[東京 15日 ロイター] - <11:20> 日経平均はもみあい、350円高 短期的上昇による警戒感 日経平均は3万円を30年半ぶりに回復した後は伸び悩み、現在前営業日比350円 ほど高い2万9800円台半ばでのもみあいとなっている。東証33業種では鉱業、石油 ・石炭製品、精密機器などの24業種が値上がり。空運業、繊維業、ゴム製品などの9業 種は値下がりとなっている。 市場では「3万円を回復した後は上値が重い。景気は製造業を中心に回復へ向かって いるため、株価が強いのはうなずけるが、水準としては高すぎる。実体経済からはかけ離 れており、説明がつかない」(運用会社)との声が出ていた。 <10:10> 日経平均は3万円回復後伸び悩み、踏み上げに一巡感も 日経平均は3万円を30年半ぶりに回復した後は伸び悩んでいる。急な上昇に対する 警戒感のほか、目標達成感が台頭。徐々に値を消す展開となった。 市場では「日経平均3万円を前にして、仕組債に絡んだ先物の買いが活発化したので はないか。あらかた午前中で踏み上げは一巡し、午後は伸び悩む可能性もある」(国内証 券)との声が出ていた。 <09:08> 寄り付きの日経平均は反発、TOPIXと共にバブル後高値更新 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比142円34銭高の2万9662 円41円となり、反発した。前週末の米国株市場でナスダック総合とS&P総合500種 が終値ベースで最高値を更新した流れを引き継ぎ、日経平均は堅調なスタートとなった。 寄り付き後には上げ幅を拡大し2万9875円04銭の高値を付け1990年8月以来の 高水準となり、バブル後高値を更新。TOPIXも堅調に推移し、一時1948.40ポ イントと1991年6月以来の水準を付け、バブル後高値を更新した。 東証33業種では、電気・ガス業以外の32業種が値上がり。鉱業、石油・石炭製品 、銀行業、証券業などが値上がり率上位に入っている。 <08:23> 寄り前の板状況、ファーストリテやファナックが買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 は売り買い拮抗、ソ ニー 、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフト バンクグループ は買い優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も買い優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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