[東京 2日 ロイター] - <15:52> 日経平均・日足は「小陽線」、一目・雲の上限が上値押さえる 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」となった。「陽の陽はらみ」の形状で 、買いの勢いに衰えがうかがえる。日足・一目均衡表の雲の上限(2万9530円06銭 =2日)に上値を押さえられた。これをはっきり上抜けられるかが、目先の焦点。 25日移動平均線(2万8739円00銭=同)は依然、下向きだが、25営業日前 が9月後半―10月前半の下落局面に差し掛かっている。25日線が上向きになれば、明 確なトレンド転換が意識されそうだ。 <15:24> 新興市場は続伸、直近IPO銘柄に物色 新興株市場は、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均がともに続伸した。 マザーズ総合は、前営業日比0.66%高。デジタリフト がストップ高とな ったほか、リベロ 、アスタリスク 、サーキュレーション といっ た、直近の新規株式公開(IPO)銘柄の物色が目立ち「商いがあって動きが良ければ、 短期資金が入ってくる」(国内証券)との声が聞かれた。 このほか、ENECHANGE が反発。電気自動車(EV)充電ステーショ ンのサービス提供を前日に発表していた。一方、グローバルウェイ は一時ストッ プ安となった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.11%高。セプテーニ・ホールディングス<4 293.T>や田中化学研究所 が買われた一方、フェローテックホールディングス<689 0.T>は軟調だった。 <14:15> 日経平均は下げ拡大、一段の政策織り込みは「内閣発足後」の声 日経平均は前引けの水準から下げを拡大している。明日の休日と米連邦公開市場委員 会(FOMC)を前に、手控えムードが強まっている。 国内政治を手掛かりにした売買も「第2次岸田内閣の発足まで間があり、もう一段織 り込むような動きにはまだなりにくい」(国内証券)との見方が出ている。リオープン( 経済再開)銘柄群は政策への思惑から朝方から総じて堅調な動きとなったが、後場にかけ て伸び悩み、上げ幅を縮めたりマイナスとなる銘柄もみられている。 <12:50> 後場の日経平均はさえない、休日控えで上値に対して慎重 後場に入ってからの日経平均はさえない。前引けにかけて、相場全般は戻り歩調とな ったものの、休日を控えて上値に対して慎重な動きとなり、買い手控えムードからやや値 を消す動きとなっている。 市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に動きが取りにくい。買い戻しも 一巡したとみられるため、次に動きが出るのはFOMCの後だろう」(国内証券)との声 が聞かれた。 <11:40> 前場の日経平均は反落、FOMCと祝日控え模様眺め 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比66円59銭安の2万9580円49 銭となり、反落した。前日の米国株式市場は上昇したものの、米連邦公開市場委員会(F OMC)の開催を控える上、明日が祝日であることから全般的に模様眺めとなっている。 1日の米国株式市場では主要株価指数が終値ベースで最高値を更新した。テスラ<TSL A.O>やエネルギー株が上昇を主導し、ダウ工業株30種 は取引時間中に初めて3万 6000ドルを突破する場面もあった。 日本株は、前日に大幅上昇したことから利益確定売りが先行してスタート。売りが一 巡すると、好決算が相次いでいることを手掛かりに徐々に戻り歩調となった。取引時間中 に業績見通しの上方修正を発表した丸紅 が買われるなど、好業績に対する感応度 は高い。 ただ「FOMCを控える一方、祝日前であることから、徐々に見送りムードが強くな るのではないか」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声もあり、 小幅な値動きとなっている。 TOPIXは0.44%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3561 億1400万円と細っている。東証33業種では、保険業、不動産業、非鉄金属などが値 下がりし、空運業、海運業、卸売業などが上昇した。 個別では、TDK など前日に好決算を発表した銘柄の上昇が目立ったほか、 ANAホールディングス も堅調だが、レーザーテック はさえない。 東証1部の騰落数は、値上がりが699銘柄、値下がりが1370銘柄、変わらずが 112銘柄だった。 <11:05> 日経平均は弱もちあい、徐々に見送りムードが強まる 日経平均は弱もちあい。前日に大幅上昇した後とあって上値を買いにくい上、イベン トを控えて徐々に見送りムードが強まっている。市場では「明日が休日であるため、新た なポジションを取りにくい。政治リスクから売った向きの買い戻しも、前日でほぼ一巡し たとみられる」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:05> 日経平均はマイナス圏で一進一退、FOMCや休日控え手じまい売 り 日経平均は前営業日比100円ほど安い2万9500円台半ばで一進一退。米連邦公 開市場委員会(FOMC)や文化の日の祝日を控える中、東京市場では手じまい売りが優 勢となっている。 午前10時現在の東証1部の売買代金は8561億3700万円。東証33業種では 、空運業、繊維業などの5業種を除く28業種が値下がり。金属製品、保険業、ガラス・ 土石製品、非鉄金属などが値下がり率上位となっている。 個別では、TDK が9%超高、京セラ が5%超高となるなど、前日 に業績見通しの上方修正を発表した銘柄がしっかり。2銘柄で日経平均を約64円押し上 げる格好となっている。市場では「全体的にはさえないが、好決算銘柄には素直に反応し ているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。 <09:05> 日経平均は反落、前日の急上昇の反動で利益確定売りが優勢 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比184円68銭安の2万9462 円40銭となり、反落してスタートした。その後は100円ほど安い2万9500円台半 ばでの一進一退の値動きとなっている。週明け1日の米国株式市場は主要3指数が最高値 更新となったが、日本株は前日に急上昇となった反動で利益確定売りが先行している。 東証33業種では、保険業、食料品、金属製品などの21業種が値下がり。空運業、 繊維業、卸売業などの12業種は値上がりとなっている。 <08:45> 寄り前の板状況、自動車株などが売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6 758.T>、ホンダ が売り優勢、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソ フトバンクグループ が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢、ファナック<6954. T>は売り買い拮抗。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ が売り優勢、三井住 友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い 拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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