[東京 18日 ロイター] - <15:45> 新興市場はまちまち、大型株売ら れる 個別物色は継続 新興株市場は、東証マザーズ指数が3日ぶり反落した半面、日経ジャスダック平均が 3日続伸した。市場では「東証1部市場での物色が進むなか、新興株市場の大型株は利益 確定売りが優勢となっている。ただ、個人投資家による中小型株への物色は継続している 」(国内証券)との声が聞かれた。 マザーズ総合は前営業日比0.90%安。個別では、ビザスク が大幅安とな ったほか、メルカリ 、フリー もさえない。ENECHANGE 、ココナラ 、レナサイエンス は買われた。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.28%高。個別では、ユニバーサルエンター テインメント 、室町ケミカル 、フルヤ金属 などしっかり。出前 館 、日本マクドナルドホールディングス 、アジアゲートホールディング ス はさえなかった。 <13:30> 後場の日経平均はマイナス圏で小動き、値幅57円 日経平均は前営業日比80円ほど安い2万8900円台後半で小動き。値動きに乏し く、後場の日経平均の値幅は上下約57円にとどまっている。 市場では「2万9000円を超えて一段高になるにはもう少し材料が欲しい。来週に 企業決算の本格化を控え、今週はあまり大きな動きがみられないのではないか」(国内証 券)との声が聞かれる。 午後1時30分現在の東証1部の売買代金は1兆6196億1600万円。東証33 業種では、医薬品、サービス業、食料品などの21業種が値下がり。鉱業、非鉄金属、鉄 鋼、石油・石炭製品などの12業種は値上がりとなっている。 <11:45> 前場の日経平均は反落、米株先物軟化や中国GDP鈍化など重しに 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比80円97銭安の2万8987円66 銭となり、反落した。前週の好地合いを引き継いで小幅高で始まったが、時間外取引で米 株先物が軟化したほか、中国の国内総生産(GDP)の伸び鈍化などが重しとなった。物 色面では外為市場でドル・円が114円台まで円安に振れたことから自動車株が堅調とな ったほか、原油上昇を背景にエネルギー関連株が買われている。 前週末15日の米国株式市場は続伸。金融大手ゴールドマン・サックス の好決 算が株価押し上げに寄与した。ダウ工業株30種 の週間上昇率は1.6%と、6月 25日終了週以来の高さとなった。 一方、中国国家統計局が18日発表した2021年7─9月期のGDPは前年比4. 9%増となり、4─6月期の7.9%増から鈍化した。ロイターがまとめた市場予想は5 .2%増だった。 日本株は朝方、小幅続伸して始まり序盤は堅調に推移したものの、その後は再び2万 9000円を下回り弱もちあいの展開。ただ、そうした中でも円安が好感されて自動車株 など輸出関連株の一角が堅調となり、株価全体を下支えする要因になった。 市場では「円安のほか、経済指標で米国の小売りが好調と確認されたことで、物色面 では完成車メーカーに関心が集まった。一方、原油高が止まらず、インフレ圧力の強さが 警戒されている」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。 TOPIXは0.37%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2976 億2500万円と細っている。東証33業種では、医薬品、水産・農林業、食品などが下 落し、鉱業、石油・石炭製品、輸送用機器などが値上がりした。 個別では、ソニーグループ 、ソフトバンクグループ などがさえない 動きとなったが、INPEX 、トヨタ自動車 、三菱UFJフィナンシャ ル・グループ などがしっかり。 東証1部の騰落数は、値上がりが890銘柄、値下がりが1180銘柄、変わらずが 111銘柄だった。 <11:05> 日経平均は弱もちあい、米株先物の軟化も重しに 日経平均は弱もちあい、2万9000円前後の水準で一進一退となっている。時間外 取引で米株先物が軟化していることが重しとなっている様子。市場では「全体的には商い も細って月曜ぼけといった状態だが、円安で自動車株が買われるなど、物色面で方向性が 出てきた」(雨宮総研代表の雨宮京子氏)との声も聞かれた。 <10:05> 日経平均はもみあい、円安と米小売り好調で自動車株が堅調 日経平均はもみあい。前週末の米国株式上昇を手掛かりに買い優勢となる場面があっ たものの「戻りのスピードが比較的速かったことで、警戒感が生じている。やれやれの売 りも出ており、伸びが鈍った格好だ」(国内証券)という。 物色面では、外為市場でドル/円が114円台まで円安に振れたほか、米小売りが好 調と統計で示されたことから自動車株が堅調に推移している。 <09:05> 日経平均は小幅続伸でスタート、トヨタ自が実質最高値うかがう 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比25円19銭高の2万9093円 82銭となり、小幅続伸でスタート。前週末の米国株式市場の上昇を受けて買い優勢で始 まったものの、その後は2万9000円をはさんで弱もちあいとなっている。 物色面では、トヨタ自動車 が114円台まで進んだドル高/円安を手掛かり に物色され、1対5の株式分割実施前に付けた分割を考慮した実質的な最高値2092円 をうかがう動きとなっている。 <08:45> 寄り前の板状況、トヨタ自など主力銘柄が買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ など主力 銘柄のほか、指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック が買い優勢。一方、ソニーグループ が売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」