[東京 3日 ロイター] - <16:15> 日経平均・日足は「中陽線」、高値 引けで「陽の大引け坊主」 日経平均・日足は下に長いヒゲを伴う「中陽線」。後場に上げ幅を拡大し高値引けと なり、形状は上昇期待感を示す「陽の大引け坊主」となった。終値(2万8029円57 銭=3日)は8営業日ぶりに5日移動平均線を回復し、来週以降はしっかりとした展開が 期待できそうだ。 <16:00> 新興市場8日ぶりに反発、売られ過ぎの反動で 上値は重い 新興株市場では、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均が8日ぶりに反落した。 市場では「売られ過ぎの反動できょうは買われているが、上値は重い。来週からはIPO ラッシュが始まり需給悪化が懸念されるため、楽観視はできない」(国内証券)との声が 聞かれる。 マザーズ総合は前営業日比1.95%高。GRCS 、プレミアアンチエイジ ング 、GMOフィナンシャルゲート などが買われたほか、サイエンスア ーツ はストップ高比例配分となった。リボミック 、JTOWER<4485. T>は軟調。FRONTEO はストップ安比例配分となった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.88%高。シンバイオ製薬 、出前館 、ハーモニック・ドライブ・システムズ などしっかり。フルヤ金属<782 6.T>、Mipox などは売られ、田中化学研究所 はストップ安比例配 分となった。 <14:16> 日経平均は上げ幅を拡大、一時200円超高 値ごろ感で買い先行 日経平均は上げ幅を拡大し、一時216円95銭高の2万7970円32銭できょう の高値を付けた。オミクロン株が南アフリカで確認されたと伝わった前週末26日から前 日3日までの5営業日で、日経平均は1700円以上下落したこともあり、値ごろ感から 買いが先行する展開となっている。 市場では「特段な材料があるわけではないが、前場で2万7000円台での値固めを 確認してから、自律反発狙いの買いの勢いが増している」(運用会社)との声が聞かれる 。ただ、週末ということもあり、上値は重いという。 TOPIXは1.30%ほど高い1951ポイント近辺でしっかり。東証33業種で は、その他製品を除く32業種が値上がり。空運業、海運業、陸運業、不動産業、繊維業 などが値上がり率上位となっている。午後2時15分現在の東証1部の売買代金は2兆0 675億1800万円。 <12:40> 日経平均は一進一退を継続、米雇用統計を前に模様眺めも 日経平均は、前日終値を挟んだ一進一退を継続している。後場は、前引け時点より高 く始まり、一時プラス圏に再浮上した。 オミクロン株への警戒感が根強い中、米金融政策の先行きを見通す上で重要となる米 雇用統計の発表を控えており、午後は投資家の様子見姿勢が強まりやすいとみられている 。 米雇用統計を巡っては「市場予想から大きく乖離しないことが株式相場の安定にとっ て重要」(国内証券)とされる。市場予想より弱すぎれば、経済が弱いとしてネガティブ な反応になりやすく、強すぎればインフレ懸念が浮上しやすい。 <11:50> 前場の日経平均は続落、値がさ株の下げが重し 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比61円03銭安の2万7692円34 銭となり、続落した。朝方は米株高を好感して高く始まったが、値がさ株の下落が重しに なり、その後は前日終値を挟んだ一進一退となった。 2日の米国株式市場は反発し、主要株価3指数がいずれも上昇。新型コロナウイルス の新たな変異株「オミクロン株」出現の影響を消化する中、このところの売りで値下がり した銘柄に買いが入り、グロース株よりバリュー株を選好する動きがみられた。 東京市場で日経平均は反発して寄り付いたが、米株先物が時間外取引で軟化する中、 買い一巡後に短時間でマイナスに転じた。小幅高に戻す場面もあるなど、前日終値を挟ん だ往来が続いた。日経平均は一時2万7600円を割り込み、10月6日以来の低水準と なる2万7588円61銭に下落する場面があった。 東京エレクトロン など値がさの半導体関連株や、指数寄与度の大きいファー ストリテイリング 、ソフトバンクグループ の下げが重しとなった。これ ら3銘柄で、指数を約120円押し下げた。一方、空運や陸運、旅行関連などリオープン (経済再開)銘柄はしっかりだった。市場では「TOPIX(東証株価指数)は高く、値 上がり銘柄数も多い。全体的には買い優勢といえるだろう」(水戸証券の酒井一チーフフ ァンドマネージャー)との見方が出ていた。 TOPIXは0.55%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4292 億4200万円だった。東証33業種では、空運業、海運業、陸運業など28業種が上昇 し、電気・ガス業、その他製品、電気機器など5業種が値下がりした。 個別では、ANAホールディングス やJR東海 、エイチ・アイ・エ ス がしっかり。川崎汽船 も高かった。富士フイルムホールディングス<4 901.T>やレーザーテック 、任天堂 は軟調だった。 東証1部の騰落数は、値上がりが1797銘柄(82%)、値下がりが334銘柄( 15%)、変わらずが52銘柄(2%)だった。 <10:46> 日経平均は一進一退、リオープン銘柄がしっかり 日経平均は、再びマイナスに転じており、前日終値を挟んだ一進一退が続いている。 一時2万7600円を割り込み、10月6日以来の低水準となる2万7588円61銭に 下落する場面があった。 オミクロン株の出現以来、上値が重かった外食や百貨店、空運、陸運などのリオープ ン(経済再開)銘柄が総じてしっかり。とりわけ、エイチ・アイ・エス やKNT ─CTホールディングス が5%を超えて上昇している旅行関連の堅調さが目立つ 。市場では「オミクロンの不透明感は払拭されていない。昨日が底値となって先行き上昇 基調をたどるとまでは、まだ見通せない」(国内証券)との声が聞かれる。 東証33業種では、空運業、海運業、陸運業など29業種が上昇。下落しているのは 電気・ガス業、その他製品、電気製品など4業種となっている。 <10:10> 日経平均は強もちあい、米雇用統計の発表を前に模様眺め 日経平均は強もちあい。時間外取引で米株先物が軟調に推移していることで、いった ん下げる場面があったものの、その後は落ち着きを取り戻し、小幅高の水準で一進一退と なっている。 市場では「週末であるほか、今晩に米雇用統計の発表を控えていることから、新たな ポジションが取りにくいようだ。徐々に模様眺めムードが強くなっている」(国内証券) との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は反発スタート、米株先物軟化で買い一巡後はマイナス 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比87円68銭高の2万7841円 05銭となり、反発してスタート。前日の米国株式市場が高かったことを好感してしっか りとなったものの、時間外取引で米株先物が軟化していることで、買い一巡後はすぐにマ イナスに転じた。 <08:40> 寄り前の板状況、ファーストリテが売り優勢に 市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力銘柄の中でトヨタ自動車 、ソ ニーグループ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグ ループ などが買い優勢、ホンダ は売り優勢。指数寄与度の大きいファー ストリテイリング が売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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