[東京 27日 ロイター] - <15:54> 新興株市場は小反発、直近IPOには利益確定売り 新興株市場はしっかり。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに小反発した。米連邦公開市場 委員会(FOMC)や企業決算を控え、全体的に様子見ムードが強いなか、直近IPO銘柄が利益確定売り に押された。一方、時価総額上位銘柄は総じてしっかりで、指数を押し上げた。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.25%高。個別では、AKIBAホールディングス 、シンバイオ製薬 、歯愛メディカル がしっかり。フェローテックホールディングス<689 0.T>、ハーモニック・ドライブ・システムズ 、アサカ理研 は下落した。 マザーズ指数は前営業日比0.42%高。個別では、ジーエヌアイグループ 、ラクス JIG─SAW が買われた。半面、マクアケ 、バルミューダ 、BASE 、プレイド はさえなかった。 <14:50> 日経平均は小動き、上下の値幅62円 決算を材料視した物色が中心 日経平均は前営業日比80円ほど高い2万8600円台前半で小動き。全体的に値動きに乏しく、後場 の日経平均の値幅は上下約62円にとどまっている。市場では「TOPIXはしっかりとした動きとなって いるが、日経平均は値がさ株の一部が売られており上値を追いづらい。全体的に高値警戒感があるなか、決 算を材料視した物色が中心となっている」(国内証券)との声が出ていた。 <13:20> 日経平均は後場もみあい、企業決算とFOMC控え様子見ムード 後場の日経平均は前営業日比70円ほど高い2万8600円台前半でもみあいとなっている。TOPI Xは前営業日比0.45%ほど高い1855ポイント近辺。市場では「FOMCに加え、週の半ばは日米と もに注目企業の決算が相次いで発表されるので、様子見ムードが強まりやすい。日経平均は急ピッチで上昇 したこともあり、今週はスピード調整的な動きとなる可能性が高い」(国内証券)との声が出ていた。 午後1時15分現在での東証1部の売買代金は1兆6065億4800万円。個別では、日東電工 <69 88.T>、ファナック が堅調で日経平均を約52円押し上げる格好となっている。エムスリー <2413 .T>は軟調で5%超安での推移。 <11:45> 前場の日経平均は小反発、FOMC結果待ちで徐々に模様眺め 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比49円88銭高の2万8596円06銭となり、小反発 した。依然として押し目買い機運は高いものの、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちから徐々に模 様眺めとなり、一時マイナスとなる場面もあった。物色面では好決算銘柄が買われている。 26日の米国株式市場はS&P総合500種 とナスダック総合 が最高値から下落して取 引を終えた。投資家が決算内容を消化する中、FOMC結果を控え、値動きは抑制された。 日本株は前日に日経平均が下落した幅を埋める形で堅調なスタート。押し目では物色意欲が強くなるこ とを示した格好だが、前日に今期見通しの上方修正を発表した日東電工 が買い気配で始まるなど、 決算発表シーズンが本格化する中で、業績内容に注視するようになっている。 ただ、今晩にFOMCの結果が明らかになることを前に、上値に対して慎重な様子もうかがえる。市場 では「FOMCと決算発表を両にらみしている様子だ。テクニカル面では2万8600円台に位置する5日 移動平均線を意識する動きになっている」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)と の声が聞かれた。 TOPIXは0.30%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2960億4500万円と やや膨らむ傾向にある。東証33業種では、不動産業、パルプ・紙、電気機器などが値上がりする一方、海 運業、鉄鋼、電気・ガス業などが下落した。 個別では、信越化学工業 、ファナック など決算発表を控える銘柄がしっかりとなった ほか、キーエンス が大幅上昇。半面、エムスリー が下落し、指数寄与度が大きいファース トリテイリング もさえない。 東証1部の騰落数は、値上がりが1170銘柄、値下がりが898銘柄、変わらずが119銘柄だった 。 <11:00> 日経平均は伸び悩み、5日移動平均線を意識する動きに 日経平均は伸び悩んでいる。買いが一巡した後は、上値に対して慎重となり、テクニカル面では2万6 800円台に位置する5日移動平均線を意識しているという。市場では「引き続き注目企業の決算をみたい というムードがあるほか、FOMCの結果を前に積極的に上値を追いづらく、相場全体は徐々に模様眺めと なっている」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:07> 日経平均は堅調、一時200円高 決算材料視した個別物色広がる 日経平均は堅調、前営業日比170円ほど高い2万8700円台前半で推移している。上げ幅は一時2 00円を超え、しっかりした値動きが続いている。 市場からは「FOMCの結果発表を今晩に控え、全体としては様子見ムードも広がりやすい。ただ、決 算内容を材料視した個別物色は活発のようだ」(国内証券)との声が聞かれた。個別では、昨日に決算を発 表した日東電工 が昨年来高値を更新。きょうの引け後に決算発表を控えているファナック も期待先行で値上がりし、昨年来高値を更新した。 <09:06> 寄り付きの日経平均は反発、ファーストリテなどしっかり 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比119円16銭高の2万8665円34銭となり、 反発した。米株先物が小幅にプラスで推移しているほか、日経平均先物がしっかりした値動きとなっている ことが好感され、幅広い業種で買いが先行している。水産・農林業、パルプ・紙、証券業、食料品などが値 上がり。一方、鉄鋼、鉱業は値下がりしている。 指数寄与度の高いファーストリテイリング やソフトバンクグループ がしっかりした値 動きとなっている。半面、半導体関連株はさえない。 <08:46> 寄り前の板状況、総じて売り買い拮抗 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、ホンダ 、 キヤノン 、東京エレクトロン は売り買い拮抗、ソフトバンクグループ は買い優勢 。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り買い拮抗。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ は買い優勢、三井住友フィナンシャル グループ は売り買い拮抗、みずほフィナンシャルグループ は売り優勢。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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