[東京 26日 ロイター] - <15:36> 日経平均・日足は「小陽線」、5日線を上回る 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」。実体部分が狭くコマに近いが反発後 であり懸念は小さい。強もちあいの線とみられる。終値(2万9176円70銭=26日 )で5日移動平均線(2万8896円43銭=同)を上回り、25日移動平均線(2万9 409円43銭=同)を視界に入れてきた。 <15:29> 新興株市場は上昇、新規上場銘柄が好スタート 新興株市場は上昇。日経ジャスダック平均は続伸、東証マザーズ指数は6日ぶりに反 発した。市場では「期末要因とみられる投信などからの売りが一巡してきた。新規上場銘 柄などに資金が集まり始めている」(国内証券)との声が出ていた。 日経ジャスダック平均は前営業日比21円69銭高の3925円08銭。個別では、 シキノハイテック やオプトエレクトロニクス が上昇。五洋インテック ス などが下落。 26日にジャスダック市場に新規上場のイー・ロジット の初値は1995円 、公開価格を33%上回った。 マザーズ指数は前営業日比34.76ポイント高の1198.58ポイント。個別で は、ベビーカレンダー やフリー が高い。半面、ジーネクスト が 軟調。 きょうマザーズ市場に新規上場したブロードマインド の初値は1566円、 公開価格を93.33%上回った。 <14:35> 日経平均は450円超高、底堅い基調を維持 アジア株もしっかり 日経平均は前営業日比450円ほど高い2万9100円台後半。しっかりとした基調 を維持している。目新しい材料はないものの、香港ハンセン指数、上海総合指数などのア ジア株が1.5%超高で底堅い動きをみせていることや、時間外取引での米株先物が上げ 幅を拡大する展開となっていることなどが支えとなっている。 市場では「前週末の政策決定会合で日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れ対象を TOPIX連動型のみとしたことを受け、ファーストリテイリング をはじめとす る日経平均株価への寄与度が高い銘柄は大きく売られてしまった。やや売られ過ぎとみる 投資家も多く、買い戻す動きが活発化しているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:25> 日経平均は高値もみあい、値動きに乏しい 日経平均は前営業日比400円ほど高い2万9100円台後半でのもみあいとなって いる。後場入りしてから全体的に値動きに乏しい展開となっており、後場の日経平均の値 幅は上下82円にとどまっている。午後1時15分現在での東証1部の売買代金は1兆6 231億4300万円。 市場では「年度末は一年のなかでも機関投資家のリバランスで株が売られやすい時期 だが、きょうは最終売買日を控えた配当権利取りで株価は上昇している。ただ、来週はイ ースター休暇を控えており、海外投資家が不在のなか商いが膨らみにくい。上昇基調が続 くとみるのは難しい」(国内証券)との声が出ていた。 <11:47> 前場の日経平均は続伸、435円高 米株高を好感し全業種値上がり 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比435円07銭高の2万9164 円95銭となり、続伸。一時510円86銭高の2万9240円74銭まで上げ幅を拡大 した。25日の米株高を好感したほか、来週月曜日に年度末の最終売買日を控え、配当権 利取りの動きが活発化、幅広い業種で買いが先行した。そのほか、市場では24日までに 4日続落となった反動が継続しているとの声も聞かれた。 25日の米国株式市場は景気回復への楽観的な見方から上昇し、ダウ工業株30種<. DJI>は199ドル高で終了した。米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は予想 以上に減少し、昨年3月中旬以来約1年ぶりの水準に改善した。バイデン米大統領はこれ について、経済の前進との見方を示した。 TOPIXも続伸し1.43%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2 506億6000万円。東証33業種では、全業種が値上がりとなり、ゴム製品、海運業 、パルプ・紙、輸送用機器、医薬品、精密機器などが上位となった。 市場では「新型コロナウイルスのワクチンの普及で経済正常化への期待が高まってい るほか、4月の企業決算を控え、業績改善期待で株価は先取り。チャート的にも日経平均 は25日移動平均線を上回り、当面は堅い動きを続けるのではないか」(国内証券)との 声が聞かれた。 個別では、IHI 、川崎重工業 、三菱重工業 などの重工株 がしっかり。IHIは5.6%高となった。出遅れ株の業績改善に対する期待が高まって おり、東京株式市場が総じて全面高となるなか、重工株は上値を追う展開となった。 そのほか、東京エレクトロン 、アドバンテスト 、信越化学工業<406 3.T>、SUMCO などの半導体関連株も堅調に推移した。 東証1部の騰落数は、値上がり1734銘柄に対し、値下がりが372銘柄、変わら ずが86銘柄だった。 <11:18> 日経平均は400円超高、全業種値上がり 業績回復期待高まる 日経平均は前営業日比400円ほど高い2万9100円台前半。東証33業種は全業 種が値上がりとなっており、ゴム製品、海運業、パルプ・紙、輸送用機器、医薬品、精密 機器などが値上がり率上位。東証1部の騰落数は値上がり銘柄数が約8割。総じて買い優 勢の展開となっている。 市場では「24日までに4日続落となった反動がまだ続いているほか、年度末の最終 売買日を控え配当権利取りの動きが活発化している。企業決算を控え業績回復期待も高ま っており、日経平均は3万円を値固める動きへ移行するのではないか」(国内証券)との 声が出ていた。 <10:05> 日経平均は上げ幅を縮小し250円超高、ファーストリテはマイナス 圏 日経平均は前営業日比510円86銭高の2万9240円74銭で高値をつけた後は 上げ幅を縮小し、現在前営業日比250円ほど高い2万9000円近辺でのもみあいとな っている。個別では、ファーストリテイリング がマイナス転換し1%超安。日経 平均を約40円押し下げる要因となっている。 市場では「米国ではワクチン接種が進み経済正常化への期待が高まっているが、日本 では世界的にみて大きく遅れている。最終的にはワクチン接種は普及するとされているが 、タイミングを巡り投資家の間で迷いが生じている。当面は上値は重いとみる」(国内証 券)との声が出ていた。 <09:10> 寄り付きの日経平均は続伸、上げ幅を拡大し500円超高 米株高を 好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比338円64銭高の2万9068 円52銭となり、続伸した。その後も上げ幅を拡大し、現在500円超高の2万9200 円台前半(訂正)。オーバーナイトの米国株式市場が堅調に推移したことを好感し、幅広 い業種で買い優勢となっている。 東証33業種では、全業種が値上がり。ゴム製品、空運業、海運業、非鉄金属、輸送 用機器、銀行業などがが値上がり率上位となっている。 <08:35> 寄り前の板状況、トヨタなど主力銘柄が総じて買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、 ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ 、三菱UFJフィナンシャル・グループ などの主力銘柄が総じて買い優 勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も買い優 勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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