[東京 14日 ロイター] - <15:40> 日経平均・日足は「小陽線」、明確な方向性示せず強弱感が対立 日経平均・日足は、短い下ヒゲを伴う寄り付きがほぼ「坊主」である「小陰線」とな った。明確な方向性を示す動きとはならず、終値は5日移動平均線(2万9677円67 銭=14日現在)を下回る一方、25日移動平均線(2万9526円67銭=同)がサポ ートラインとして機能するなど、強弱感が対立していることを表している。 きっかけがつかめないままもみあいに終始しているが、25日平均線を割り込まずに 反転した場合、なお値固めとなる可能性が高い。依然として3万円よりも上値水準が重い と意識されるため、本格的な反騰に向かうにはもう少し日柄調整が必要だ。一方、25日 線を割り込んだ場合は、調整が長期化する恐れが出て来る。 <15:10> 新興市場は堅調に推移、動きの良い銘柄に値幅取り資金向かう 新興株市場は堅調に推移し、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに続伸し た。市場では「値動きの良い銘柄を中心に値幅取り資金が向かっている。地合いの好転を 感じさせる状況だ」(国内証券)との声が聞かれる。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.01%高。個別では、川崎地質 、イ メージワン などがストップ高となったほか、出前館 も堅調。一方、幼児 活動研究会 、シキノハイテック などが軟調に推移した。 マザーズ指数は前営業日比1.55%高。個別では、オキサイド 、BASE などが大幅高となり、QDレーザ もしっかり。半面、ベビーカレンダー が反落し、プレミアアンチエイジング もさえない。 <14:25> 日経平均は安値圏で一進一退、後場の振れ幅は89円97銭 日経平均は安値圏で一進一退。手掛かり材料難が続き、売り買いともに手控えられて いる。午前2時25分現在、後場寄り付きからの振れ幅はわずか89円97銭。 市場では「上値の重さが意識される一方、企業業績に対する期待も大きいことから、 上下ともに振れにくくなっている」(国内証券)との声も聞かれた。 <12:35> 日経平均は安値もみあい、後場も商い細り模様眺めムード 後場寄りの日経平均は、前引けよりやや下値で寄り付いたものの、崩れる雰囲気は感 じられず、安値もみあいとなっている。市場では「環境面に不透明感が強まり、引き続き 商いも細っている。売り買いともに手控えられ、模様眺めムードだ」(国内証券)との声 が聞かれた。 <11:50> 前場の日経平均は反落、感染再拡大やワクチン供給の遅れで警戒感 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比101円76銭安の2万9649円8 5銭となり、反落した。国内での新型コロナウイルスの感染再拡大やワクチン供給の遅れ が嫌気され、日経平均は前場を通してマイナス圏での推移となった。外為市場では円高が 進行していることも主力輸出株にとって重しとなった。半導体関連銘柄をはじめとするハ イテク株は総じて底堅く推移した。 13日の米国株式市場はS&P総合500種 が終値で最高値を更新し、ナスダ ック総合 は反発した。ハイテク株の買いが膨らみ、株価押し上げに寄与した。 東京株式市場でもナスダック高を好感し、東京エレクトロン 、アドバンテス ト などの半導体関連株は朝方から買われる展開となった。 市場では「国内でのワクチン供給が大幅に遅れているなかでの大阪での感染急拡大は ネガティブ材料で、市場には警戒感が広がっている。S&Pは最高値を更新するなど米国 株は底堅いため下値は限定的だが、上値を追うのも難しい。円高も嫌気されている」(国 内証券)との声が聞かれた。 TOPIXは0.30%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1153 億9800万円。東証33業種では、繊維業、非鉄金属、パルプ・紙、海運業などの29 業種が値下がり。精密機器、鉄鋼、電気機器などの4業種は値上がりした。 個別では、J.フロント リテイリング が8.55%安で東証1部の値下が り率第2位。13日発表した2022年2月期(国際会計基準)の純利益予想は40億円 の黒字(前年同期は261億円の赤字)となったものの、市場予想を下回ったことなどが 嫌気された。 そのほか、ファーストリテイリング 、ファナック も軟調。エムスリ ー 、富士フイルムホールディングス はしっかり。複数のヘッジファンド が買収を検討していると報じられた東芝は6.64%高となった。 東証1部の騰落数は、値上がりが592銘柄、値下がりが1497銘柄、変わらずが 97銘柄だった。 <10:30> 日経平均はマイナス圏でもみあい、100円超安 手掛かり材料難 日経平均はマイナス圏でもみあい。一時前営業日比184円43銭安の2万9567 円18銭で安値を付けた。市場では「手掛かり材料難で、引き続き様子見ムードが広がっ ている。ただ、下値も底堅い。日経平均は相当のネガティブ材料がない限り、当面2万9 000円を下回ることはないだろう」(国内証券)との声が聞かれた。 午前10時30分現在での東証1部の売買代金は8731億4900万円。東証33 業種では、繊維業、非鉄金属、鉱業、石油・石炭製品などの27業種が値下がり。精密機 器、鉄鋼、電気機器など6業種は値上がりとなっている。 <09:10> 寄り付きの日経平均は反落、感染拡大が重し 半導体は小じっかり 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比33円55銭安の2万9718円 06銭となり、反落。その後も下げ幅を拡大し、現在130円ほど安い2万9600円台 前半での推移となっている。 オーバーナイトの米国株式市場はS&P総合500種 が終値で最高値を更新し 、ナスダック総合 は反発となったものの、国内での新型コロナウイルスの感染拡 大などが重しとなっている。 東証33業種では繊維業、非鉄金属、銀行業などの29業種が値下がり。精密機器、 情報・通信業、その他製品などの4業種は値上がりとなっている。個別では14日に決算 を発表したJ.フロント リテイリング が6%超安で東証1部の値下がり率ト ップとなるなど、百貨店株が軟調な展開となっている。東京エレクトロン 、アド バンテスト などの半導体関連は小幅高。 <08:40> 寄り前の板状況、東京エレクは買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、東京エレクトロン は買い優勢、ホ ンダ は売り優勢、トヨタ自動車 、ソニーグループ 、キヤノン< 7751.T>、ソフトバンクグループ は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い拮抗となっ ている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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