[東京 30日 ロイター] - <16:00> 新興株市場は大幅続落、マザーズは3.4%下落 新興株市場は軟調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに大幅続落した 。後場に入り米株先物や日経平均が一段安となり、リスクオフムードが強まった。 日経ジャスダック平均は前営業日比1.38%安。ストリームメディアコーポレーシ ョン や、大塚家具 、アスコット などが売られた。 マザーズ指数は前営業日比3.41%安。ただ、27日の安値は割り込まなかった。 個別では、カラダノート JTOWER ヘッドウォータース などが大きく下落した。 <14:43> 日経平均が2万3000円割れ、米株先物急落を嫌気 マザーズ3%超安 日経平均が下げ幅を急速に拡大し、2万3000円を割り込んだ。S&P総合500 種Eミニ先物 、ダウEミニ先物 はともに1.30%を超す下落となって おり、時間外取引での米株先物が急速に軟化したことが嫌気されている。東証マザーズも 日経平均に連れ安となる展開で、現在3%超安となっている。 市場では「大統領選前、月末といった手仕舞い売りが優勢となりやすい地合いのなか で、米国の感染者最大のニュースが重なり、売りが売りを呼ぶ展開となっている。このと ころ欧米株が大幅安となるなか持ちこたえていた反動の部分も大きいのではないか」(国 内証券)との声が出ていた。 ロイターの集計によると、米国で29日に報告された新型コロナウイルス新規感染者 は9万1000人余りに達し、1日当たりの過去最多を更新した。また、多くの州で入院 者数が過去最多の水準を記録した。 <13:50> 日経平均は200円超安、手仕舞い売り優勢 日経平均は前営業日比200円ほど安い2万3100円台で一進一退の値動きとなっ ている。後場寄りでは、前場のTOPIXは1.29%安となったことで日銀のETF( 上場投資信託)買い期待などが支えとなり下げ止まっていたものの、その後下げ幅を拡大 し216円40銭安の2万3115円54銭で安値を付けた。市場では、前場のTOPI Xが前日終値から0.5%ほど下落すると日銀がETFの買い入れを行うとみられている 。 市場では「日銀のETF買いが入ったと思われるが、来週は米大統領選を控えている ことに加え、3日は文化の日に伴い祝日となるため、より一層手仕舞い売りと様子見ムー ドが強まりやすい」(国内証券)との声が出ていた。 東証33業種では、証券業、パルプ・紙、医薬品、その他金融業、鉱業などの30業 種が値下がり。銀行業、電気・ガス業、金属製品などの3業種は値上がりとなっている。 午後1時45分現在での東証1部の売買代金は1兆5123億円。 <11:40> 前場の日経平均は続落、見送りムードで調整色を深める展開 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比185円57銭安の2万3146円3 7銭となり、続落。時間外取引の米株先物が下落していることが嫌気され、軟調な展開と なっている。月末と週末が重なっているため見送りムードが強い中、全般的に調整色を深 める状態となった。 29日の米国株式市場は反発。決算発表を控えていた主要情報技術(IT)株に買い が入ったほか、米経済指標が堅調だったことで、前日の急落から持ち直した。ただ、時間 外取引で米株先物が軟調に推移し、これを受けて日本株は朝方から売り優勢となった。 テクニカル面で、日経平均は前日の安値を下回ったため、チャートの形状が悪化。調 整色を深め、地合いが悪化したとの印象を強めている。ファナック 、アドバンテ スト など好決算銘柄が物色されたものの、全体を支え切れていない。 市場では「翌週には米大統領選挙という大イベントを控えているほか、週末であるこ とから様子見ムードにならざるを得ない」(野村証券・投資情報部投資情報二課の神谷和 男氏)との声が聞かれた。 TOPIXは1.29%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0781 億0500万円。東証33業種は全業種下落した。 個別では、トヨタ自動車 など主力の輸出関連株に値下がりする銘柄が多い。 任天堂 も軟調だが、ファナックやアドバンテストのほか、パナソニック が堅調となった。 東証1部の騰落数は、値上がりが338銘柄、値下がりが1776銘柄、変わらずが 59銘柄だった。 <11:05> 日経平均は軟調、模様眺めムード強まり下げ幅拡大 日経平均は軟調。週末事情から模様眺めムードが強まり、下げ幅を広げている。2万 3100円台で推移。市場では「週末とあって、見送りムードが先行している。きのうの 安値を切ったことでテクニカル面では不安が生じており、後場に入り戻すかどうかがポイ ントになりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:05> 日経平均は弱もちあい、売り一巡後は下げ渋り 日経平均は弱もちあい。時間外取引で米株先物が軟化していることを受け、朝方は売 り優勢で始まったものの、売り一巡後は下げ渋る動きになっている。市場関係者によると 「前日のソニー もそうだったが、好決算銘柄に対する買いニーズが強い。きょう も、上方修正したファナック 、アドバンテスト などが下支え要因となっ ている」(国内証券)という。 <09:10> 日経平均は続落、業績予想の上方修正銘柄に買い 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比11円23銭安の2万3320円 71銭となり、続落してスタート。米国株式市場の反発は前日に織り込んだとみられ、時 間外取引で米株先物が軟調となっていることを受け、主力株を中心に売り優勢となってい る。そうした中で、アドバンテスト 、ファナック など前日に業績予想の 上方修正を発表した銘柄が買われ、しっかりで始まった。 <08:50> 寄り前の板状況、ファナックやアドテストが買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、 ホンダ 、キヤノン など主力輸出関連株が売り優勢。一方、指数寄与度の 大きいファーストリテイリング は買い優勢となっている。ソフトバンクグループ は売り買い交錯。 前日に決算を発表した銘柄では、ファナック 、アドバンテスト 、パ ナソニック が買い優勢、東京エレクトロン 、オリエンタルランド<4661. T>は売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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