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前場の日経平均は小反発、米長期金利の上昇一服で打診買い

 3月23日、 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比69円29銭高の2万9243円44銭となり反発した。都内で2020年3月撮影(2021年 ロイター/Stoyan Nenov)

[東京 23日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比69円29銭高の2万9243円44銭となり、反発した。朝方は米長期金利の上昇一服を好感してグロース株中心に切り返したものの、上値を買う材料に乏しく、中ごろから徐々に伸び悩んだ。

22日の米国株式市場はハイテク株に買いが入り、上昇して終了。テスラの上昇がナスダック総合とS&P総合500種の押し上げ要因となった。一方、一時は1.754%まで上昇していた米10年債利回り が1.6%台後半まで低下、これが市場に安心感を与えている。

これを受けて日本株も、グロース株を中心に上昇して始まったものの、その一方で前日まで底堅い動きをしていたバリュー株は利食い売りに押され、全体としては方向感を欠く動きとなった。時間外取引で米株先物が軟化していることも、日本株の上値を抑える要因となっている。

市場では「米長期金利が落ち着けば、ボラティリティが低下するだろう。当面は、テクニカル面で日経平均が25日移動平均線を回復できるかどうかがポイントになる」(野村証券・エクイティ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.18%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3093億0500万円と細り気味となっている。東証33業種では、電気・ガス業、その他製品などが上昇し、海運業、空運業などの下落が目立った。

個別では、東京エレクトロン、任天堂が買い直されたほか、トヨタ自動車など主力銘柄に堅調なものが多いが、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株のほか、日本郵船もさえない。朝高で始まったファーストリテイリングも前日比マイナスに転じた。

東証1部の騰落数は、値上がりが939銘柄、値下がりが1171銘柄、変わらずが83銘柄だった。

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