[東京 17日 ロイター] - <15:45> 日経平均・日足は「小陽線」、5日平均線を上回り安心感 日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「小陽線」。前日に「中陰線」で「抱き線」 となった形状が目先調整の可能性を示唆したものの、今回描いた「はらみ線」は多少の気 迷いを表すとともに、弱気を後退させる動きでもあり、強い基調を維持した格好となって いる。前日下回った5日移動平均線(3万0490円51銭=17日現在)を上回ったこ とも買い安心感を誘うところだ。 当面の上値の目安としては、14日に付けた年初来高値3万0795円78銭が注目 されるが、これを抜くためには高値警戒感を和らげるために、日柄調整が必要になりそう だ。下値目安として注目される16日安値3万0202円51銭を割り込まない限り、強 気ムードが支配するとみられる。 <15:10> 新興株式市場は反発、直近の下落銘柄に押し目買い流入 新興株市場は東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均がともに反発した。市場では 「前日は1部市場に逃げた資金が戻った様子で、直近に下落した銘柄に押し目買いが流入 している様子だ」(国内証券)との声が聞かれる。 マザーズ総合は、前営業日比2.09%高。個別では、インティメート・マージャー がストップ高となったほか、プレミアアンチエイジング が商いを伴い続 騰、Birdman も大幅高。グローバルウェイ 、Enjin もしっかり。半面、イーエムネットジャパン がさえない。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.56%高。個別では、タンゴヤ 、太 洋物産 がストップ高となり、東映アニメーション も上昇したが、プラコ ー が軟調に推移した。 <14:15> 日経平均は強もちあい、三連休控えて見送りムード 日経平均は強もちあい。後場に入ってから、上下の振れ幅は72円05銭と小動きに 終始している。市場では「あすからの三連休を控えて見送りムードが強い。来週は重要イ ベントもあるため、新たなポジションが取りにくいようだ」(国内証券)との声も聞かれ た。 <13:15> 後場の日経平均は一時200円超高、アジア株・米株先物など支え 日経平均は後場寄りで一時202円20銭高の3万0525円54銭で高値を付けた 後はもみあう格好となっている。時間外取引での米株先物や香港ハンセン指数がプラス圏 での推移となっていることが支えとなっているという。市場では「日本株の割安感が注目 されている。ただ、主力銘柄は買いづらいため、割安感の大きい中小型株が買われている ようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 午後1時15分現在の東証1部の売買代金は1兆8962億4200万円となってい る。個別ではエムスリー が上げ幅を拡大し、5%超高としっかり。 <11:45> 前場の日経平均は反発、押し目買い優勢 経済正常化期待も支え 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比161円77銭高の3万0485円1 1銭となり、3日ぶりに反発した。経済正常化や国内政治の変化への期待を背景に先高観 が根強く、押し目買いが優勢となった。 16日の米国株式市場はまちまちとなり、ダウ工業株30種 とS&P総合50 0種 が小幅安、ナスダック総合 が小幅高で取引を終えた。8月の小売売上 高は予想外に増加。国債利回りの上昇でハイテク株が圧迫されたほか、ドル高が輸出関連 株の重しとなった。 日本株は3日ぶりに反発しスタート。その後も徐々に上げ幅を拡大する展開となり、 一時183円24銭高の3万0506円58銭の高値をつけた。指数寄与度の高いハイテ ク株がしっかりしたほか、海運株などに押し目買いが先行した。 市場では「欧米比較での日本株の割安感が引き続き意識されており、米国からの資金 シフトが続いているようだ。日本は明日から3連休となるが、日米株価の連動性は薄れて いるため、連休後の株安リスクはあまり警戒されていない」(アイザワ証券の市場情報部 長、坂瀬勝義氏)との声が聞かれた。 TOPIXは0.31%高の2096.61ポイントで午前の取引を終了。東証1部 の売買代金は1兆4872億円。東証33業種では、海運業、倉庫・運輸関連、医薬品な どの21業種が値上がり。鉄鋼、非鉄金属、不動産業などの12業種は値下がりした。 個別では、エムスリー 、東京エレクトロン 、アドバンテスト <68 57.T>などがしっかり。半面、ダイキン工業 、ファーストリテイリング <9983.T >、TOTO などは売られた。 東証1部の騰落数は、値上がりが1006銘柄、値下がりが1060銘柄、変わらず が121銘柄だった。 <10:18> 日経平均高値もみあい、米国版メジャーSQ前に手仕舞い売りの思 惑も 日経平均はプラス圏でもみあっている。8月後半から急ピッチで上昇してきた海運株 や半導体関連の一角は、急騰の反動で前日に下落したがきょうは反発しており、市場では 「下がれば押し目買いが入る」(国内証券)と先高観の強さを指摘する声が出ていた。 一方、米国版メジャーSQ(特別清算指数)を控える中、週末でもあり、後場にかけ て手仕舞い売りを見込む声もある。 東証33業種では、上昇率上位は海運業、倉庫・運輸関連業、保険業など。一方、下 落率上位は鉄鋼、非鉄金属、鉱業などとなっている。 <09:05> 日経平均は反発スタート、先高観が支援 主力株に買い 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比64円20銭高の3万0387円 54銭となり、反発して始まった。その後も上げ幅を拡大している。新型コロナウイルス 禍からの経済正常化や国内政治の変化への期待を背景にした先高観が支援している。 トヨタ自動車 やソニーグループ といった主力株は上昇。東京エレク トロン など半導体関連株も総じて買いが先行している。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング やソフトバンクグループ<9984. T>もプラスとなっている。 <08:45> 寄り前の板状況、トヨタは買い優勢 ソフトバンクG売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 ソニーグループ が買い優勢、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ は売り優勢となっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック<6 954.T>は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ が買い優勢、みずほフィナンシャルグループ が売り買い 拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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