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前場の日経平均は反発、日銀短観を好感 戻りの目安を上回る

 4月1日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比334円79銭高の2万9513円59銭となり、反発した。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比334円79銭高の2万9513円59銭となり、反発した。予想を上回る日銀短観の内容が好感され、幅広く物色された。

日経平均は3月29日の高値2万9578円37銭を更新。戻りの目安を上回ったことで市場のムードは強気に傾斜している。

3月31日の米国株式市場は、ハイテク株に買いが入りS&P総合500種とナスダック総合が上昇して終了した。一方、バイデン米大統領は引け後に2兆ドル強のインフラ投資計画を発表。数百万人の雇用につながる道路などのインフラ整備事業のほか、気候変動への取り組みや高齢者介護などの福祉サービスを充実させる内容となった。

日本株はこの日、名実ともに新年度入り相場となったが、米国株式市場の上昇を受け、朝方から買い優勢の展開となった。期末を意識した決算対策の売りも一巡したことで、新規資金の流入が期待されている。物色面では、半導体関連株を中心にグロース株の上昇が目立った。

寄り付き前に発表された3月日銀短観は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)はプラス5、非製造業はマイナス1となり、ともに3期連続で改善。事前予想を上回ったことが好感され「短観の内容も株価のプラス材料で、精密機器、電気機器など景気敏感株が多いセクターが物色されている」(野村証券・エクイティ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)という。

TOPIXは0.62%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2925億6500万円となった。東証33業種では、保険業、電気機器、精密機器などの上昇が目立つ。一方、鉄鋼、空運業、電気・ガス業などが値下がりした。

個別では、東京エレクトロンが連日の上場来高値更新となったほか、キーエンスなど値がさグロース株の一角が堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループが反発し、第一生命ホールディングスが大幅高となったが、トヨタ自動車がさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1176銘柄、値下がりが909銘柄、変わらずが98銘柄だった。

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