[東京 10日 ロイター] - <12:45> 日経平均は小動き、個人中心の利益確定先行も下値では押し買い 日経平均は後場マイナス圏で小動き、前営業日比80円ほど安い2万6700円台前 半で推移している。業種別では、金属製品、精密機器、海運業などが値下がり率上位に入 っている。 市場からは「個人投資家を中心とした利益確定売りが先行したが、下げる局面では依 然として押し目買い意欲も強い」(国内証券)との声が聞かれた。また「2万7000円 を目前に、さらに買い上がる材料を見つけにくいのが現状だ。クリスマス休暇を控えた海 外投資家の買いも一服しており、なかなか動きづらい相場環境にある」(同)という。 <11:45> 前場の日経平均は反落、米株安で SQ控え様子見ムード 前場の東京株式市場で、日経平均株価は反落した。前営業日比88円97銭安の2万 6728円97銭で午前の取引を終了。前日の米国株式相場が軟調だった流れを引き継ぎ 、日経平均も朝方からさえない動きとなった。一時、170円を超えるマイナスとなった ものの、その後は下げ渋った。 TOPIXは0.12%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1593 億円と薄商い。東証33業種中、情報・通信業、空運業、石油・石炭製品、鉱業などが値 上がり率上位に入った。半面、精密機器、金属製品、サービス業、電気機器などは値下が り。 市場からは、SQ(特別清算指数)を明日に控えていることから「今日は積極的な取 引は手控えられるのではないか」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏 )との声が聞かれ、安値圏での一進一退が続くとの見方が出ている。 また、「米株先物が小幅ながらプラスで推移していることから、後場もそこまで大き く崩れる可能性は低いのではないか」(三浦氏)という。 個別では、ソフトバンクグループ が連日の年初来高値を更新。出資先の米料 理宅配サービス最大手ドアダッシュ 上場による含み益拡大が材料視された。 その他、三井金属鉱業 、川崎重工業 なども堅調。 東証1部の騰落数は、値上がり878銘柄に対し、値下がりが1167銘柄、変わら ずが131銘柄だった。 <10:59> 日経平均はマイナス圏、ソフトバンクGが相場下支え 日経平均はマイナス圏、前営業日比120円ほど安い2万6600円台後半で推移し ている。個別では、ソフトバンクグループ が連日の年初来高値を更新し、6%高 で推移。日本株市場全体では軟調な中、相場を下支えしている。 市場からは「きょうは安値圏での一進一退が続くのではないか」(国内証券)との見 方が出ている。また、5日移動平均線が下を向き始めているが「中長期的には大きく下げ ることなく、金融緩和が継続される下では押し目買い意欲も強い相場環境が続くだろう」 (同)との声が聞かれた。 <10:15> 日経平均は安値もみあい、SQ算出を控えて一進一退に 日経平均は安値もみあいとなっている。朝方は米株安を受けて軟調なスタートとなっ たものの、その後は方向感を欠いて一進一退。市場では「明日にSQ(特別清算指数)の 算出を控えているため、新たなポジションが取りにくい。個人投資家の個別物色が中心の 動きになっている」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は反落、米株下落を受け売り優勢の展開 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比129円44銭安の2万6688 円50銭となり、反落してスタート。9日の米国株式市場の下落を受け売り優勢の展開と なっている。「前日の日経平均の上昇は伸びしろが大きかった印象。米株安もあって、利 益確定売りが出やすい」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)という。 <08:50> 寄り前の板状況、主力の輸出関連株が売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、 ホンダ 、キヤノン など主力輸出関連株が売り優勢、東京エレクトロン<8 035.T>やソフトバンクグループ 、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9 983.T>、ファナック なども売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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