぐ 、グラフィコ 、KYCOMホールディングス が買われた。 マザース市場では、トヨクモ 、ギフティ 、ログリー が売られた半面、メルカ リ 、BASE 、ミンカブ・ジ・インフォノイド が買われた。 きょうマザーズ市場に上場したタスキ は初日値付かず、1541円買い気配で取引を終了した 。 9月29日にマザーズ市場に上場したヘッドウォータース は、きょう公開価格の11.9倍の 2万8560円初値を形成、2万9000円まで上値を伸ばした後は下落し、2万7000円で引けた。 9月30日に上場したアクシス は公開価格の5.32倍の5700円で初値を形成、その後も 上値を伸ばし、ストップ高の水準である6700円で引けた。 <14:05> 日経平均は2万3000円割れ、トランプ米大統領陽性で 日経平均は下げ足を早め、2万3000円割れを割り込んだ。トランプ米大統領が新型コロナウイルス で陽性となったと伝わり、時間外取引で米株先物が売られ、それに連れて、日本株も先物から値を消す展開 となっている。 ただ「方向感が定まらない中で出た悪材料のため、全体は下げ足を速めた。先物の仕掛けが目立つよう だが、今の段階では過度に不安視する材料ではない」(岡三オンライン証券・シニアストラテジストの伊藤 嘉洋氏)との声も聞かれた。 <13:25> 日経平均は膠着、様子見ムード強まる 米株先物を手掛かり 日経平均は後場寄りで上げ幅を縮小し、一時前営業日比16円57銭高となった。その後は50円ほど 高い2万3200円台半ばでの膠着状態となっている。市場では「米株先物を手掛かりに動いているようだ 。きょうは週末であることに加え、米雇用統計を控えているため、様子見ムードが強まりやすい」(国内証 券)との声が出ていた。 トランプ米大統領はツイッターへの投稿で自身の側近、ホープ・ヒックス氏が新型コロナ検査で陽性が 判明したと述べ、新型コロナウイルスの検査結果を待つ間、自主隔離に入ると表明した。これを受けS&P 総合500種Eミニ先物 が下げ幅を拡大する場面がみられた。 <11:52> 前場の日経平均は小反発、米雇用統計控え様子見ムード 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比34円50銭高の2万3219円62銭となり、小幅に 反発した。前日の米国株式市場での堅調な動きを好感してプラス圏でのスタートとなったが、時間外取引で 米株先物が軟化したことを受け、上げ幅を縮小。米雇用統計の発表を控えていることもあり、様子見ムード が強まった。個別では、1日発生した東証での売買全面停止を受け、富士通 と日本取引所グループ が軟調に推移した。 1日の米国株市場では主要3指数が続伸。アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、アップルが上昇 し、ナスダックとS&P総合500押し上げに寄与した。米国の新型コロナウイルスの追加経済対策の合意 期待なども相場を支えた。 日経平均は上昇してスタートした後も上げ幅を拡大し、180円46銭高となったが、その後は時間外 取引での米株先物の軟化に伴い上げ幅を縮小。1日は東証の売買システムの不具合で全銘柄が終日売買停止 となったが、影響は引きずることなくプラス圏での推移となった。 TOPIXは0.03%安で午前の取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆2139億4200万 円。東証33業種では、医薬品、電気・ガス業、陸運業などの14業種が値下がり。半面、海運業、銀行業 、不動産業などの19業種は値上がりした。 市場では「きのうは市場参加者が取引機会を失ったことを受け、きょうの相場は商いが膨らむ場面も見 られたが、取引一巡後は米雇用統計の発表を控えて様子見ムードとなっている。後場も米株先物の動向を横 目に推移するだろう」(運用会社)との声が出ていた。 個別では、富士通 が2.2%安。1日発生した東証の売買システムの不具合で、故障した機器 が富士通製だったことが嫌気された。寄り付きは上昇してスタートしたが、その後マイナス転落し、下げ幅 を拡大。市場では「富士通は通信インフラを担い、5G関連銘柄の本命の一角という位置付けでもある。シ ステムのバックアップが機能しなかったことが痛い」(国内証券)との声が出ていた。日本取引所グループ は1.63%安となった。 <10:55> 日経平均はプラス圏で一進一退、米雇用統計控え様子見ムード 日経平均はプラス圏で一進一退、2万3200円台前半で推移している。寄り付き後は米国株高を受け て上値を伸ばしたが、上昇が一服した後はプラス圏でもみあう展開となっている。 市場からは「週末であることに加え、米国の雇用統計の発表を控えており、午後にかけても様子見ムー ドが続くのではないか。株式相場が上下に動く決め手に欠けており、突発的なニュースがない限り、2万3 200円程度で推移するだろう」(国内証券)との声が出ている。 <09:40> 日経平均はプラス圏、東証のトラブルには冷静な受け止め 日経平均はプラス圏でもみあい、2万3200円台後半で推移している。 1日は東証の売買システムの不具合で全銘柄が終日売買停止となったが、その影響を引きずることなく 安定した動きを見せている。 市場からは「30日の取引時間中に米大統領選候補者の討論会が通過していたこともあり、目先の不透 明要素が低下していた。売買システム停止の原因もサイバー攻撃ではなく機器の故障。市場は冷静に受け止 めている」(国内証券)との声が出ていた。 <09:19> 寄り付きの日経平均は上昇、米国株高の流れ引き継ぐ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比109円68銭高の2万3294円80銭となり、 上昇した。前日の米国株式市場が堅調に推移したことを受け、日経平均も高く始まった。 富士通 は一時1%高となったものの、その後、伸び悩み。日本取引所グループ はしっ かりした動きとなっている。 空運業、不動産業、海運業、その他金融業など幅広い業種で値上がり。医薬品、非鉄金属、電気・ガス 業は値下がり。 <08:57> 寄り前の板状況、JPXや富士通が売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 が売り買い拮抗。ホンダ は買 い優勢。 昨日、システム障害で終日売買停止となった日本取引所グループ 、売買取引のシステム開発を 行った富士通 は売り優勢となっている。 キヤノン は売り優勢、ソニー は売り買い拮抗、パナソニック は買い優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優勢。メガバンクで は、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフ ィナンシャルグループ は買い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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