[東京 13日 ロイター] - <14:10> 日経平均は伸び悩む、時価水準よりも上値の重さを意識 日経平均は伸び悩んでいる。寄り付き直後に付けたきょうの安値を下回った。時価水準よりも上値の重 さが意識されている。ただ、一方では下値で買いが入っており、崩れる雰囲気は感じられない。 市場では「出遅れ修正と突っ込み感から上昇したが、直近の急落前の水準まで戻したことで、2万90 00円前後にある5月急落以降の上値抵抗線が再び意識されている」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:10> 日経平均は上げ幅縮小、目先のレンジ継続を意識 日経平均は後場に入って徐々に上げ幅を縮小している。日米ともに決算前となることから、様子見ムー ドが強まる時期とされる。 足元で個人投資家などによる個別株物色は旺盛なものの「日経平均が3万円を超えていくには海外勢の 買いが必要」(国内証券)とみられている。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京都が緊急事態宣言 期間入りし、その期間も8月22日までと長いこともあって「外国人投資家が積極的に日本株を買う状況に ない」(同)といい、目先はレンジでの動きが継続しそうとの見方が聞かれる。 <11:44> 前場の日経平均は続伸、米株高が支援 高値警戒感が上値抑制 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比223円04銭高の2万8792円06銭となり、続伸 した。前日の米株高や円安基調を受けて朝方に続伸して始まった後も、徐々に上げ幅を拡大した。ただ、買 い一巡後は、米株に対する高値警戒感もあり2万8800円付近で上値を抑えられた。 前日の米国株式市場は主要株価3指数が終値で最高値を更新した。電気自動車(EV)のテスラ<TSLA. O>や銀行株が上昇を主導した。 東京市場では米株高を引き継いで景気敏感株を中心に買われ、日経平均は100円超高で寄り付いた後 も徐々に水準を切り上げた。ドル/円が110円半ばで円安寄りに推移したことも支援材料となった。日経 平均への寄与度の大きいファーストリテイリング やソフトバンクグループ 、ファナック<6 954.T>が上昇し、3銘柄で指数を約90円押し上げた。 前週は週末にかけて上場投資信託(ETF)分配金を捻出する換金売りが相場の重しとなったが、昨日 ときょうの2日間の上昇で前週初の水準を回復。「需給悪のイベントを通過したことで需給状況が改善して きており、米株高を素直に反映した」(三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ次長)とみられている。 買い一巡後は、米株の高値警戒感もあって25日移動平均線が上値めどに意識され、2万8800円付 近で頭を抑えられた。日本時間の今夜、6月米消費者物価指数(CPI)が発表される予定となっており、 発表後の相場の動きに市場の関心が寄せられている。 TOPIXは0.77%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1033億3500万円だ った。東証33業種のうち30業種が上昇し、上昇率上位には鉱業、海運業、保険業などが並んだ。下落し たのは陸運業、空運業、その他製品の3業種だった。 タマホーム やコスモス薬品 が好決算を好感して買われた一方、東京都の緊急事態宣言 期間入りを受けて業績見通しを「未定」としたカクヤスグループ が売られた。 東証1部の騰落数は、値上がりが1536銘柄、値下がりが542銘柄、変わらずが109銘柄だった 。 <11:00> 日経平均は高値もみあい、25日線が上値抑える 日経平均は高値圏でもみあい。2万8780円付近を通る25日移動平均線(MA)に頭を押さえられ ている。市場では「25日MAがきょうの上値めどとして強く意識されており、上値が重くなりやすい」( 国内証券)との声が聞かれる。 米国で今後、決算が本格化してくる中、好業績が米国株を支援するとの期待感がある一方、米株は連日 で高値を更新していることもあって「いったん高値警戒感が働きやすい位置にきている」(別の国内証券) と、慎重な見方も出ている。 <10:00> 日経平均は上げ幅を拡大、250円超高 景気敏感株がしっかり 日経平均はじりじりと上げ幅を拡大し、前営業日比250円超高の2万8800円台半ば。東証33業 種では、鉱業、保険業、その他金融業、電気・ガス業、海運業などがしっかり。景気敏感株を中心に買いが 先行している。 市場では、日本時間の今夜に発表される6月米消費者物価指数(CPI)に関心が向かっている。「米 連邦準備理事会(FRB)の金融政策に影響を与える可能性があるので、市場の反応に注目したい」(国内 証券)との声が聞かれた。 <09:08> 日経平均は続伸後200円超高、米株高を好感 半導体はさえない 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比144円80銭高の2万8713円82銭となり、 続伸してスタート。その後も上げ幅を拡大し、現在200円超高での水準でもみあいとなっている。前日の 米株上昇を好感した。 東証33業種では、その他製品を除く32業種が値上がり。鉱業、保険業、ゴム製品、その他金融業、 銀行業などが値上がり率上位となっている。 個別では、アドバンテスト 、東京エレクトロン 、SCREENホールディングス<773 5.T>など半導体関連が軟調。ファーストリテイリング 、ソフトバンクグループ はしっかり 。 <08:45> 寄り前の板状況、SBGとファーストリテが買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソフトバンクグループ が買い優勢、トヨタ自動車<7 203.T>、ソニーグループ 、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン が売 り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は買い優勢、ファナック は売り買い拮抗 。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」