[東京 14日 ロイター] - <15:55> 日経平均・日足は「小陽線」、5日線上回り基調の強さをキープ 日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「小陽線」。引き続き方向性を欠く足取りと なっているものの、終値は依然として5日移動平均線(2万3610円79銭=14日現 在)を上回っており、基調の強さをキープした。 25日移動平均線(2万3377円22銭=同)も上向きで推移しており、中長期的 な上昇トレンドも変化はないが、上値を取りに動くだけの決定的な買いサインも見当たら ないため、突発的な動きが出ない限り、しばらく小動きで推移することになりそうだ。 <15:30> 新興株市場はしっかり、直近の人気銘柄中心に個別物色 新興株市場はしっかり。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はいずれも反発し た。1部市場が引き続き商いが低調となる中で「直近の人気銘柄を中心に、個別物色が活 発化している。投資家の買い意欲は依然として強い」(国内証券)という。 日経ジャスダック平均は0.15%高。個別では、シライ電子工業 が一時ス トップ高となったほか、旭化学工業 が連日のストップ高。川崎地質 も買 われたが、ブロードバンドタワー が急反落し、出前館 もさえない。 マザーズ指数は1.37%高。個別では、前日に新規上場した日通システム が堅調に推移したほか、GMOフィナンシャルゲート がストップ高。弁護士ドッ トコム が連日の上場来高値更新となった。BASE 、HENNGE<447 5.T>なども反発。一方、チームスピリット が軟調に推移した。 <14:20> 日経平均は強もちあい、こう着打破のための材料待ち 日経平均は強もちあい。前日比小幅高の2万3600円台前半で推移している。午後 2時20分現在の東証1部売買代金は1兆3000億円台と引き続き薄商い。市場関係者 によると「中期的なトレンドに強さは感じられるものの、こうも商いが薄くては上値にト ライするのに無理がある。こう着状態を打破するために新たな材料を待ちたい」(国内証 券)という。 <12:50> 日経平均はプラス転換、日銀がETF買い入れか 日経平均は後場プラス転換し、前営業日比50円ほど高い2万3600円台半ばでの 推移となっている。市場では「新しい材料は特に見当たらないため、日銀がETF(上場 投資信託)を買い入れた可能性が高い」(国内証券)との声が出ていた。 前場のTOPIXは0.51%安。市場では、TOPIXの前引け時の下げ率が0. 5%以上となった場合、日銀がETF買いに動くとみる向きが多い。 <11:45> 前場の日経平均は反落、12円安 米株先物プラス転換で下げ幅縮小 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比12円43銭安の2万3589円35 銭となり、反落した。オーバーナイトの米国株市場で主要3指数が反落した流れを引き継 ぎ軟調な展開となったが、前引けにかけて下げ幅を縮小した。 13日の米国株式市場では、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が後退した ことや、追加経済政策の不透明感が相場の重しとなった。決算発表を行ったJPモルガン ・チェース や5G対応の新製品を発表したアップル が下落。期待先行で 前日に上昇していた反動もあり、材料出尽くしの売りが先行した。 日経平均は反落スタート後、時間外取引での米株先物がプラス転換したことで一時4 円61銭安まで下げ幅を縮小した。ただ、全体的には値動きに乏しく、前場の値幅は上下 78円程度にとどまった。ソフトバンクグループ 、東京エレクトロン 、 ファーストリテイリング など指数寄与度の高い銘柄は堅調で、日経平均を約80 円押し上げる要因となった。 市場では「新型コロナ(という懸念材料があるため)で上値を追う相場ではないが、 カネ余りの中で下値は堅い展開が続きそうだ。米大統領選の行方は依然不透明だが、どち らの候補が勝利しても金融緩和環境は変わらないだろう。日本も日銀がすぐに引き締めに 動くとは予想されない」(日東フィナンシャルグループの社長、中島肇氏)との声が出て いた。 TOPIXは0.51%安で午前の取引を終了。日経平均をTOPIXで割ったNT 倍率 は足元で14.38まで上昇した。東証1部の売買代金は9306億670 0万円と連日の薄商い。東証33業種では、空運業、鉄鋼、鉱業などの28業種が値下が り。情報・通信業、小売業、精密機器などの5業種は値上がりした。 個別では、PR TIMES が東証1部の値上がり率第4位。13日に発表 した2021年2月期第2・四半期(3─8月)の純利益が6億円と従来予想の3億円を 大幅に上回ったことが好感された。 東証1部の騰落数は、値上がり613銘柄に対し、値下がりが1450銘柄、変わら ずが100銘柄だった。 <11:10> 日経平均は小幅安、NT倍率は上昇 日経平均は営業日比40円ほど安い2万3500円台半ばでのもみあい。全体的に値 動きに乏しく、値幅も上下63円程度にとどまっている。TOPIXは0.60%を超す 下落となっている。 日経平均をTOPIXで割ったNT倍率 は足元で14.38まで上昇。市場 では「前日の米国株式市場で銀行株などが売られたことを受け、日本株は景気敏感株が軟 調、TOPIXの重しとなっている。日経平均はソフトバンクグループ 、東京エ レクトロン 、ファーストリテイリング などの指数寄与度の高い銘柄が押 し上げている」(運用会社)との声が聞かれた。 東証33業種では空運業、鉄鋼、鉱業、非鉄金属などの28業種が値下がり。情報・ 通信業、小売業、精密機器などの5業種は値上がりとなっている。 <10:00> 日経平均は小幅安、材料少なく方向感欠く 日経平均は小幅安、2万3500円台半ばで推移している。前日の米国株安を受けて 軟調にスタートした後は、徐々に下落幅を縮小。市場からは「ここのところ、東証1部の 売買代金は2兆円を下回る低調な動きが続いている。きょうも特段材料が見当たらず、方 向感を欠く展開になりそうだ」(国内証券)との声が聞かれる。 個別では、ソフトバンクグループ 、ファーストリテイリング など指 数寄与度の高い銘柄が堅調で、日経平均を下支えしている。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反落、米国株安の流れ引き継ぐ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比56円12銭安の2万3545円 66銭となり、反落した。前日の米株式相場で主要3指数が下落したことを受け、幅広い 業種で売りが先行している。鉱業、鉄鋼、空運業、銀行業、ゴム製品などが値下がり。精 密機器、小売業、食料品などは小幅ながら値上がりしている。 <08:27> 寄り前の板状況、トヨタ自・ホンダは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン は売り優勢、ソニー 、パナソニック は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック<6 954.T>は売り優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り優勢となってい る。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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