[東京 12日 ロイター] - <10:56> 日経平均は底堅い、米長期金利の上昇一服で安心感 日経平均は底堅い。前営業日比160円ほど高い2万9300円台後半で推移してい る。半導体関連株などが相場を押し上げているほか、景気敏感セクターの物色も活発にな っている。 市場からは「米10年債利回りが1.5%程度で落ち着き、上昇が一服したことで安 心感も広がっているようだ。ただ、米追加経済対策やワクチン普及など材料出尽くし感も あり、今後は企業業績に注目が集まりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:55> 日経平均は強もちあい、重要イベント控え模様眺め 日経平均は強もちあい。半導体関連株が全体をリードしている格好となっているが、 直近に物色されたバリュー系銘柄に一服するものが目立つなど、まちまちの状態となって いる。「FOMCや日銀政策決定会合を来週に控えるなど重要イベントが迫った週末であ るために、全体的に模様眺めとなっている」(野村証券・エクイティ・マーケットストラ テジストの澤田麻希氏)という。 <09:05> 日経平均は続伸、米株上昇を好感 SQ算出後も上値追いに 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比76円10銭高の2万9287円 74銭となり、続伸してスタート。前日の米国株式市場が上昇したことを好感した。きょ うはメジャーSQ(特別清算指数)算出日だが、これに絡んだ注文は買い優勢だったと推 定されている。SQ算出後も上値を追う展開となった。 <08:55> 寄り前の板状況、主力銘柄は売り買いまちまち 市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力銘柄ではソニー 、東京エレク トロン 、ソフトバンクグループ が買い優勢となる一方、トヨタ自動車<7 203.T>、ホンダ 、キヤノン が売り優勢となるなどまちまち。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優 勢。三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ など銀行株は買い優勢となっている。 なお、今日はSQ(特別清算指数)算出日であるため、寄り付き直前まで状況が一変 する可能性がある。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」