[東京 8日 ロイター] - <16:28> 日経平均・日足は「中陰線」、5日線下回り地合い軟化も 日経平均・日足は「中陰線」となった。上下にヒゲを伴わない「陰線坊主」の形状と なったほか、5日移動平均線(2万9616円19銭=8日)を下回っており、地合いの 軟化がうかがわれる。一方、25日線(2万8784円80銭=同)は上向きを継続。さ らに下押しする場合、1日に開けた窓(10月29日高値2万9000円65銭)埋めが 、目先の下値めどになり得る。 <15:48> 新興市場はマザーズが大幅反落、ジャスダックは続落 新興株市場では、東証マザーズ指数が大幅反落となった。前営業日までの4日続伸を 経て、利益確定売りが優勢となった。日経ジャスダック平均は小幅続落した。 マザーズ総合は前営業日比2.39%安。アンジェス がストップ安となった ほか、メルカリ やJTOWER が安く、指数の重しとなった。一方、ア スタリスク やフーバーブレイン はストップ高だった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.26%安。東洋合成工業 やワークマ ン が売られた一方、フルヤ金属 がストップ高となった。 <14:24> 日経平均は安値もみあい、ゼネコン株安でムード悪化も 日経平均は安値圏でもみあっている。大林組 が資材価格上昇や設計見直しな どで工事原価の低減が想定通り進まなかったとして利益予想の大幅下方修正を発表して急 落し、ほかの建設株でも売られる名柄が目立った。市場では「供給制約への警戒感がくす ぶる中、相場全体のムードが悪くなった」(国内証券)との声が聞かれた。 <12:55> 後場寄り後の日経平均は小幅安、方向感を見出せず模様眺め 後場寄り付き後の日経平均は、前引けよりもやや安い水準で推移している。好決算銘 柄やリオープン(経済再開)関連銘柄には堅調な銘柄が目立つものの、全体的には動きが 鈍い状況。市場では「雇用統計発表後の米株上昇が安心感を与えたが、その後は時間外取 引で米株先物がマイナスとなるなど、方向感を見出しにくい。模様眺めムードが次第に強 くなってきた」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:40> 前場の日経平均は小幅続落、米株先物安と上値の重さで見送り商状 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比21円00銭安の2万9590円57 銭となり、小幅続落した。前週末の米株上昇は支援材料になったものの、時間外取引で米 株先物が軟化したことや、上値の重さが意識されて見送り商状となった。 前週末5日米国株式市場は、主要3指数が終値ベースで過去最高値を更新。ファイザ ー が開発中の新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬で重症化リスクが大幅 に低下したと報告したことも支援要因になった。 一方、注目されていた10月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比53万 1000人増と市場予想の45万人を上回って増加、失業率は4.6%と前月の4.8% から改善し、株価を押し上げる要因になった。 これを受けて日本株もしっかりで始まったものの、高寄り後は軟調な展開。時間外取 引で米株先物がさえない動きとなったことが嫌気されているほか、日経平均が3万円に近 づくと戻り売りが警戒されるため、上値の重さを感じさせている。 ただ、引き続き好決算銘柄が物色される一方、コロナによる死亡者が1年3カ月ぶり にゼロとなったことで「経済再開の恩恵を受ける銘柄にポジティブな評価が下されるよう になった」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれ、アフターコロナ に関連する銘柄群も買われた。 TOPIXは0.06ポイントの上昇と、前週末比でほぼ変わらずの水準で午前の取 引を終了した。東証1部の売買代金は1兆5095億0400万円。東証33業種では、 鉄鋼、水産・農林業が下げた一方、空運業、海運業など23業種げ値上がりした。 個別では、ソニーグループ が年初来高値を更新した後に値を消した。キーエ ンス や塩野義製薬 などもさえない。半面、好決算を発表したオリンパス は大幅上昇、JR東海 や日本航空 もしっかり。日本郵船<9101. T>など海運株も堅調に推移した。 東証1部の騰落数は、値上がりが976銘柄、値下がりが1086銘柄、変わらずが 117銘柄だった。 <10:55> 日経平均は弱もちあい、時価水準より上値では戻り売り警戒 日経平均は弱もちあい。2万9500円台で推移している。前週末の米国株式市場の 上昇が好材料となったものの、寄り付き後は時間外取引で米株先物が軟調に推移している ため、上値を追いづらい状況。市場では「日経平均が3万円に近づくと、過去の価格帯別 累積出来高から、売買代金が3兆円を超すなど膨らまないと上昇は厳しくなる。時価水準 より上値では戻り売りが警戒されるようだ」(国内証券)との声も聞かれた。 <10:05> 日経平均はマイナス圏に転落し小幅安、円高と米株先物安が重し 日経平均はマイナス圏に転落し、現在前営業日比30円ほど安い2万9500円台後 半での一進一退となっている。為替のドル/円が113.60円付近と朝方から円高基調 となっていることや、時間外取引の米株先物がマイナス圏での推移となっていることなど が嫌気されている。 市場では「決算を材料視した物色は活発で、上方修正を発表した企業は総じてしっか り。きょうはソフトバンクグループ が決算を発表する予定で、関心が高まってい る」(国内証券)との声が聞かれる。 個別では、半導体関連株がしっかり。5日の米国株式市場で、フィラデルフィア半導 体指数(SOX)が1%超高と7日続伸し連日の史上最高値となったことなどが支えとな っている。 <09:05> 日経平均は反発、米株高を好感 ソニーは年初来高値 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比123円88銭高の2万9735 円45銭となり、反発した。その後は上げ幅を縮小し、現在前営業日比50円超高の2万 9600円台後半での推移となっている。前週末5日の米株市場は、主要3指数が終値ベ ースで過去最高値を更新。東京市場も流れを引き継ぐ展開となっている。 東証33業種では、空運業、鉱業、海運業、陸運業など24業種が値上がり。鉄鋼、 その他製品、情報・通信業などの9業種は値下がりとなっている。個別では、ソニーグル ープ が一時1%超高の1万4245円で高値をつけ、年初来高値(1万4120 円=11月1日)を更新した。 <08:45> 寄り前の板状況、東京エレクなど買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、キヤノン 、東京エレクトロン<803 5.T>が買い優勢、トヨタ自動車 、ソニーグループ 、ホンダ 、ソ フトバンクグループ は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い拮抗となっ ている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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