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前場の日経平均は小反発、買い一巡後は来週の決算控え様子見に

 4月15日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比36円67銭高の2万9657円66銭となり、小幅に反発した。都内で2020年11月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 15日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比36円67銭高の2万9657円66銭となり、小幅に反発した。寄り付きでは続落スタートとなったものの、その後急速に下げ幅を縮小しプラス転換した。

一時166円67銭高の2万9787円66銭で高値を付けた後は、来週の主力企業の決算発表をにらみ様子見ムードが広がり、指数は上げを縮小した。

14日の米国株式市場はまちまち。ダウ工業株30種が小幅高となる一方、ナスダック総合指数やS&P総合500種指数は値下がりした。朝方発表されたJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴの決算はいずれも底堅かったが、株価は明暗が分かれた。

TOPIXは0.35%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0689億7400万円と細っている。東証33業種では、海運業、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属などの27業種が値上がり。その他製品、精密機器、電気機器などの6業種は値下がりした。

個別では、堅調な米銀決算が材料視され三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループなどの銀行株が買われた。

東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体関連は軟調。米国でハイテク株が総じて売られた流れを引き継いだ。

ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングはプラス圏で前場の取引を終了した。

市場では「循環物色の流れは一部で継続しているが、全体的には材料難で値動きに乏しい。米国では新型コロナウイルスのワクチン供給が急速に進んでおり景気回復への期待が高まっているが、日本は遅れているほか足元の感染者も急増している。米国の投資環境と異なるため、上値は追いづらい」(SBI証券の投資調査部長、鈴木英之氏)との声が聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がり1125銘柄に対し、値下がりが939銘柄、変わらずが123銘柄だった。

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