[東京 5日 ロイター] - <15:10> 新興株式市場は軟調、一段の地合い悪化から売り優勢に 新興株式市場は軟調。東証マザーズ指数が続落し、日経ジャスダック平均は6日続落 となった。市場では「地合いが一段と悪化し、売りが先行する状態。個人投資家の懐事情 も痛んでおり、調整長期化の懸念も出てきた」(国内証券)との声も聞かれる。 マザーズ総合は前営業日比2.34%安。メルカリ 、プレミアアンチエイジ ング 、ENECHANGE など主力どころが軟調となった。半面、直近 上場のプロジェクトカンパニー がストップ高となった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.85%安。ワークマン 、フェローテ ックホールディングス がさえない。一方、かんなん丸 がストップ高とな り、ウエストホールディングス も堅調に推移した。 <14:20> 日経平均は安値圏でもみあい、戻りに対して慎重な動き 日経平均は安値圏でもみあっている。急速に戻す場面があったものの、上値を追い切 れずに戻りに対して慎重な様子。市場では「時折、自律反発を狙った買いが入るが、個人 を中心に上値で買った向きの懐状態が痛んでしまっており、目先は積極的に新規で買おう というムードにならないのではないか」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が 聞かれた。 <12:35> 日経平均は持ち直し、香港株のプラス浮上で心理改善 日経平均は後場に入り、前引け時点に比べて高く始まった。昼休み時間中に日経平均 先物が持ち直す動きとなっていた。朝方に安く推移していた香港株がプラス転換しており 、東京市場でも「投資家心理の改善につながっている」(国内証券)との声が聞かれる。 米株価指数先物も小幅ながらプラスとなっている。 <11:50> 前場の日経平均は続落、米株安が重し 一時900円超安 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比786円58銭安の2万7658円3 1銭となり、続落した。米国株の大幅安を嫌気する形で朝方に安く始まった後も、下げ幅 を拡大して一時900円超安となった。 4日の米国株式市場は主要3指数が大幅安だった。ナスダック総合 は2%超 安となった。国債利回りが上昇する中、主要ハイテク株やグロース株を中心に売りが出た 。連邦債務上限が引き上げられず、米国がデフォルト(債務不履行)に陥るとの懸念が払 拭されていないことも重しになった。 米国の債務上限問題や中国恒大集団の資金繰り懸念がくすぶっている。原油高を背景 にインフレ警戒感も根強い。東京市場でも半導体関連などグロース株を中心に売りが強ま った。8月末以来の安値圏で、9月14日につけた年初来高値(3万0795円78銭) から1割程度の下げとなる場面もあった。 もっとも、市場では「ファンダメンタルズが悪いわけではない。コロナに抑えられて きたところが正常化に向かっている段階で、大きな流れとして強気の見方は変えなくてい いだろう」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声も聞かれ る。 TOPIXは1.75%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆8411 億7000万円と膨らんだ。東証33業種では、下落率上位には精密機器、機械、電気機 器が並んだ。一方、上昇したのは鉱業と石油・石炭製品の2業種だった。 トヨタ自動車 やソニーグループ といった主力株は軒並みさえない動 きとなった。東京エレクトロン などの半導体関連株は連日の大幅安が目立った。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング やソフトバンクグループ も 軟調だった。一方、原油高を背景にINPEX などが買われた。 東証1部の騰落数は、値下がりが1914銘柄で全体の87%を占めた。値上がりは 224銘柄、変わらずは44銘柄だった。 <10:35> 日経平均900円超安 ソフトバンクG株は6000円割れ 日経平均は下値を模索する動きとなっている。900円超安へと下げ幅を拡大してい る。採用銘柄の中では、ファーストリテイリング と東京エレクトロン 、 ソフトバンクグループ がマイナス寄与度の上位となっており、3銘柄で350円 程度、日経平均を押し下げている。ソフトバンクグループは一時、20年9月以来1年ぶ りに6000円を割り込んだ。 <10:05> 日経平均は800円超安、値がさ株が軒並み大幅安 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比800円超安の2万7600円近辺での推移 となっている。個別ではファーストリテイリング が7%超安、アドバンテスト<6 857.T>は5%超安、東京エレクトロン 、ダイキン工業 は4%超安、ソフ トバンクグループ は2%超高と、日経平均の指数寄与度の高い銘柄は軒並み大幅 安となっている。 東証33業種では、海運業、機械、電気機器、精密機器、などの27業種は値下がり 。鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業の6業種は値上がりとなっている。市場では「全 面安というわけではなく、出遅れ銘柄や経済再開の恩恵を受ける銘柄など内需の一角は買 われている」(国内証券)との声が聞かれる。 <09:07> 日経平均は大幅続落スタート後2万8000円割れ 米株急落を嫌気 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比394円50銭安の2万8050 円39銭となり、7日続落した。週明け4日の米国株式市場で主要3指数が大幅安となり 、ナスダック総合 は2%を超す下落となった軟調な流れを引き継いだ。現在は前 営業日比600円超安の2万7800円台半ばでの推移となっている。日経平均が2万8 000円割れとなるのは8月31日以来。 東証33業種では、海運業、精密機器、電気機器、機械などの27業種が値下がり。 鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業などの6業種は値上がりとなっている。 <08:40> 寄り前の板状況、主力株は売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ が売り優勢、ソニーグループ 、キヤノン が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ が売り優勢、三井住 友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い 拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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