[東京 8日 ロイター] - <15:10> 新興株式市場はしっかり、メルカリが上場来高値を更新 新興株式市場は、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均がいずれも続伸した。主 力銘柄であるメルカリ が9月15日に付けた上場来高値6560円を更新。「市 場のムードが好転した」(国内証券)との声も聞かれる。 マザーズ総合は前営業日比1.99%高。アクアライン 、フーバーブレイン がストップ高となったほか、メルカリが買われた。フリー やそーせいグ ループ もしっかりだが、前日新規上場のワンキャリア がさえない。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.51%高だった。アジアゲートホールディン グス が大幅高となったほか、フェローテックホールディングス も高い一 方、ディーエムソリューションズ は反落した。 <14:30> 強もちあい、米雇用統計や安川電機決算控え徐々に模様眺め 日経平均は強もちあい。前場に比べて上昇幅を縮小したものの、その後は底堅い展開 となっている。岸田首相の所信表明演説については材料視する様子ではない。市場では「 今晩発表される米9月雇用統計や、引け後に公表される安川電機 の上半期決算の 内容を見極めたいとのムードがあり、徐々に模様眺めとなってきた」(国内証券)との声 も聞かれた。 <13:10> 後場の日経平均はもみあい、アジア株に連動 海運株は安い 後場の日経平均は前営業日比450円ほど高い2万8100円台半ばでのもみあいと なっている。上げ幅を縮小した上海総合指数 に連動する格好となっている。個別 では、川崎汽船 、商船三井 、日本郵船 などの海運株が下げ幅を 拡大し、現在5%ほど安い水準での推移となっている。 市場では「今の株高は自律反発を狙った買い戻しが中心。悪材料が完全になくなった わけではないので、様子見姿勢が強くなっている」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:50> 前場の日経平均は続伸、米株高やアジア株高を好感 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比597円31銭高の2万8275円5 2銭となり、続伸した。前日の米株高を好感したほか、取引時間中のアジア株がプラス圏 での推移となったことも支えとなった。日経平均は6日までに2700円以上下落した反 動もあり、市場では「まだ自律反発の範囲内」(国内証券)との声も聞かれた。 7日の米国株式市場で主要3指数は続伸、ナスダック総合は1.05%高となった。 ハイテク大手が上昇を主導し、幅広い銘柄が買われた。米上院で与野党が債務上限の一時 拡大で合意し、債務不履行がひとまず回避される見通しとなったことを受け、安心感が広 がった。 日経平均は前場を通して上げ幅を拡大する展開となり、一時643円14銭高の2万 8321円35銭で高値を付けた。前日の米国株高を好感したほか、国慶節(建国記念日 )の連休を経て1週間ぶりに取引を再開した中国市場が底堅く推移していることも安心材 料につながった。 市場では「不安要素がなくなったわけではないが、自律反発狙いの買いが継続し株高 となっている。このところは資源高が懸念されているだけに、今夜の米雇用統計は注目さ れている。後場は様子見の強い相場となるのではないか」(国内証券)との声が聞かれた 。 TOPIXは1.80%高の1974.51ポイントで午前の取引を終了。東証1部 の売買代金は1兆7868億8700万円。東証33業種では、海運業を除く32業種が 値上がり。鉱業、輸送用機器、非鉄金属、サービス業、情報・通信業などが値上がり率上 位となった。 個別では、ファーストリテイリング 、ソフトバンクグループ 、東京 エレクトロン 、リクルートホールディングス 、ダイキン工業 な どの日経平均の値がさ株が総じてしっかり。5銘柄で日経平均を約230円押し上げた。 半面、楽天グループ 、商船三井 、日本郵船 などは下落した。 東証1部の騰落数は、値上がり1938銘柄に対し、値下がりが200銘柄、変わら ずが45銘柄だった。 <11:10> 日経平均は600円超高、中国株プラス圏で安心感 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比600円超高の2万8200円台後半で推移 している。国慶節(建国記念日)の連休を経て1週間ぶりに取引を再開した中国市場が底 堅く推移していることを受け、安心感が広がっている。上海証券取引所の上海総合指数<. SSEC>は現在前営業日比0.80%超高。 市場では「中国恒大集団の債務問題を巡り警戒感が高まっていただけに、連休明けの 中国市場が注目されていた。プラスで始まったため、いったん安心感が広がっている」( 国内証券)との声が聞かれる。 東証33業種では、海運業を除く32業種が値上がり。輸送用機器、鉱業、非鉄金属 、サービス業、情報・通信業などが値上がり率上位となっている。TOPIXは1.80 %超高の1975ポイント近辺で推移している。 <10:15> 日経平均は上げ幅拡大、中国市場の再開で警戒感も 日経平均は上げ幅を拡大している。東証1部の業種別では、海運業を除く32業種が 上昇。日経平均は、高く寄り付いた後も、次第に上値を切り上げている。市場では「2万 8000円は固そうだが、そろそろ戻り売りが強まってもおかしくない水準」(国内証券 )との見方も聞かれる。 中国市場が国慶節(建国記念日)の連休を経て1週間ぶりに取引を再開する。「休場 期間中も香港市場が開いていたため、全くの手探りではないだろうが、警戒するに越した ことはない」(別の国内証券)との声もある。 <09:08> 日経平均は続伸スタート、米株高を好感 債務上限問題への懸念が 緩和 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比353円16銭高の2万8031 円37銭となり、続伸して始まった。前日の米株高を好感する形となっている。米債務上 限問題を巡る懸念が和らぎ、投資家心理が改善した。 トヨタ自動車 やソニーグループ といった主力株はしっかりとなって いる。東京エレクトロン など半導体関連株も総じてプラス。指数寄与度の大きい ファーストリテイリング やソフトバンクグループ も堅調な推移となって いる。 <08:45> 寄り前の板状況、トヨタなど主力株は買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6 758.T>、ホンダ 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ と いった主力株はいずれも買い優勢となっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も買い優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ が買い優勢、三井住 友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い 拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」