[東京 1日 ロイター] - <15:10> 新興株式市場はしっかり、地合い好転で値幅取りが活発化 新興株式市場はしっかり。東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均はともに反発し た。市場では「地合いが好転したことによって、直近の人気株を中心に値幅取りの動きが 活発化した」(国内証券)との声が聞かれる。 マザーズ総合は前営業日比1.17%高。個別では、グローバルウェイ がス トップ高値となったほか、メルカリ 、アスタリスク などが急反発。日本 電解 も堅調だが、CINC はさえなかった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.36%高。個別では、セプテーニ・ホールデ ィングス 、フェローテックホールディングス 、東映アニメーション<481 6.T>などがしっかりとなる半面、テクノホライゾン がストップ安となった。 <14:30> 日経平均は強もちあい、TOPIXは前場の高値を更新 日経平均は強もちあい。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため、堅調 な地合いを引き継ぎながらも「さらなる上値追いには慎重な様子がうかがえる。イベント を控えるほか、週半ばに祝日もあることから、徐々に模様眺めになるのではないか」(国 内証券)という。 一方、TOPIXは前場の高値を更新。東証1部の値上がりは1800銘柄を超え、 幅広く物色されている。 <13:00> 後場の日経平均は高値圏で小動き、値幅は約50円 後場の日経平均は高値圏で小動きとなっている。現在前営業日比680円ほど高い2 万9500円台後半。値動きに乏しく、日経平均の値幅は約60円にとどまっている。 午後1時現在の東証1部の売買代金は1兆9068億3900万円。TOPIXは前 営業日比1.50%超高の2030ポイント近辺。香港ハンセン指数は1%超高の下落と なっている。 市場では「後場の動きを見る限り、今の株価水準より上はやや慎重になっている。き ょうはご祝儀相場で、選挙絡みの株高は一時的だろう」(国内証券)との声が聞かれる。 <11:50> 前場の日経平均は大幅続伸、衆院選結果を好感 米株最高値も支援 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比645円46銭(2.23%)高の2 万9538円15銭と大幅に続伸した。前週末の米国株式市場で主要3指数が最高値更新 となった堅調な流れを引き継いだほか、衆院選で自民党が単独過半数の議席を確保し安定 政権の維持が確実となったことが好感された。幅広い業種で買い戻しが先行し、日経平均 は寄り付き後、間もなく740円上昇する場面がみられた。 前週末29日の米国株式市場は、序盤の下げから切り返し3指数そろって最高値を更 新した。アマゾン・ドット・コムやアップルが失望的な決算を受けて売られたものの、マ イクロソフトの上昇が相殺した。 日経平均は続伸スタートとなった後も上げ幅を拡大し、一時740円64銭高の2万 9633円33銭で高値をつけた。その後は2万9500円近辺でのもみあいが継続した 。衆院選の結果を受け「イベントリスクが取り除かれ、上昇に弾みがついた」(国内証券 )という。 市場では「衆院選の結果は短期的にはポジティブだが、投資家の目線は企業決算に向 かっている。資源高、円安、部品不足が懸念材料なので、これからが正念場」(運用会社 )との声が聞かれる。 TOPIXは前営業日比1.56%高の2032.45ポイントで午前の取引を終了 。東証1部の売買代金は1兆6416億6200万円だった。東証33業種では、証券業 、空運業を除く31業種が値上がり。精密機器、機械、食料品、電気機器、化学工業、銀 行業などが値上がり率上位となった。 個別では、ファーストリテイリング 、東京エレクトロン 、アドバン テスト 、ソフトバンクグループ 、ダイキン工業 、ソニーグルー プ など指数寄与度の高い銘柄が大幅高。6銘柄で日経平均を約333円押し上げ る要因となった。 そのほか、ポピンズホールディングス が東証1部の値上がり率トップとなっ た。衆院選で自民党が単独過半数を確保したことを受けて「子育て支援策への思惑が支援 しているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 半面、野村ホールディングス が3日続落し7%超安。29日に発表した20 21年7―9月期の連結決算(米国会計基準)で、純利益が前年同期比95%減の32億 円となったことが嫌気された。 東証1部の騰落数は、値上がり1745銘柄に対し、値下がりが359銘柄、変わら ずが76銘柄だった。 <11:10> 日経平均は高値圏でもみあい、東証1部の約8割が値上がり 日経平均は高値圏でもみあい。現在前営業日比650円超高の2万9500円台半ば での推移となっている。東証33業種では、証券業、空運業、電気・ガス業を除く30業 種が値上がり。 東証1部の騰落数は、値上がり銘柄が全体の約8割を占めるなど、総じ て底堅い動きとなっている。 前週末29日の米国株式市場は3指数全てが最高値を更新したことから、市場では「 おそらく衆議院選の結果に関係なく、株価は上昇していたとみている」(運用会社)との 声が聞かれる。「選挙前に自民党の過半数割れを想定した売り方の買い戻しが、上昇に弾 みをつけているのだろう」(同)との声が聞かれる。 <09:54> 日経平均は高値圏、イベントリスク取り除かれ「上昇に弾み」 日経平均は高値圏で推移している。衆院選で自民党が単独過半数を確保したことをう けて、朝方から買いが先行た後も上値を伸ばし、前営業日の終値比で一時700円を超え て2万9633円33銭まで上昇した。市場では「衆院選へのイベントリスク取り除かれ 、上昇に弾みがついた」(国内証券)との声が聞かれる。 トヨタ自動車 やソニーグループ といった主力株はのほか、東京エレ クトロン など半導体関連株も総じて堅調。指数寄与度の大きいファーストリテイ リング やソフトバンクグループ は大幅高となっている。 東証1部の33業種では、30業種が上昇。上昇率上位には海運業、精密機器、食料 品、電気機器、機械などが並ぶ。下落しているのは証券業、空運業、電気・ガス業の3業 種となっている。 <09:10> 日経平均は大幅続伸、自民党の単独過半数確保にポジティブな反応 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比437円99銭高の2万9330 円68銭となり、大幅続伸してスタートした。衆院選で自民党が単独で過半数を確保 した選挙結果についてポジティブな反応が先行した。高寄り後も上値を追う展開となって いる。 市場では「自民党が議席を大幅減少させながらも絶対過半数を占めるという今回の選 挙結果は、株式市場にとってベストのシナリオと言えるのではないか」(大和証券・チー フテクニカルアナリストの木野内栄治氏)との声が聞かれた。 <08:45> 寄り前の板状況、トヨタなど主力株は総じて買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6 758.T>、ホンダ 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ が 買い優勢となっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック のほか、 メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグ ループ 、みずほフィナンシャルグループ が、いずれも買い優勢となって いる。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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