[東京 3日 ロイター] - <15:57> 新興株市場は3日続伸、安心感広がる 好業績銘柄に買い 新興株市場はしっかり。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに3日続伸し た。市場では「東証1部、新興株市場ともに安心感が広がっている。決算シーズンという こともあり、好決算を発表した銘柄を中心に買いが入っている」(国内証券)との声が聞 かれた。 日経ジャスダック平均は、前営業日比0.31%高。個別では、ハーモニック・ドラ イブ・システムズ 、テクノホライゾン がしっかり。大塚家具 はストップ高比例配分となった。半面、ジオマテック 、田中化学研究所 <4080.T >、CAICA が軟調だった。 マザーズ指数は、前営業日比0.44%高。個別ではケアネット 、オークフ ァン 、PKSHA Technology がしっかり。ミンカブ・ジ・ インフォノイド がストップ高比例配分。一方、JTOWER 、Jストリ ーム 、ヘッドウォータース などがさえない。 <14:40> 日経平均は250円高、戻り高値へ値固め ハイテク関連は軟調 日経平均は前営業日比250円ほど高い2万8600円台前半でのもみあいとなって いる。市場では「先週は米国株式市場での混乱が嫌気され大幅安となったが、今は落ち着 きをみせており、日経平均は1月14日の戻り高値である2万8979円53銭に向けて 値固めをする動きとなってきている。今のところ特段ネガティブな材料はない。金融政策 の方向感が変わるなどがない限り、本格的に下げにはならないだろう」(国内証券)との 声が出ていた。 指数寄与度の高い銘柄では、エムスリー 、TDK 、アドバンテスト 、東京エレクトロン 、太陽誘電 などのハイテク関連株が総じて 軟調。TOPIXは1%超高で1870ポイント近辺での推移となっている。 <13:05> 日経平均は後場もみあい、200円高 安心感広がる 後場の日経平均はもみあい。前営業日比200円ほど高い2万8500円台半ばでの 推移となっている。市場では「先週まであった警戒感は和らぎ、安心感が広がり地合いは いい。ただ、きょうで3日続伸で2万8500円をつけたため、利益確定売りが出やすい 水準。積極的に上値は追えないだろう」(国内証券)との声が出ていた。 午後1時現在での東証1部の売買代金は1兆6191億7000万円。東証33業種 では、空運業、不動産業、輸送用機器など28業種が上昇し、電気機器、パルプ・紙、機 械など5業種は値下がりとなっている。 <11:45> 前場の日経平均は3日続伸、不安心理が後退 一巡後は伸び悩み 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比190円14銭高の2万8552円3 1銭となり、3日続伸となった。米株高を受けて市場の不安心理が後退。幅広く物色され たものの、買い一巡後は上値の重さが意識され全体的に伸び悩んだ。 2日の米国株式市場は大幅続伸。引け後の決算発表を前にアマゾン・ドット・コム<A MZN.O>やアルファベット が買われたほか、大規模な新型コロナウイルス経済対 策への期待が追い風となった。 直近の懸念材料となっていた米国株式市場の投機に関して、「政治問題化するとの懸 念もあったが、収束の方向に向かった格好となり、投資家の間に安心感を生じさせている 」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声が聞かれ、買い直 しの機運が高まった格好。朝方から主力銘柄を中心に広範囲に買いが入り、日経平均は5 営業日ぶりに2万8500円台を回復した。 ただ、買い一巡後は伸び悩み、中盤からは一進一退の展開となった。市場では「2万 8500円以上の水準では戻り売りが警戒される。そのため、上値を取るにはもう少し商 いの膨らみが必要になりそうだ」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との指摘もある。 TOPIXは0.85%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3546 億9400万円だった。東証33業種では、空運業、輸送用機器、陸運業などが上昇し、 値下がりは電気機器など3業種にとどまっている。 個別では、トヨタ自動車 が商いを伴い上値を追ったほか、ソフトバンクグル ープ も高いが、朝方は堅調だった東京エレクトロン は値を消した。 東証1部の騰落数は、値上がりが1543銘柄、値下がりが546銘柄、変わらずが 99銘柄だった。 <11:10> 日経平均は上げ一服、上値の重さを意識し買い手控えに 日経平均は上げ一服。5営業日ぶりに2万8500円台を回復したが、「この水準か らヤレヤレの戻り売りも多くなり、上値が重くなる。それが意識され、買い手控えられて いるようだ」(国内証券)という。 午前11時10分現在で、東証1部の売買代金は1兆2000億円台。日々のペース で3兆円を超えないと上値を取りに行くのは難しいとの見方も出ている。 <10:16> 日経平均は上げ幅拡大、一時300円高 好決算銘柄で物色活発 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比240円ほど高い2万8600円近辺で推移 。上げ幅は一時300円を超え、堅調な値動きが続いている。好決算を発表した銘柄で物 色が活発となっているほか、円安も支援材料になっている。 市場からは、「当面は3歩進んで2歩下がるようなイメージで足場を固めながら、1 月14日に付けた高値の2万8979円53銭を目指していく動きになるのではないか」 (国内証券)との声が聞かれた。 <09:06> 寄り付きの日経平均は3日続伸、米株高の流れ引き継ぐ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比120円54銭高の2万8482 円71銭となり、3日続伸となった。前日の米国市場で主要3指数がそろって上昇した流 れを引き継ぎ、日本株市場でも幅広い業種で買いが先行している。東証33業種では、保 険業、鉱業、輸送用機器などが値上がり率上位に入っている。半面、医薬品、パルプ・紙 、精密機器は値下がり。 <08:32> 寄り前の板状況、トヨタやソニーは買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー は 買い優勢、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバン クグループ は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り買 い拮抗。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ は買い優勢、三井住 友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い 拮抗。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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