[東京 12日 ロイター] - <16:25> 日経平均・日足は「中陽線」、短期的な高値警戒感でも上値余地あり 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「中陽線」。日経平均は連日の昨年来高値(2万8139円03銭 =8日)を更新した。短期急騰による高値警戒感はあるものの、日経平均の終値(2万8164円34銭= 12日)と25日移動平均線(2万6954円94銭=同)の上方乖離(かいり)率は4.5%にとどまっ ており、まだ上値余地はありそうだ。 <15:57> 新興株市場は軟調、直近IPOに売り マザーズは75日線がサポート 新興株市場は軟調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに反落した。直近IPOなどを中心 に利益確定売りの動きが見られた。マザーズ指数では75日移動平均線(1224.63ポイント=12日 )を意識した動きが見られ、下値支持線として機能した。 日経ジャスダック平均は8日ぶりに反落し前営業日比0.01%安。個別では、出前館 、ウエ ストホールディングス 、ハーモニック・ドライブ・システムズ などが軟調。フェローテッ クホールディングス 、オービス 、シンバイオ製薬 はしっかり。 マザーズ指数は反落し前営業日比0.61%安。個別では、ENECHANGE 、AI in side 、フリー が売られる半面、BASE 、メルカリ 、サンバイオ<4 592.T>は買われた。 <14:49> 日経平均は高値圏でもみあい、電力株が堅調 日経平均は高値圏。現在、前営業日比100円ほど高い2万8200円台前半での推移となっている。 市場では「高値警戒感はあるものの、買い意欲が強い。香港ハンセン指数や上海総合指数をはじめアジア株 がしっかりした動きとなっていることも支えとなっている」(国内証券)との声が聞かれた。 東証33業種では、電力・ガス業が値上がり率トップ。寒波で電力需給がひっ迫するなかで、東京電力 ホールディングス 、中部電力 、関西電力 などの電力株は軒並み堅調に推移してい る。 <13:04> 日経平均は終値近辺で一進一退、長期的な先高観が支え 後場の日経平均は前日終値(2万8139円03銭=8日)を挟んだ一進一退の値動きとなっている。 東証33業種では、石油・石炭製品、電気・ガス業、医薬品などの17業種が値上がり。半面、パルプ・紙 、証券業、サービス業などの16業種は値下がりとなっている。 市場では「日経平均が前週短期急騰したことを踏まえると、高値警戒感が台頭してもおかしくないが、 買い意欲は依然として強い。11日の米国株は下がったとはいえ、今年の前半はまだ強い相場が続くという 長期的な先高観が支えとなっているようだ」(運用会社)との声が聞かれた。 <11:45> 前場の日経平均は続伸、高値警戒の中で売り買い交錯 商い膨らむ 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比47円72銭高の2万8186円75銭となり、続伸。 米国株安や前週末の急な上昇による反動から、下落して始まったが、依然として物色意欲は強い。高値警戒 感が生じている中で売り買いが交錯し、前場段階の東証1部売買代金は1兆5000億円超となるなど商い が膨らんだ。 11日の米国株式市場は主要株価3指数が下落。前週に最高値を付けたことから利食い売りが出た。決 算シーズンの開始が待たれる中、米議会でのトランプ大統領の弾劾手続きにも注目が集まっている。 これを受けて日本株は寄り付きは反落してスタート。主力株を中心に利益確定売りが先行する展開とな った。日経平均は一時、前日比で200円を超す下落となり、前週末に2日間という短期間で1000円を 超す上昇に対する反動安の展開になるとみられた。ところが、売り一巡後は押し目買いが流入。前場中盤に はプラスに転じた。 高値警戒感が強いものの「基調の強さに変化がみられない。当面、日経平均は2万8000円を固める 動きになりそうだ」(国内証券)という。 みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「流れに乗り切れなかった投資家の買いが続い ている。バイデン氏の就任式までは、こうした強い動きが続くのではないか」とコメントしていた。 TOPIXは0.05%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5269億9300万円と 膨らんでいる。東証33業種では、石油・石炭製品、医薬品、空運業が上昇した一方、パルプ・紙、証券業 、サービス業などが下落した。 個別では、東京エレクトロン が連日の上場来高値更新となったほか、武田薬品工業 、 任天堂 がしっかり。半面、トヨタ自動車 、エムスリー 、住友金属鉱山 な どがさえない。 東証1部の騰落数は、値上がりが887銘柄、値下がりが1210銘柄、変わらずが85銘柄だった。 <10:55> 日経平均はもみあい、高値警戒感から上値追いに慎重 日経平均はもみあい。マイナス圏から一時前週末比で約150円上昇したものの、その後は伸び悩む展 開となっている。「買い意欲が感じられるが、高値警戒感から上値追いに慎重な様子がうかがえる」(国内 証券)という。 <09:45> 日経平均はプラスに転換、物色意欲の強さを再確認 日経平均は前週末比プラスに転換、連日のバブル後最高値更新となっている。TOPIXもしっかりと なり、昨年来高値を更新した。市場では「押せば買いが入ることが示された。物色意欲の強さを再確認した 格好となっている」(国内証券)との声が聞かれる。 個別では半導体関連株のほか、中外製薬 、武田薬品工業 など薬品株の上昇が目立つ。 <09:05> 日経平均は反落、米国株安や急な上昇に対する警戒感で 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比134円66銭安の2万8004円37銭となり、 反落してスタート。前日の米国株式市場が安かったほか、これまでの急な上昇に対する警戒感から、利益確 定売りが先行する形となっている。安寄りした後も下押しし、前週末比で200円を超す下落となった。 <08:50> 寄り前の板状況、主力銘柄は売り買いまちまち 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソフトバンクグループ が売 り優勢となる一方、ソニー 、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン が買 い優勢となるなど主力銘柄は売り買いまちまち。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、フ ァナック は売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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