[東京 17日 ロイター] - <15:54> 新興株市場はしっかり、マザーズIPOは初値付かず 新興株市場はしっかり、日経ジャスダック平均は小反発、東証マザーズ指数は反発 した。市場からは「マザーズ市場が堅調で投資家心理が上向いているようだ。今日はIP O銘柄が多く、個人投資家を中心とした物色が活発だった」(国内証券)との声が聞かれ た。 この日ジャスダック市場に新規上場したリベルタ は公開価格を76.66% 上回る2120円で初値を形成。その後2159円まで上値を伸ばし、1630円で取引 を終えた。 一方、マザーズ市場に新規上場したビートレンド は初値が付かず、6440 円の買い気配で終了。同じくマザーズ市場に上場したプレイド も初値を形成せず 3680円の買い気配で終了。かっこ も初値は付かず4650円の買い気配で終 了した。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.51%高。個別では、アイレックス 、テクノ・セブン がストップ高比例配分となったほか、フィスコ も高い 。一方、CAICA 、リバーエレテック は安い。 マザーズ指数は前営業日比2.41%高。個別では、バルミューダ がストッ プ高比例配分となったほか、BASE 、マクアケ も高い。半面、ITb ookホールディングス は一時ストップ安となり、アジャイルメディア・ネット ワーク もさえない。 <14:56> 日経平均は上げ幅拡大、巣ごもり関連株が堅調 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比60円高の2万6800円台前半で推移し ている。午後2時過ぎに東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が800人を超えたと 伝えられたが、「市場は足元の感染者数の動向をそこまで警戒していないようだ。それよ りも、ワクチン接種や米国の追加経済対策が年内に成立するだろうという期待から、物色 が活発になっている」(国内証券)との意見が聞かれた。 個別では、神戸物産 やオイシックス・ラ・大地 などが値上がり率上 位に入り、再び巣ごもり関連銘柄が堅調に推移している。 <13:42> 日経平均は後場小幅高、トヨタやソニーが相場下支え 日経平均は後場小幅高。前営業日比40円ほど高い2万6800円近辺で推移して いる。市場からは「特に新しい材料はないものの、指数寄与度の高いトヨタやソニーなど がしっかりした動きとなっており、相場全体を下支えしている」(国内証券)との声が聞 かれた。騰落数では、値上がりが約3割の724銘柄に対し、値下がりは約6割の136 7銘柄となっている。 <11:45> 前場の日経平均は小反落、模様眺めの中で個別物色の動きに 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比2円61銭安の2万6754円79銭 となり、小反落した。米国株式市場が堅調だったのにもかかわらず、終始模様眺めの動き となった。そうした中でも、個別物色の動きが活発化している。 16日の米国株式市場は、ナスダック総合 とS&P総合500種 が上 昇し、ナスダックは最高値で取引を終えた。新型コロナウイルス追加経済対策の合意が近 いとの見方や連邦公開市場委員会(FOMC)声明が支援材料となった。 米連邦準備理事会(FRB)はFOMC声明で、政策金利をゼロ近辺に維持すると改 めて表明。景気後退に対応するために将来にわたって金融市場に対する流動性供給を維持 すると確約した。 そうした中で日本株は、さえない始まりとなった。新型コロナの感染拡大が引き続き 警戒され、上値の重さが意識されている。それでも、物色面ではトヨタ自動車 が10カ月ぶりに年初来高値を更新するなど、随所で地合いの強さを示す動きが目立った 。「ソニー が19年ぶりに1万円を回復したことは、今の相場を象徴する出来事 だ」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)という。 TOPIXは0.07%高で午前の取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆26 37億1800万円。東証33業種では、その他製品、海運業など9業種が値上がり、空 運業、鉄鋼、建設業など24業種が値下がりした。 個別では、トヨタ自動車、ソニー、任天堂 が上値を追い、いずれも年初来高 値更新。ソフトバンクグループ 、東京エレクトロン も堅調だが、富士フ イルムホールディングス が売られ、ファーストリテイリング もさえない 。 きょう東証2部市場に新規上場したオーケーエム は、公開価格1220円に 対して6.5%高の1300円で初値を形成した後、堅調に推移した。 東証1部の騰落数は、値上がりが710銘柄、値下がりが1375銘柄、変わらずが 97銘柄だった。 <11:10> 日経平均はもみあい、指数膠着する中で個別物色が活発化 日経平均はもみあい。前日比変わらず近辺で一進一退となっている。指数は膠着感が 強いものの、個別物色の動きが活発化しており、全体が崩れる雰囲気は感じられない。 市場では「森を見てはいけない相場だ。個別では年初来高値を更新する銘柄が目立っ ており、それが基調の強さを感じさせている」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:10> 日経平均はプラス圏、循環物色の流れ強まる 日経平均はプラス転換し、一時前営業日比48円11銭高の2万6805円51銭で 高値をつけた。その後は前日終値近辺での一進一退の値動きとなっている。東証33業種 では、海運業、情報・通信業、パルプ・紙などの9業種が値上がり。半面、鉄鋼、空運業 、陸運業などの24業種は値下がりとなっている。 市場では「景気敏感株以外にも、出遅れの割安株が買われているほか、ハイテク株の 一角もしっかり。年末に近づき日経平均は2万6000円台での膠着感が強まるなか、循 環物色の流れが中心となりやすい」(国内証券)との声が出ていた。 <09:15> 寄り付きの日経平均は小反落、感染拡大と円高基調が重し 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比12円90銭安の2万6744円 50銭となり、小幅に反落した。16日の米国株式市場はまちまち。ナスダックは最高値 で取引を終えたものの、日経平均は国内での新型コロナウイルス感染拡大や為替の円高基 調が重しとなり、軟調な展開となっている。 東証33業種では、空運業、電気・ガス業、建設業などの22業種は値下がり。海運 業、パルプ・紙、保険業などの11業種は値上がりとなっている。 <08:40> 寄り前の板状況、ほぼ全面的に売り買い拮抗 ホンダは買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ホンダ が買い優勢、トヨタ自動車 、ソニー 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバン クグループ が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り買 い拮抗。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い拮抗となっ ている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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