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前場の日経平均は反落、感染再拡大やワクチン供給の遅れで警戒感

 4月14日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比101円76銭安の2万9649円85銭となり、反落した。都内で3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 14日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比101円76銭安の2万9649円85銭となり、反落した。国内での新型コロナウイルスの感染再拡大やワクチン供給の遅れが嫌気され、日経平均は前場を通してマイナス圏での推移となった。

外為市場では円高が進行していることも主力輸出株にとって重しとなった。半導体関連銘柄をはじめとするハイテク株は総じて底堅く推移した。

13日の米国株式市場はS&P総合500種が終値で最高値を更新し、ナスダック総合は反発した。ハイテク株の買いが膨らみ、株価押し上げに寄与した。

東京株式市場でもナスダック高を好感し、東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体関連株は朝方から買われる展開となった。

市場では「国内でのワクチン供給が大幅に遅れているなかでの大阪での感染急拡大はネガティブ材料で、市場には警戒感が広がっている。S&Pは最高値を更新するなど米国株は底堅いため下値は限定的だが、上値を追うのも難しい。円高も嫌気されている」(国内証券)との声が聞かれた。

TOPIXは0.30%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1153億9800万円。東証33業種では、繊維業、非鉄金属、パルプ・紙、海運業などの29業種が値下がり。精密機器、鉄鋼、電気機器などの4業種は値上がりした。

個別では、J.フロント リテイリングが8.55%安で東証1部の値下がり率第2位。13日発表した2022年2月期(国際会計基準)の純利益予想は40億円の黒字(前年同期は261億円の赤字)となったものの、市場予想を下回ったことなどが嫌気された。

そのほか、ファーストリテイリング、ファナックも軟調。エムスリー、富士フイルムホールディングスはしっかり。複数のヘッジファンドが買収を検討していると報じられた東芝は6.64%高となった。

東証1部の騰落数は、値上がりが592銘柄、値下がりが1497銘柄、変わらずが97銘柄だった。

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