[東京 22日 ロイター] - <15:40> 新興市場まちまち、時価総額上位 銘柄は売られる 新興株式市場はまちまち。東証マザーズ指数が3日続落、日経ジャスダック平均は反 発した。来週の主要企業の決算発表の本格化を控え、時価総額上位銘柄中心に利益確定売 りが優勢となった。一方、中小型株は個人投資家中心に物色された。 マザーズ総合は前営業日比0.17%安。個別では、BASE 、メルカリ<4 385.T>、ENECHANGE が軟調。グローバルウェイ 、アスタリスク 、リベロ はストップ高比例配分となった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.39%高。個別では、フェローテックホール ディングス 、ウエストホールディングス などしっかり。川崎地質 <4673 .T>はストップ高比例配分となった。半面、出前館 、東映アニメーション<4816.T >、GMOフィナンシャルホールディングス は売られた。 <13:35> 日経平均はプラス圏で一進一退、上値追いには消極的 後場の日経平均はプラス圏で一進一退の値動きになっている。現在前営業日比100 円ほど高い2万8800円台前半。午前の中国恒大集団 の利払い履行報道で意 識されていた懸念は和らいだものの、週末前の手仕舞い売りで積極的に上値を追う展開に はなっていない。 市場では「どちらかというとグロース優位ではあるものの、来週に企業決算の本格化 を控え様子見ムードが強い。方向感のない循環物色が続いている」(国内証券)との声が 聞かれる。 午後1時30分現在の東証1部の売買代金は1兆5235億4800万円。東証33 業種では、精密機器、機械、電気機器などの12業種は値上がり、非鉄金属、鉱業、鉄鋼 などの21業種は値下がりとなっている。 <11:40> 前場の日経平均は反発、恒大利払い報道など好感し買い戻し 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比183円53銭高の2万8892円1 1銭と反発した。中国恒大集団 の利払い履行報道など、これまでの不透明感が 後退したことから、買い戻しが活発化したという。ただ、来週から本格化する企業決算を 見極めたいとのムードもあり、戻りは限定的となっている。 21日の米国株式市場はS&P総合500種が7営業日続伸、過去最高値を付けた。 テスラ やマイクロソフト などが買われナスダック総合 も上昇。 ただ、失望を誘う四半期決算を発表したIBM が売られ、ダウ工業株30種平均 は圧迫された。 日本株は前日の軟弱な地合いを引き継ぐ形で売り優勢で始まったものの、急な下げに 対する警戒が生じる一方、中国恒大集団が利払いを履行したとの一部報道が好感され、買 い戻しが活発化した。 物色面では、直近の下げ相場を先導していた半導体関連株がしっかり。原油価格の上 昇一服でインフレ圧力への懸念が和らいだほか、引き続き円安も注目され、主力銘柄の中 に切り返す銘柄が目立った。 市場では「不透明要因が一つ一つ払われていけば、再び年末高のシナリオが描けるよ うになる。当面はこれから本格化する企業決算の発表を注視したい」(岡三オンライン証 券・チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声も聞かれる。 TOPIXは0.32%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1673 億8500万円と週末事情もあって細っている。東証33業種では、精密機器、機械、ガ ラス・土石製品などが値上がりし、証券業、非鉄金属、鉱業などが下落した。 個別では、東京エレクトロン が大幅上昇。ソニーグループ など主力 銘柄に堅調な銘柄が多く、ソフトバンクグループ も堅調に推移した。半面、日本 郵政 がさえない。 東証1部の騰落数は、値上がりが1120銘柄、値下がりが905銘柄、変わらずが 150銘柄だった。 <10:20> 日経平均は上げ幅拡大、恒大集団の利払い履行報道も材料に 日経平均は上げ幅を拡大。債務不履行が懸念されていた中国恒大集団 が利 払いを履行したと報じられたことも材料視された。 証券時報は、中国恒大集団が9月23日を期限とした8350万ドルについて利払い を履行したと報じた。 <09:40> 日経平均はプラス転換、短期的な調整局面との見方も 日経平均はプラスに転換している。朝方は売り優勢で始まったものの、急な下げに対 する警戒感も生じており、買い戻す動きが出ているという。米長期金利は上昇したものの 、原油価格が6日ぶりに反落。インフレ圧力の懸念もやや和らいだことも手掛かりになっ ている。 市場では、直近の株価下落について「グローバルでみた場合、悪材料が出た訳ではな い。短期的な調整にとどまるのではないか」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏) との声も聞かれた。 <09:05> 日経平均は続落、軟弱な地合い引き継ぐ 半導体関連株がしっかり 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比130円05銭安の2万8578 円53銭となり、続落してスタート。前日の軟弱な地合いを引き継ぐ形で幅広く売られて 始まった。ただ、そうした中で、直近の下げ相場を先導した東京エレクトロン な ど半導体関連株がしっかりとなっている。 <08:40> 寄り前の板状況、主力銘柄に売り優勢が目立つ 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、ソフトバンクグルー プ など主力銘柄に売り優勢が目立つ。指数寄与度の大きいファーストリテイリン グ も売り優勢。一方、ソニーグループ 、東京エレクトロン は買 い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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