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〔マーケットアイ〕株式:新興株市場は後半失速、高値警戒で利益確定売り

    [東京 15日 ロイター] - 
    <15:10> 新興株市場は後半失速、高値警戒で利益確定売り
    
    新興株市場は後半に失速した。日経ジャスダック平均は6日ぶりに、東証マザーズ指
数は小幅続伸。いずれも昨年来高値を更新したものの「高値警戒感から利益確定売りに押
された」(国内証券)との声が聞かれ、徐々に値を消す展開となった。
    
    日経ジャスダック平均は0.46%安。個別では、CAICA        が投機資金を
集めて大幅高となったほか、大阪油化工業        がストップ高となった。シンバイオ製
薬        もしっかりだが、日本マクドナルドホールディングス        、ワークマン<7
564.T>などがさえない。
    
    マザーズ指数は2.73%高。個別では、QDレーザ        がストップ高に買われ
たほか、BASE        も高い。半面、直近IPOのアールプランナー        が下落
し、メルカリ        も反落。AI inside        も軟調に推移した。
    
    <14:05> 日経平均は上値追い、盛り返して再び3万円乗せ
    
    日経平均は上値追いの展開となっている。「3万円にワンタッチしたことで目標達成
感から一服したが、長期的な上昇トレンドに変わりはないため、売り一巡後は買いが入る
」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との指摘のように、盛り返して再び3万円台に乗せて
きた。
    
    市場では「3万円回復でムードはさらに良くなり、耐え切れない売り方が踏まれてい
るようだ」(国内証券)との声も聞かれる。
    
    
    <12:53> 日経平均はしっかり、400円超高 米株先物が支え
    
    日経平均は後場しっかり。前営業日比400円ほど高い2万9900円台半ばでの推
移となっている。時間外取引での米株先物がしっかりとした動きとなっていることが支え
となっている。
    
    市場では「アジアの株式市場が春節(旧正月)に伴い休場となり全体的に材料に欠け
るなか、日経平均は米株先物の上昇を手掛かりにしっかりとした動きとなっている」(国
内証券)との声が出ていた。     
    
    
    <11:55> 日経平均が一時3万円回復、30年半ぶり 米株高など好感
    
    前場の東京株式市場で、日経平均株価は一時486円39銭高の3万0006円46
銭まで上昇し、1990年8月3日以来、30年半ぶりに3万円の大台に乗せた。前週末
の米国株市場でナスダック総合とS&P総合500種が終値ベースで最高値を更新した流
れを引き継いだほか、前場が開く直前に発表された日本の10─12月期実質国内総生産
(GDP)も支えとなった。ただ、3万円回復後は急な上昇に対する警戒感のほか、目標
達成感が台頭し、上げ幅を縮小。前営業日比347円11銭高の2万9867円18銭で
前場の取引を終えた。
    
    内閣府が発表した2020年10―12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整値
)は前期比年率プラス12.7%と2四半期連続のプラスとなった。「GoToキャンペ
ーン」で旅行や外食が活発化したことや、自動車を中心に製造業が復調してきたことなど
が押し上げ要因になったとみられる。一方、20年暦年ではマイナス4.8%と、リーマ
ン・ショック時の09年に次ぐ落ち込みとなった。
    
    市場からは「GDPが2四半期連続の2桁成長となったのはサプライズ。冷静に考え
ると景気はコロナ前の水準を下回っているほか、決算も一巡し材料不足となっているなか
で、取引直前に想定以上に強いGDPが出て売り方の買い戻しが集中したようだ」(ニッ
セイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏)との声が出ていた。「地合い
自体は変わっていない。好材料に乏しいので、積極的に買い上がるのは難しい」(同)と
いう。
    
    TOPIXも6日続伸し0.68%高で午前の取引を終了。6営業日連続でバブル後
高値を更新し、一時1956.60ポイントまで上昇した。
    東証1部の売買代金は1兆3625億8000万円。東証33業種では鉱業、石油・
石炭製品、精密機器、銀行業などの24業種が値上がり。空運業、繊維業、ゴム製品など
の9業種は値下がりとなっている。
    
    個別では、ファーストリテイリング        、ソフトバンクグループ        、オリ
ンパス        、エムスリー        、ファナック        など、指数寄与度の高い銘柄
がしっかり。5銘柄で日経平均を約210円押し上げる格好となった。
    
    その他、アウトドア製品の開発・製造・販売などを手掛けるスノーピーク        は
ストップ高となっている。2日発表した2021年12月期の通期連結業績予想で、純利
益を前期比9.1%増の11億4400万円としたことが好感された。
    
    東証1部の騰落数は、値上がり1152銘柄に対し、値下がりが948銘柄、変わら
ずが91銘柄だった。
    
    
    <11:20> 日経平均はもみあい、350円高 短期的上昇による警戒感
    
    日経平均は3万円を30年半ぶりに回復した後は伸び悩み、現在前営業日比350円
ほど高い2万9800円台半ばでのもみあいとなっている。東証33業種では鉱業、石油
・石炭製品、精密機器などの24業種が値上がり。空運業、繊維業、ゴム製品などの9業
種は値下がりとなっている。
    
    市場では「3万円を回復した後は上値が重い。景気は製造業を中心に回復へ向かって
いるため、株価が強いのはうなずけるが、水準としては高すぎる。実体経済からはかけ離
れており、説明がつかない」(運用会社)との声が出ていた。
    
    
    <10:10> 日経平均は3万円回復後伸び悩み、踏み上げに一巡感も
    
    日経平均は3万円を30年半ぶりに回復した後は伸び悩んでいる。急な上昇に対する
警戒感のほか、目標達成感が台頭。徐々に値を消す展開となった。
    
    市場では「日経平均3万円を前にして、仕組債に絡んだ先物の買いが活発化したので
はないか。あらかた午前中で踏み上げは一巡し、午後は伸び悩む可能性もある」(国内証
券)との声が出ていた。
    
    
    <09:08> 寄り付きの日経平均は反発、TOPIXと共にバブル後高値更新
    
    寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比142円34銭高の2万9662
円41円となり、反発した。前週末の米国株市場でナスダック総合とS&P総合500種
が終値ベースで最高値を更新した流れを引き継ぎ、日経平均は堅調なスタートとなった。
寄り付き後には上げ幅を拡大し2万9875円04銭の高値を付け1990年8月以来の
高水準となり、バブル後高値を更新。TOPIXも堅調に推移し、一時1948.40ポ
イントと1991年6月以来の水準を付け、バブル後高値を更新した。
    
    東証33業種では、電気・ガス業以外の32業種が値上がり。鉱業、石油・石炭製品
、銀行業、証券業などが値上がり率上位に入っている。
    
    
    <08:23> 寄り前の板状況、ファーストリテやファナックが買い優勢
    
    市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車        は売り買い拮抗、ソ
ニー        、ホンダ        、キヤノン        、東京エレクトロン        、ソフト
バンクグループ        は買い優勢。
       
    指数寄与度の大きいファーストリテイリング        、ファナック        も買い優
勢。
    
    メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ        、三井住友フィナン
シャルグループ        、みずほフィナンシャルグループ        は売り買い拮抗。   
    
    東証第1部出来高上位50銘柄       
    東証第1部値上がり率上位50銘柄       
    東証第1部値下がり率上位50銘柄       
    日経225先物        
    SGX日経225先物        
    TOPIX先物        
    日経225オプション            
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