[東京 2日 ロイター] - <15:10> 新興株市場はしっかり、好業績銘柄に対する関心高まる 新興株市場はしっかり。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに続伸した。 市場では「値幅取りの動きのほかに、1部市場と同様、好業績銘柄に対する関心が高まっ ている」(国内証券)との声が聞かれる。 日経ジャスダック平均は、前営業日比0.82%高。個別では、ニッポン高度紙工業 、シンバイオ製薬 などが続騰したほか、ジオマテック も堅調。 半面、沢田ホールディングス がストップ安比例配分となったほか、ウエストホー ルディングス が軟調だった。 マザーズ指数は、前営業日比1.55%高。個別では、グランディーズ がス トップ高となったほか、バルミューダ 、アンジェス がしっかり。一方、 Kaizen Platform 、イオレ などがさえない。 <14:15> 高値もみあい、上値の戻り売り警戒し一進一退の動きに 日経平均は高値もみあい。2万8300円台前半で推移している。一進一退の動きと なっていることについて「前週の急落によって取り残された短期筋の戻り売りが控えると みられ、それを警戒してここからの上値取りに慎重となっているようだ」(国内証券)と の声が聞かれた。 午後2時15分現在、東証1部の売買代金は1兆8762億1100万円と比較的高 水準。売り買いが交錯していることがうかがえる。 <12:50> 日経平均は高値圏、緊急宣言延長の影響は限定的との声も 日経平均は前営業日比230円ほど高い2万8300円台前半と、日中高値圏で推移 している。前場に続き半導体関連株がしっかりした動きとなっているほか、好業績銘柄を 中心に物色が広がっている。 政府はきょう、緊急事態宣言について栃木県のみ解除し10都府県では延長すること を正式決定する見通しだが、市場では「(宣言延長は)既に織り込まれていたので、相場 全体への影響は限定的のようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:45> 前場の日経平均は続伸、米株高を好感 円安も支援材料に 前場の東京株式市場で、日経平均は続伸。前営業日比285円15銭高の2万837 6円20銭で午前の取引を終えた。前日の米国株式市場で主要3指数が前週の大幅安から 反発した流れを引き継ぎ、日経平均も朝方から堅調にスタート。一時、マイナス圏に沈む 場面もあったが、その後は騰勢を強め上げ幅が拡大した。円安も支援材料となり、主力株 や半導体関連株を中心に買いが先行した。 TOPIXは0.96%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2449 億円。東証33業種中、証券業、医薬品、電気・ガス業の3業種以外は値上がり。非鉄金 属、鉄鋼、鉱業、輸送用機器などが値上がり率上位に入った。 市場からは、「投資家の不安心理を示すVIX指数 が低下したほか、円安も支 援材料となりきょうはプラス圏で堅調に推移するのではないか」(野村証券のエクイティ ・マーケット・ストラテジスト、澤田麻希氏)との見方が出ている。 ただ、日経平均は先週末に大幅下落したことを受け、「目先としては、2万8500 円近辺になると利益確定売りが先行し、上値の重い相場展開が続くとみられる」(国内証 券)との指摘も聞かれた。 個別では、資生堂 が大幅続伸し6%超高で推移。東証1部の値上がり率上位 に入った。1日、2020年12月期連結業績予想を上方修正し、純損益を120億円の 赤字(従来は300億円の赤字)、営業損益を150億円の黒字(同100億円の赤字) に見直したと発表したことが好感された。 その他、アドバンテスト 、東京エレクトロン など半導体関連株がし っかり。 東証1部の騰落数は、値上がり1708銘柄に対し、値下がりが銘410柄、変わら ずが72銘柄だった。 <10:47> 日経平均は上げ幅拡大、米株先物堅調 半導体関連株がしっかり 日経平均は上げ幅を拡大、前営業日比210円ほど高い2万8300円近辺で推移し ている。米株先物が堅調に推移しているほか、ドル/円相場が昨日の場中の水準に比べて やや円安に振れていることも支援材料となっている。 市場からは「昨日の米国株市場では、ハイテク株中心のナスダック総合指数の上昇率 が高くなった。これを受けて、きょうは半導体関連株を中心に堅調な動きとなっている」 (国内証券)との声が聞かれた。個別では、東京エレクトロン 、アドバンテスト 、TDK などがしっかり。 <09:58> 日経平均は小幅高水準でもみあい、米株先物はさえない動き 日経平均は小幅高水準でもみあい。前営業日比30円ほど高い2万8100円台前半 での推移となっている。時間外取引での米株先物がさえない動きとなっていることが重し となり、一時マイナス圏に転落した。 市場では「VIX指数 は低下し、個人投資家と空売りファンドの対立を巡る混 乱は落ち着いてきてはいるが、警戒感は完全に払しょくされたわけではない。企業決算以 外での材料は特に見当たらないこともあり、上値の重い展開となっている」(国内証券) との声が出ていた。 <09:05> 寄り付きの日経平均は続伸、米株高を好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比116円43銭高の2万8207 円48銭となり、続伸した。オーバーナイトの米国株式市場で主要3指数が前週の大幅安 から反発した流れを引き継いだ。主力株やハイテク株を中心に押し目買いが優勢となって いる。 <08:33> 寄り前の板状況、トヨタなど主力銘柄に買い優勢が目立つ 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、 東京エレクトロン は買い優勢、ホンダ 、キヤノン 、ソフトバン クグループ は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック<6 954.T>は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ は売り買い拮抗、みずほフィナンシャルグループ は買い 優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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