[東京 4日 ロイター] - <14:23> 日経平均は弱含み、2万8000円台値固めの動きに 日経平均は弱含み、前営業日比280円ほど安い2万8300円台半ばで推移してい る。市場からは「前週末の急落から、今週は3日間で1000円近く上昇しており利益確 定売りも出やすい。目先としては、売り買いが交錯しながら、来週、再来週にかけて2万 8000円台値固めの動きとなるのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:05> 日経平均は一時300円超安、先物主導で下げ加速 グロース売り 優勢 後場の日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比250円ほど安い2万8300円台後 半での推移となっている。ランチタイムで先物が下落したことで、現物市場でも後場寄り から売りが先行した。 市場では「特段な材料はないが、バリュー買い・グロース売りの流れが継続しており 、このところ堅調だった半導体関連銘柄などが売られている。ただ、個別では好決算を材 料視した物色も活発となっており、好決算の織り込みは進んでいるようだ」(国内証券) との声が出ていた。 そのほか「森喜朗会長の発言で、オリンピックの開催が一層危うくなっている。午後 に会見をするとの話もあるので、いったん手仕舞い売りが優勢となっている可能性もある 」(別の証券会社)との声も出ていた。 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長は3日に「女性がたくさん入っている 理事会は時間がかかる」などと発言。森会長は4日、毎日新聞の取材に対し、辞任の可能 性に言及した。組織委によると、森会長は午後2時から会見を開くという。 <11:48> 前場の日経平均は4日ぶり反落、利益確定売り ソニー8%超高 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比130円50銭安の2万8516円0 0銭となり、4日ぶりに反落した。直近3日間の戻りが1000円を超え、スピードが速 かったことから警戒感が生じ、利益確定や、やれやれの売りが先行した。日経平均は前場 を通してマイナス圏での一進一退の値動きが継続した。前日に好決算を発表したソニー<6 758.T>は8%超高となった。 3日の米国株式市場は、ダウ工業株30種 とS&P総合500種 が3日 続伸。アルファベット をはじめ引き続き好決算銘柄が買われている。一方、ゲ ームストップ など一連の銘柄の激しい値動きは落ち着きつつあり、投資家の不安 心理を示すボラティリティー・インデックス(VIX、恐怖指数) は低下した。 市場では「日経平均は短期間で1000円超の戻りを演じたため、当然の調整と言え る。先駆した半導体関連株が売られる一方で、出遅れ銘柄が前日あたりから物色されてお り、流れとしては悪くない。全体としては、基本的な流れには変化はなく、今後も好業績 を織り込む動きが続くとみている」(証券ジャパンの投資情報部長、大谷正之氏)との声 が出ていた。 TOPIXは0.07%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4196 億1500万円だった。東証33業種では、証券業、海運業、鉱業、ゴム製品などの23 業種が値上がり。半面、化学工業、サービス業、機械などの10業種は値下がりした。 個別では、好決算を発表したソニーが上値を追い8.84%高。2000年9月以来 の高値水準となっている。3日発表した21年3月期の連結純利益(米国基準)予想を前 年比86.4%増の1兆0850億円に上方修正し、創業以来初めて連結純利益が1兆円 を超える見通しとなったことが好感された。 そのほか、東京エレクトロン 、エムスリー 、アドバンテスト <68 57.T>、ファナック などの指数寄与度の高い銘柄は軟調。4銘柄で日経平均を約 120円押し下げる格好となった。 東証1部の騰落数は、値上がりが1192銘柄、値下がりが893銘柄、変わらずが 105銘柄だった。 <09:55> 日経平均がさえない、好決算銘柄中心に買われTOPIXはプラス 日経平均がさえない動きを続けている。午前9時55分現在、東証1部の騰落数は値 上がり1158銘柄、値下がり900銘柄と、値上がり銘柄数の方が多い。好決算銘柄中 心に買われ、TOPIXも堅調に推移。ただ、半導体関連株など一部値がさ銘柄の下落が 影響して日経平均はマイナスを余儀なくされているという。 市場では「下げている半導体関連株も決算内容が良かっただけに、先行き物色される 可能性がある。きょうはTOPIXが終値で昨年来高値を更新できるかどうかがポイント になりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は反落、警戒感から利益確定やヤレヤレ売りが先行 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比89円04銭安の2万8557円 46銭となり、反落してスタート。直近3日間の戻りが1000円を超え、スピードが速 かったことから警戒感が生じ、利益確定やヤレヤレの売りが先行した。 一方、前日に上方修正を発表したソニー が大幅上昇して昨年来高値を更新す るなど、好決算銘柄を物色する動きが続いている。 <08:40> 寄り前の板状況、ソニーが買い優勢 前日上昇の銀行株は売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、前日に好決算を発表したソニー が 買い優勢となっている。主力銘柄では、キヤノン が買い優勢、ホンダ 、 ソフトバンクグループ は売り買い交錯、トヨタ自動車 、東京エレクトロ ン は売り優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナッ ク は買い優勢となっている。 一方、前日上昇した三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナ ンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ など銀行株は売り優 勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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