[東京 18日 ロイター] - <15:53> 新興株市場はまちまち、グロース売りが一服 マザーズ指数は75日線がサポート 新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均は続落、東証マザーズ指数は反発となった。市場からは 「直近ではワクチン開発のニュースを手掛かりに、グロース株中心に利益確定売りが強まっていたが、落ち 着きを取り戻している。テクニカル的には、マザーズ指数は75日線(1180.30ポイント=18日) が下値支持線として機能しているようだ」(運用会社)との意見が聞かれた。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.05%安。個別では、HAPiNS 、ユニバーサルエ ンターテインメント 、不二ラテックス などが売られた。常磐開発 、テイン<7217. T>、出前館 などは買われた。 マザーズ指数は前営業日比0.62%高。個別では、JTOWER 、カラダノート な どが買われたほか、ティアンドエス はストップ高比例配分となった。半面、KIYOラーニング < 7353.T>、Chatwork 、メルカリ などは売られた。 <14:35> 日経平均300円超安、東京の感染者最多報道で下げ幅拡大 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比300円超安の2万5600円台後半での推移となっている。 東京都で新たに493人が新型コロナに感染し、過去最高の472人を上回ったと複数のメディアが報じた ことが嫌気されている。 東証33業種では非鉄金属、海運業、輸送用機器などの30業種が値下がり。半面、鉱業、食料品、繊 維業などの3業種は値上がりとなっている。市場では「マイナス圏ではあるものの、過熱感は依然としてあ る。しばらく調整が続くのではないか」(運用会社)との声が出ていた。 <12:50> 日経平均は後場下げ幅縮小、アジア株が相場の支えに 日経平均は後場下げ幅縮小し、前営業日比160円ほど安い2万5800円台半ばで推移している。前 場には下げ幅が300円を超える場面もあったが、その後は下げ渋っている。市場からは「特段、材料は見 当たらないものの、中国を中心としたアジア株がしっかりした動きになっており、日本株市場の支えとなっ ているのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:46> 前場の日経平均は反落、米株安と円高が重し 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比197円44銭安の2万5817円18銭となり、反落 した。前日の米株式市場が軟調な動きとなったことに加え、ドル/円相場が104円台前半と円高に振れた ことを受け、日本株市場も朝方から幅広い業種で売りが先行。一時300円を超えるマイナスとなった。た だ、その後は下げ渋り、下げ幅は縮小した。 TOPIXは0.53%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0072億円と薄商い。東 証33業種中、鉱業、石油・石炭製品、不動産業の3業種は値上がり。非鉄金属、海運業、空運業、輸送用 機器など30業種は値下がりした。 市場からは「短期的な上昇の過熱感に加えて、ドル/円相場がやや円高に振れていることが相場の重し となっている。ただ、日経平均はこの後大きく下げる可能性は低く、後場もマイナス圏でのもみあいが続く のではないか」(SMBC信託銀行のシニアマーケットアナリスト、山口真弘氏)との声が聞かれた。 個別では、ナノキャリア が上昇。米モデルナ とファイザー が、新型コロナウ イルスワクチンに「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術と呼ぶ新手法を導入したことを材料視し、ワ クチンを含むRNA医薬品の開発を手掛ける同社の株に買いが集まった。株価は一時15%を超えるプラス となった。 相場全体の地合いが悪い中、個別の材料を手掛かりに銘柄を買おうとする市場のムードが追い風となっ ているほか、「短期筋を中心とした個人投資家のマネーがマザーズ市場に流れているようだ」(国内証券) という。 東証1部の騰落数は、値上がり765銘柄に対し、値下がりが1291銘柄、変わらずが117銘柄だ った。 <10:56> 日経平均は軟調、急騰後の「健全な調整局面」に 日経平均は軟調、前営業日比200円ほど安い2万5800円台前半で推移している。前日の米株安を 受けて日経平均も朝方から幅広い業種で売りが先行。非鉄金属、海運業、空運業などが値下がり率上位に入 っている。 市場からは「短期間で急騰した後の健全な調整局面に入っている。今月末までは2万4500円あたり までのレンジで調整して地固めをし、再び上昇していくのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:15> 日経平均は安値もみあい、押し目買いの動きで下げ渋る 日経平均は安値もみあい。一時300円近い下落幅となったものの、押し目を買う動きもあって下げ渋 っている。ただ、依然として高値警戒感が解消されていないほか、前日に引いた日足チャートは「首つり線 」と呼ばれる天井形成を示すサインとなっただけに、地合いが悪化した印象が強い。円高に対しての警戒感 もある。 市場では「前日までにTOPIXが上値の目安となる年初来高値に届かなかったことが、気にされてい る。当面はTOPIXがこれを更新できるか否かがポイントになりそうだ」(野村証券・投資情報部投資情 報二課課長代理の神谷和男氏)との指摘もあった。 <09:05> 日経平均は反落、米国株式の軟調や高値警戒感から売り優勢 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比154円07銭安の2万5860円55銭となり、 反落してスタート。前日の米国株式市場が軟調だったことが嫌気されたほか、高値警戒感が生じていること から売り優勢で始まった。外為市場でドル/円が円高に振れていることも気にされている。 <08:40> 寄り前の板状況、主力株が小幅の売り優勢に 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、ホンダ 、 キヤノン などの主力株が、いずれも小幅ながら売り優勢となっている。東京エレクトロン も売り優勢。ソフトバンクグループ は売り買い交錯。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優勢となっている。 三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフ ィナンシャルグループ など銀行株も売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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