[東京 7日 ロイター] - <16:10> 新興市場まちまち、マザーズは時価 総額上位が軟調 新興市場はまちまち。東証マザーズ指数は4日続落、日経ジャスダック平均は続伸し た。マザーズ市場では時価総額上位銘柄が軒並み軟調となり、市場では「世界的にバリュ ー株優位の相場にシフトしていくなか、マザーズ銘柄は買いづらい。ただ、きょうのマザ ーズ市場は値上がり銘柄の方が多い。個人投資家による小型株物色の動きは継続している ようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 マザーズ指数は前営業日比1.89%安。個別では、JIG─SAW 、フリ ー 、メルカリ 、AI inside が大幅安。ブロードマイ ンド 、プレミアアンチエイジング 、ステラファーマ は買われた 。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.44%高。個別では、澤田ホールディングス 、ワークマン 、シキノハイテック が上昇。シンクレイヤ<1724. T>はストップ高比例配分。出前館 、不二硝子 、セプテーニ・ホールディ ングス は売られた。 <14:00> 日経平均の後場の値幅は上下52円、米雇用統計控え様子見 後場の日経平均はプラス圏での膠着状態となっている。値動きに乏しく、後場の日経 平均の値幅は上下52円にとどまっている。午後2時00分時点での東証1部の売買代金 は1兆7047億7900万円。東証33業種では鉄鋼、海運業、保険業などの27業種 が値上がり。その他製品、証券業、精密機器などの6業種は値下がりとなっている。 米雇用統計の発表を控えるなか、後場は一段と様子見ムードが広がっている。市場で は「(米雇用統計では)強い数字が出てくる可能性があり、それに伴い長期金利の上昇懸 念がある。今は動きづらい」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:45> 日経平均は続伸、米雇用統計を前に方向感欠く 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比82円63銭高の2万9414円00 銭となり、続伸した。朝方に安く始まった後、プラス圏に切り返した。ただ、米雇用統計 の発表を控える中で、方向感を欠く動きとなった。緊急事態宣言が延長の方向となったこ とも重しとなった。 前日の米国株式市場は、ダウ工業株30種 とS&P総合500種指数 、 ナスダック総合 の主要3指数がそろって上昇し、ダウは最高値を更新した。日経 平均は前日に大幅高だったほか、米雇用統計の発表を前に相場を大きく動かす材料を欠き 、前日終値を挟んで約200円の値幅での推移となった。 市場では「物色意欲は旺盛で底堅さもあるが、米雇用統計が良ければ金利が上昇して グロース株の重しになるとの警戒感もある」(三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ 次長)との声が聞かれた。 TOPIXは0.43%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2011 億8900万円となった。東証33業種では、保険、海運、食料品などが上昇した一方、 任天堂 を含むその他製品、陸運、証券などの値下がりが目立った。 個別では、東京エレクトロン 、アドバンテスト など半導体関連株の 一角が、前日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数 が上昇したことを受け 堅調に推移した反面、任天堂が続落した。任天堂は今期の営業利益の見通しが減益予想と なったほか市場予想を下回った。 東証1部の騰落数は、値上がりが1779銘柄、値下がりが342銘柄、変わらずが 67銘柄だった。 <11:00> 日経平均は上昇の勢い欠く、手掛かり材料乏しく 日経平均はプラス圏にあるが、上昇の勢いはみられない。前日終値を挟んで約200 円のレンジでの推移となっている。市場では「堅調な地合いだが、大きく相場を動かす材 料がない。方向感のない動きが続きそうだ」(国内証券)との見方が出ている。 <09:55> 日経平均はプラスに浮上、方向感なく一進一退 日経平均は前日比プラスに浮上。安寄りした後、下値を探る展開になったが、その後 は切り返した。ただ、買い上がる材料も見当たらず、上値を追う勢いは感じられない。方 向感を見出せず一進一退の動きとなっている。 市場では「雇用統計の発表を受け米10年債利回りがどうなるか見極めたいところ。 国内要因では感染者数の動向が気になるほか、これから決算発表がピークを迎えることか ら、来週後半まで動きにくい」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男 氏)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は小幅安、米雇用統計控え模様眺め 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比0円92銭安の2万9330円4 5銭で、ほぼ変わらずのスタートとなり、その後は小幅安の展開。前日の米国株式は上昇 したものの、日本株は急な戻りを演じたほか、米雇用統計の発表を控えた週末要因もあっ て模様眺めムードが強い。緊急事態宣言が延長の方向となったことも重しとなっている。 前日に今期の減益見通しを明らかにした任天堂 は売り先行で始まった。 <08:45> 寄り前の板状況、主力輸出関連株に売り優勢の銘柄目立つ 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ < 6758.T>、ホンダ 、キヤノン など主力の輸出関連株に売り優勢の銘柄が 目立つ。一方、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ のほか、指数 寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優勢となっ ている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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