[東京 8日 ロイター] - <15:34> 新興株市場は小幅高、大型株に人気が集中 新興株市場は小幅高。日経ジャスダック平均は小幅続伸、東証マザーズ指数は小反発 した。市場からは「日経平均やTOPIXの伸び率に比べ、新興株市場の上昇率は小幅に とどまっている。日経平均が1日を通して堅調に推移する中、きょうは大型株に人気が集 中していたようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 日経ジャスダック平均は、前営業日比0.36%高。個別では、フジタコーポレーシ ョン がストップ高で取引を終えたほか、CAICA 、フィスコ<3807.T >などが値上がり。一方、不二精機 、ホロン はさえない。 マザーズ指数は、前営業日比0.44%高。個別では、JIG─SAW がス トップ高で取引を終えたほか、フリー 、メルカリ が上昇。半面、JTO WER 、アンジェス などは値下がり。 <14:30> 日経平均は高値もみあい、利益確定売り吸収し商い膨らむ 日経平均は高値もみあい。前引けの高値を抜け切れないが、反対に押す気配も感じら れず、2万9300円台で一進一退となっている。市場では「商いの膨らみが示している ように、利益確定売りはしっかり吸収されており、基調の強さを感じされている」(国内 証券)との声が聞かれた。 午後2時30分現在、東証1部の売買代金は2兆5643億7300万円となってい る。 <12:52> 日経平均は高値圏、経済正常化の先を見据える動きに 日経平均は高値圏で堅調に推移、前営業日比560円ほど高い2万9300円台前半 で推移している。市場からは「短期的には調整が行われてもおかしくないと思っていたが 、予想に反して急騰し過ぎている印象。バリュー株の上昇からも、市場は既に経済正常化 のその先を見据えて動いているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 東証33業種では全業種で値上がり、鉱業、鉄鋼、海運業などが値上がり率上位に入 っている。 <11:43> 前場の日経平均は30年半ぶり2万9000円回復、TOPIXもバブル 後高値更新 前場の東京株式市場で、日経平均株価は1990年8月以来、30年半ぶりに2万9 000円を回復した。前場の終値は前営業日比598円99銭高の2万9378円18銭 となり大幅続伸。米追加経済対策への期待感から日経平均は朝方から堅調にスタートした 後も徐々に騰勢を強め、上げ幅は一時610円超で2万9397円57銭の高値を付けた 。TOPIXも底堅く推移し、一時1924.42ポイントを付け、バブル後高値を更新 した。 TOPIXは1.72%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆6987 億円。東証33業種では、全業種で値上がりとなった。 市場からは、「目先としては、経済正常化から次なる経済発展への道筋を模索する動 きになるのではないか。きょうは企業決算以外は特段材料もなく、過熱感と経済正常化へ の期待がもみ合うような展開が予想される」(国内証券)との声が聞かれた。 また、日経平均が短期間で急上昇したことを受け、高値警戒感を指摘する見方も出て いる。SMBC信託銀行の投資調査部長、山口真弘氏は「さすがに上昇スピードが速い印 象は否めない。2万9000円を回復し達成感が広がりやすい水準でもあり、大引けにか けてどれくらいの水準を保てるかがきょうのポイントになりそうだ」と話す。 個別では、日本製鉄 やNTT など、5日に好決算を発表した銘柄が 上昇。また、きょうの引け後に決算発表を控えているソフトバンクグループ は5 %超高となり、連日のITバブル後高更新となった。好決算への期待で買いが先行した。 東証1部の騰落数は、値上がり1651銘柄に対し、値下がりが458銘柄、変わら ずが80銘柄だった。 <10:35> 日経平均は600円高、TOPIXともにしっかり 米追加経済対策 への期待で 日経平均は上げ幅を拡大。現在前営業日比600円ほど高い2万9300円台後半で の推移となっている。一時613円44銭高の2万9392円63銭まで上昇した。TO PIXも高値圏での推移となっており、現在前営業日比1.50%ほど高い1920ポイ ント近辺。 市場では「米追加経済対策が財政調整法を活用して早期に成立するほか、個人給付金 も1人1400ドル規模のものが成立する見通し。給付金を得た個人投資家により、株式 市場が再び活発化するとの期待が高まっているようだ」(国内証券)との声が出ていた。 <09:30> 日経平均・TOPIXともにバブル崩壊後の高値、底上げ相場の様 相 日経平均は急速に上げ幅を更新し、前営業日比450円超高の2万9200円台後半 。日経平均、TOPIXともにバブル崩壊後の高値を更新し、底上げ相場の様相を呈して いる。 東証33業種では、全業種が値上がり。鉄鋼、鉱業、海運業、不動産業、繊維業、陸 運業などが値上がり率上位となっている。 <09:10> 寄り付きの日経平均は続伸、TOPIXは連日の昨年来高値更新 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比52円39銭高の2万8831円 58銭となり、続伸した。その後も上げ幅を拡大し、現在前営業日比150円ほど高い2 万8900円台前半。TOPIXは連日の昨年来高値更新となり、1900ポイントでの 推移となっている。前週末の米国株式市場が上昇した流れを引き継ぐ展開となっている。 東証33業種では、鉄鋼、鉱業、水産・農林業、不動産業などの31業種が値上がり 。医薬品、ガラス・土石製品の2業種は値下がりとなっている。 <08:43> 寄り前の板状況、ソニーは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソニー は売り優勢、ホンダ<7267. T>、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ は買い優勢、トヨタ自動 車 、キヤノン は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り買 い拮抗。 メガバンクでは、三井住友フィナンシャルグループ が買い優勢、三菱UFJ フィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い 拮抗。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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