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前場の日経平均は反落し261円安、米株安を嫌気 日銀会合控え様子見ムード

 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比261円95銭安の2万9954円80銭となり反落した。写真は2015年8月、東京株式市場で撮影(2021年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比261円95銭安の2万9954円80銭となり反落した。オーバーナイトの米国株式市場で、米長期金利の上昇を嫌気して主要3指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、寄り付きで312円18銭安の2万9904円57銭で安値を付けた。その後は日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えて様子見ムードが強まり、日経平均は3万円近辺でのもみあいが継続した。

18日の米国株市場では、主要3指数が反落。ナスダック総合は3%安と2月25日以来の大幅な下落率を記録した。米10年債利回りが1.75%を上回り、14カ月ぶりの高水準となったことが嫌気されたほか、欧州の新型コロナウイルス感染再拡大が重しとなった。

市場では「この後、日銀政策決定会合の結果を控えているが、事前の観測報道を織り込んでいることもあり、マーケットは冷静な反応を見せ、無難通過となるのではないか。前日の米国株式市場はさえなかったが、時間外取引での米株先物はプラス圏、日経平均も3万円近辺を維持している。出遅れ株への物色も継続しており、警戒感はあまりない」(岩井コスモ証券の投資情報センター長、林卓郎氏)との声が出ていた。

TOPIXは9日ぶりに反落し、0.37%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4477億9800万円。東証33業種中、鉱業、その他製品、石油・石炭製品などの22業種は値下がり。銀行株、海運業、保険業などの11業種は値上がりとなっている。

個別では、銀行株が総じてしっかり。千葉興業銀行が東証1部の値上がり率トップとなったほか、大光銀行、岩手銀行も6%超高。18日の米国株式市場で、米10年債利回りが14カ月ぶりの高水準となったことなどが材料視された。市場からは「銀行は金利上昇の恩恵を受けやすい業種で、中長期的に収益が拡大するとの期待から買いが先行しているようだ」(国内運用会社)との声が聞かれた。

そのほか、半導体関連は総じて軟調。東京エレクトロン、アドバンテストは2%超安、信越化学工業、SUMCOはともに1%超安となった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1001銘柄、値下がりが1114銘柄、変わらずが79銘柄だった。

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