[東京 8日 ロイター] - <15:49> 日経平均・日足は「大陰線」、5日線と25日線は「デッドクロス」 日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「大陰線」、弱気な投資家心理を表している。5日移動平均線 (2万9100円99銭=8日)が25日線(2万9323円61銭=同)を上から下に突き抜け、株価が 下落に転じるサインの「デッドクロス」となっている。 交差の角度が緩やで、「強い売りのサイン」とはいえなさそうだが、目先としては不安定な動きが続き そうだ。 <15:27> 新興株市場はまちまち、直近IPOや時価総額大きい銘柄で売り先行 新興株市場はまちまち、日経ジャスダック平均はほぼ横ばい、東証マザーズ指数は4日続落した。米長 期金利の動向を巡り市場には警戒感が広がる中、マザーズ市場では直近IPO銘柄や時価総額の大きい銘柄 で利益確定売りが広がった。 日経ジャスダック平均は0.09%高。個別では、エコミック が一時ストップ高となったほ か、シンバイオ製薬 もしっかり。一方、リバーエレテック 、室町ケミカル 、アピ リッツ などはさえない。 マザーズ指数は1.72%安。個別では、イグニス がストップ高比例配分となったほか、アン ジェス 、ウェルスナビ などが堅調。半面、フリー 、BASE 、プレイド などが安い。 <14:27> 日経平均は軟調、米長期金利の動向に警戒続く 日経平均は前営業日比160円ほど安い2万8700円台近辺で軟調に推移している。前場はしっかり した値動きが続いていたが、後場に入ってからはさえない展開となっている。市場からは「特段、新規材料 はないが、米長期金利の動向を巡って不安定な相場環境が続く中、(日経平均は)上昇すると利益確定売り も出やすい状況だ」(国内証券)との声が聞かれた。 東証1部の騰落数では、値上がり銘柄が約4割、値下がり銘柄が約5割と、相場全体が総崩れしている 状況ではない。ただ、指数寄与度の高い半導体関連株などが弱く、相場全体の重しとなっている。 <13:04> 日経平均はマイナス転化、米株先物やアジア株軟調が重し 後場に入り、日経平均はマイナス転化。前営業日比140円ほど安い2万8700円台前半で推移して いる。アジア株や米株先物が軟調に推移し、相場の重しとなっている。市場からは「鉱業や鉄鋼、石油・石 炭製品など素材やエネルギー関連は堅調な一方、半導体関連やハイテク株の売りが相場を押し下げている。 また、新型コロナウイルスの新規感染者数が世界的に減少傾向にある中、サービス消費の盛り上がりを市場 が織り込み始め、巣ごもり関連銘柄では利益確定売りが先行しているようだ」(国内証券)との声が聞かれ た。 <11:40> 前場の日経平均は反発、米株上昇と円安好感 後半伸び悩む 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比61円71銭高の2万8926円03銭となり、反発し た。前週末の米株上昇や円安を好感して買い先行で始まったものの、時間外取引で米株先物が軟化するにつ れ、前場後半から全体は伸び悩んだ。 5日の米国株式市場は荒い値動きの中、大幅に反発した。ナスダック総合 は約1.5%高。主 要3指数はともに序盤の下落から切り返して上昇した。米労働省が5日発表した2月の雇用統計は、非農業 部門雇用者数が前月比37万9000人増と、市場予想の18万2000人増を上回る伸びとなった。 一方、外為市場ではドル/円が108円台と円安基調にあり、米株高とともに好感される材料となって いる。日本株は朝方から景気敏感株を中心に幅広く物色された。ただ、買い一巡後に伸び悩み、日経平均は 徐々に値を消す展開に。「時間外取引で米株先物が軟化したことが気にされている」(国内証券)という。 市場では「週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えている一方、来週のFOMC(連邦公開市 場委員会)に関心が集まっている。米長期金利の動向に一喜一憂する状況が続くのではないか」(野村証券 ・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声も聞かれた。 TOPIXは0.46%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4660億2900万円だ った。東証33業種では、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品などが上昇し、値下がりはその他製品など6業種に とどまっている。 個別では、トヨタ自動車 など主力輸出関連株に堅調な銘柄が目立つほか、日本製鉄 な ど景気敏感株がしっかり。半面、指数寄与度が大きいファーストリテイリング が朝高の後は売られ た。 東証1部の騰落数は、値上がりが1341銘柄、値下がりが736銘柄、変わらずが117銘柄だった 。 <11:03> 日経平均は高値もみあい、景気敏感株が底堅い動き 日経平均は高値もみあい。引き続き景気敏感株や出遅れ銘柄が底堅い動きとなっている。市場では「急 な下げに対する警戒感もあって引き戻した格好だが、その主導は前週から買われていた景気敏感株であり、 直近の波乱局面で金融相場から業績相場に移行したと感じさせる」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:08> 日経平均はもみあい、290円高 米株先物しっかり 日経平均は前営業日比290円ほど高い2万9100円台半ばでのもみあいとなっている。時間外取引 での米株先物の底堅い動きが支えとなっている。 市場では「当面は米長期金利の動きに一喜一憂する展開が続くだろう。目新しい材料はなく、市場の目 線は来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)と日銀政策決定会合に向いている。方向感に欠けるなか、個 別の材料で動く相場展開となるのではないか」(国内証券)との声が出ていた。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反発、米株高と円安を好感 ファストリ2%超高 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比343円87銭高の2万9208円19銭と反発し た。前週末の米国株式市場の堅調な動きと為替の円安を好感した。 東証33業種では、ゴム製品、その他製品以外の31業種が値上がり。鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品、 保険業、輸送用機器などが値上がり率上位となっている。個別ではファーストリテイリング 、東京 エレクトロン 、ファナック などの値がさ株がしっかり。3銘柄で日経平均を約150円押 し上げている。 <08:45> 寄り前の板状況、主力株は総じて買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、ホンダ 、 キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ は買い優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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