[東京 18日 ロイター] - <16:15> 日経平均・日足は「十字線」、5日移動平均線上回る 日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「十字線」。厳密に言えば実体部分は「陽」ながら、値幅はわ ずか約12円となり、単独では気迷いを示す足となった。ただ、終値(2万6763円39銭=18日)は 5日移動平均線(2万6749円55銭=同)を上回り、目先は強気ムードの支配が見込まれる。 <15:59> 新興株市場はまちまち、ココペリは初日値付かず 新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均は反落、東証マザーズ指数は続伸した。市場からは「き ょうはIPO銘柄に資金が向かっており指数自体はさえない。ただ、年末は主力株はあまり動かない半面、 新興株をはじめとする中小型が物色される傾向がある。年内は底堅く推移するのではないか」(国内証券) との声が聞かれた。 この日マザーズ市場に新規上場したインバウンドテック は公開価格を28.07%上回る73 00円で初値を形成。その後8150円まで上値を伸ばし、7520円で取引を終えた。同じくマザーズ市 場に上場したココペリ は初日値付かずとなり、3680円買い気配で終了した。 17日にマザーズ市場に新規上場したプレイド 、かっこ 、ビートレンド は上 場2日目のきょう初値を形成し、いずれも公開価格を上回った。プレイドは公開価格を99.37%上回る 3190円で初値を形成後、3635円まで上値を伸ばし、3670円で引けた。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.17%安。個別では、SEMITEC 、ウエスト<171 5.T>、ディーエムソリューションズ がさえない。半面、山王 、ドーン 、細谷火工 はしっかり。 マザーズ指数は前営業日比0.10%安。個別では、バルミューダ がストップ高比例配分とな ったほか、アンジェス 、フリー 、BASE が買われた。半面、弁護士ドットコム 、マクアケ 、プレミアアンチエイジング は売られた。 <14:25> 日経平均はマイナス圏で小動き、日銀総裁会見控え様子見ムード 後場の日経平均はマイナス圏での小動き。全体的に値動きに乏しく、後場の上下の値幅は約78円にと どまっている。市場では「週末であることに加えて、午後3時半から日銀総裁の会見を控えていることもあ り、全体的に様子見ムードが広がっている。ランチタイム中に発表された日銀政策決定会合自体には株価は は反応薄であるものの、会見では緩和や物価目標について具体的な言及がされる可能性があるので、注目さ れている」(国内証券)との声が聞かれた。 東証33業種では、その他製品、ゴム製品、不動産業などの16業種が値下がり。半面、空運業、精密 機器、パルプ・紙などの17業種は値上がりとなっている。 <12:44> 日経平均はマイナス圏でもみあい、日銀決定会合の影響は限定的 日経平均はマイナス圏でもみあい。前場の終値近辺で推移している。ランチタイム中に日銀の金融政策 決定会合の結果が発表され、金融政策の現状維持が伝えられたが、「おおむね市場の予想通りの結果となり 、影響は限定的だ。2%の物価目標達成に向けて検証を行うということも公表された。これに関しては、今 後の対策を打つ上での判断だと考えられ、前向きに捉えてよいのではないか」(国内証券)との声が聞かれ た。 また、「イベントを通過したので、特別材料が出ない限り、後場もマイナス圏で一進一退となりそうだ 」(同)との見通しも聞かれた。 <11:45> 前場の日経平均は反落、週末控え方向感欠く展開に 前場の東京株式市場で、日経平均株価は反落した。前営業日比49円78銭安の2万6756円89銭 で午前の取引を終了。朝方から小安くスタートした後、一時プラス転換したものの、その後は利益確定売り に押されマイナス圏で推移した。週末を控えていることから積極的な取引は手控えられ、全体的に方向感の ない値動きとなった。 TOPIXは0.04%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0790億円と薄商い。東 証33業種中、非鉄金属、空運業、その他 金融業などが値上がり率上位に入った。半面、ゴム製品、その 他製品、機械、不動産業など13業種は値下がり。 市場からは「新型コロナワクチン関連の明るいニュースが出てきた。ただ、日本株を一定程度下支えす る可能性はあるものの、買い上がっていく材料にはなりにくい」(国内証券)との意見が聞かれた。ファイ ザーは18日のランチタイム中、日本国内でワクチンの製造販売承認を申請したと発表した。 きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるが、「おおむね現状維持という市場の見方が多く 、株式市場全体への影響は限定的となるだろう」(三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケット ストラテジスト、市川雅浩氏)とみられている。 個別では、ソニー が連日の年初来高値を更新。一時1万0550円台を付け、20年ぶりの高 値水準となった。新たな買い材料はないものの「このところ新型コロナウイルス感染拡大で巣ごもり需要が 注目されており、ゲーム関連株が活況。その側面も人気の背景にあるようだ」(国内証券)という。 東証1部の騰落数は、値上がり838銘柄に対し、値下がりが1216銘柄、変わらずが128銘柄だ った。 <11:11> 日経平均は小幅安、週末控え様子見も 日経平均は小幅安。前営業日比50円ほど安い2万6700円台半ばで推移している。円高が進行して いることや、国内の新型コロナウイルスの感染者増加に歯止めがかからないことなど懸念材料はあるものの 、米株高を背景に大幅な下落は免れている。市場からは「今日は週末を控えていることもあり、積極的な売 買は手控えられそうだ。このまま、狭いレンジの中でもみあう動きとなるのではないか」(運用会社)との 声が聞かれた。 <10:05> 日経平均は一進一退、指数の動き鈍い中で循環物色が継続 日経平均は前日終値近辺で一進一退。指数の動きが鈍い中で、循環物色の動きが継続している。全体的 には週末とあって見送りムードも強く、方向性は感じられない。 注目されている日銀政策決定会合については「株式市場への影響は限定的になるのではないか」(野村 証券・エクイティ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)との指摘があった。 <09:05> 日経平均は反落後に引き戻す、円高警戒の中で個別物色の動き 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比31円14銭安の2万6775円53銭となり、反 落して始まった後は引き戻している。市場関係者によると、円高への警戒感や、新型コロナウイルスの感染 拡大が懸念される中で、投資家の買い意欲の強さが感じられ、個別物色の動きが活発化しているという。 <08:45> 寄り前の板状況、ソニーとトヨタ自動車は売り優勢に 市場関係者によると、寄り前の板状況は、前日人気化したトヨタ自動車 、ソニー は売 り優勢。一方、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ<9 984.T>など他の主力株は買い優勢となっている。 指数寄与度の大きい銘柄では、ファーストリテイリング が買い優勢となる一方、ファナック<6 954.T>が売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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