[東京 15日 ロイター] - <15:10> 新興市場はまちまち、新規上場のサイバートラストは寄り付かず 新興株市場は堅調に推移し、日経ジャスダック平均は小幅続伸、東証マザーズ指数は反落した。引き続 き値動きの良い銘柄に値幅取り資金が向かっている。 きょうマザーズ市場に新規上場したサイバートラスト は寄り付かず、公開価格1660円に対 して2.3倍の3820円買い気配で終了。差し引き97万8700株の買い超過となり、初値形成を明日 以降に持ち越した。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.06%高。個別では、環境管理センター 、ミナトホー ルディングス がストップ高となったほか、イメージワン も連日ストップ高。半面、川崎地 質 、出前館 などが反落した。 マザーズ指数は前営業日比0.57%安。個別では、関通 がストップ高となったほか、オキサ イド 、BASE が上値を追った。半面、トゥエンティーフォーセブン が売られ、 QDレーザ もさえない。 <14:15> 日経平均はもみあい、後場の振れ幅はわずか63円58銭 日経平均はもみあい。こう着状態に陥っている。後場寄り付きから午前2時15分までの上下振れ幅は わずか63円58銭。市場では「依然として材料難の状態。機関投資家も完全に売り買いともに手控えてお り、目立った動きが見られない」(国内証券)との声が聞かれた。 <12:40> 後場寄り付きは小幅安、五輪中止巡る二階氏発言にも反応薄 後場寄り付きの日経平均は小幅安。昼休み中に、新型コロナウイルス感染がさらに拡大した場合の東京 五輪開催について「とても無理と言うならやめないといけない」と自民党の二階俊博幹事長が発言したと報 じられたが、株価は反応薄となっている。 市場では「五輪中止も選択肢との二階氏発言には反応していない。むしろ、下押す材料になれば、相場 にうねりが出てくるところだったが、好悪いずれの材料にも反応せず、市場は完全に見送りムードに包まれ ている」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声が聞かれた。 <11:40> 前場の日経平均は小反発、買い一巡後は来週の決算控え様子見に 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比36円67銭高の2万9657円66銭となり、小幅に 反発した。寄り付きでは続落スタートとなったものの、その後急速に下げ幅を縮小しプラス転換した。一時 166円67銭高の2万9787円66銭で高値を付けた後は、来週の主力企業の決算発表をにらみ様子見 ムードが広がり、指数は上げを縮小した。 14日の米国株式市場はまちまち。ダウ工業株30種 が小幅高となる一方、ナスダック総合指数 やS&P総合500種指数 は値下がりした。朝方発表されたJPモルガン・チェース 、ゴールドマン・サックス 、ウェルズ・ファーゴ の決算はいずれも底堅かったが、株価は明 暗が分かれた。 TOPIXは0.35%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0689億7400万円と 細っている。東証33業種では、海運業、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属などの27業種が値上がり。そ の他製品、精密機器、電気機器などの6業種は値下がりした。 個別では、堅調な米銀決算が材料視され三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィ ナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ などの銀行株が買われた。 東京エレクトロン 、アドバンテスト などの半導体関連は軟調。米国でハイテク株が総 じて売られた流れを引き継いだ。 ソフトバンクグループ 、ファーストリテイリング はプラス圏で前場の取引を終了した 。 市場では「循環物色の流れは一部で継続しているが、全体的には材料難で値動きに乏しい。米国では新 型コロナウイルスのワクチン供給が急速に進んでおり景気回復への期待が高まっているが、日本は遅れてい るほか足元の感染者も急増している。米国の投資環境と異なるため、上値は追いづらい」(SBI証券の投 資調査部長、鈴木英之氏)との声が聞かれた。 東証1部の騰落数は、値上がり1125銘柄に対し、値下がりが939銘柄、変わらずが123銘柄だ った。 <10:10> 日経平均はプラス圏でもみあい、100円超高 材料難で上値重い 日経平均はプラス圏でもみあい。前営業日比100円ほど高い2万9700円台前半。全体的に材料に 欠けるなか、日経平均は前日反落した反動もあり、プラス圏での推移となっている。 市場では「材料がなく、日経平均は2万9800円に接近すると上値が重くなるようだ。国内の新型コ ロナの感染再拡大も懸念されている。これまで景気敏感株は経済回復期待で上昇してきただけに、上値を重 くせざるを得ない」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:07> 寄り付きの日経平均は続落後プラス転換、方向感に欠ける動き 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比47円09銭安の2万9573円90銭となり、小 幅に続落した。その後はプラス圏に浮上し、現在60円ほど高い2万9600円台後半での推移となってい る。 TOPIXは前営業日比0.50%超高の1960ポイント台。東証33業種では海運業、鉱業、銀行 業、空運業、石油・石炭製品などの28業種が値上がり。その他製品、精密機器、サービス業などの5業種 は値下がりとなっている。 前日の米国株式市場はまちまち。全体的に材料に欠けるなか、日経平均は1日を通してもみあいの動き になるとみられる。 <08:45> 寄り前の板状況、東京エレクトロンは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、東京エレクトロン 、キヤノン が売り優勢、 トヨタ自動車 、ソニーグループ 、ホンダ 、ソフトバンクグループ が売 り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り買い拮抗。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>が買い優勢、みずほフィナンシャルグループ は売り優勢となっている 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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