[東京 15日 ロイター] - <11:06> 日経平均小幅高、TOPIXは上値追い 景気敏感株を物色 日経平均は小幅高、前営業日比120円ほど高い2万9800円台半ばで推移してい る。値がさのグロース株売りが優勢となり、上値を追う勢いは限定的だが、景気敏感株で は物色が活発になり、相場を下支えしている。 市場からは「日経平均はグロース株の構成比率が高いので、どうしてもグロース株売 りが重しとなってしまうが、TOPIXは上値を追う展開となっている。経済正常化への 期待感から景気敏感セクターを中心とした株価上昇が今後も続くだろう」(国内証券)と の声が聞かれた。 <09:55> 日経平均は伸び悩み、値がさグロース株の軟化が重しに 日経平均は伸び悩んでいる。ワクチン接種の広がりによる早期の経済正常化期待から 景気敏感株の底上げが進んでいるものの、値がさグロース株が軟化。これらが重しとなっ ており、指数は上値を追えていない。 市場では「米株市場で投資家の不安心理を示すVIX指数 が下落し、心理面で の改善が顕著となっている。ただ、一方で半導体関連など値がさ株が、米大型ハイテク株 の軟化を背景にさえない。そのため上値が重くなっている」(野村証券・エクイティ・マ ーケットストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は続伸、米株の動きが安心感誘い幅広く物色 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比86円67銭高の2万9804円 50銭となり、続伸してスタート。前週の米国株式市場が長期金利が上昇しているのにも かかわらず堅調な動きとなったことが安心感を誘い、主力銘柄を中心に幅広く物色された 。ただ、米株では大型のハイテク株が軟化したことを受け、半導体関連など値がさのグロ ース株にさえない銘柄が目立つ。 <08:45> 寄り前の板状況、主力銘柄が買い優勢 みずほFGは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、 ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ など主力銘柄のほか、指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、フ ァナック が買い優勢となっている。 一方、メガバンクは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィ ナンシャルグループ は買い優勢だが、みずほフィナンシャルグループ は 売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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