[東京 8日 ロイター] - <15:48> 日経平均・日足は「小陽線」、200日線が上値抑える 日経平均・日足は、上下にヒゲを伴う「小陽線」となった。200日移動平均線(2 万8903円63銭=8日)に上値を抑えられた。ただ、下ヒゲが長い「下影陽線」の形 状で、買いの強さも示される。75日線(2万9010円43銭=同)、25日線(2万 9069円09銭=同)も視野に入っており、これらを上回れば、11月16日の直近高 値2万9960円93銭に向けて弾みがつきそうだ。 <15:34> 新興株市場は続伸、マザーズは節目割り込まず「安心感」も 新興株市場は、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均がともに続伸した。オミク ロン株に対する過度な警戒感が和らいだほか、直近の下落局面でマザーズは心理的節目と なる1000ポイントを下回らず切り返したことで、市場では「底堅さが確認され、投資 家の安心感につながっている」(国内証券)との声もある。 マザーズ総合は前営業日比2.18%高。メルカリ やビジョナル の 上昇が指数をけん引した一方、JTOWER やENECHANGE は軟 調だった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.74%安。シーズメン 、ウチダエス コ 、日本精密 が堅調だった一方、ウエストホールディングス や 出前館 はさえなかった。 <13:10> 日経平均は400円超高、買い戻し継続 200日線が上値抑える 日経平均は後場に入って一段高となり、一時400円超高に上昇した。市場では「オ ミクロン株への警戒感から売られすぎていた銘柄が多く、買い戻しの動きが続いている」 (国内証券)との声が聞かれる。 東証1部の値上がり銘柄数は午後1時の時点で1301(59%)で、前引け時点か ら増加している。米株価の主要3指数の先物が堅調に推移していることも、投資家心理を 支えている。 一方、200日移動平均線は下向きとなっており、同線が通る2万8900円付近で 上値を抑えられる形となっている。 <11:45> 前場の日経平均は続伸、好地合い継続 上値追いには慎重 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比318円45銭高の2万8774円0 5銭となり、続伸した。前日の米国株式市場の上昇を好感して、好地合いを引き継ぐ形で 堅調に推移した。ただ、戻り売りが警戒されており、さらなる上値追いには慎重な様子と なっている。 7日の米国株式市場は続伸。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を 巡る懸念が後退し、ハイテク株への買いがナスダック総合 を押し上げた。 これを受け、日本株も前日の好地合いを引き続く形で上昇。米株市場でフィラデルフ ィア半導体指数 は一時5%超の上げとなるなど大幅高となったことで、半導体関連 株が上値追いの展開となったほか、幅広く物色された。 ただ、上値に対しては慎重で「200日移動平均線が位置している2万8900円前 後の水準では戻り売りが出やすい。朝方の買いが一巡した後に動きが鈍ったのも、それが 影響している可能性がある」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との 声が聞かれた。 TOPIXは0.63%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5521 億1500万円だった。東証33業種では、精密機器、その他製品、鉱業などが上昇した 一方、海運業、不動産業、倉庫・運輸関連業などの値下がりが目立つ。 個別では、東京エレクトロン 、任天堂 、ソニーグループ な どがしっかりだが、三井不動産 などの不動産株や、商船三井 などの海運 株が軟調に推移した。 東証1部の騰落数は、値上がりが1199銘柄、値下がりが844銘柄、変わらずが 139銘柄だった。 <10:55> 日経平均は高値もみあい、200日線前に戻り売りを警戒 日経平均は高値もみあい。幅広く物色されているが、2万8900円前後に位置する 200日移動平均線を前にして戻り売りが警戒されているという。市場では「ここまでの 戻りは順調だが、200日線を超えたあたりから、やれやれ売りが出て来る可能性が高い 。そのため、上値を追う動きが鈍くなっている」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:10> 日経平均は高値圏でもみあい、半導体関連など堅調 日経平均は300円超高の2万8700円台後半でもみあい。個別では、レーザーテ ック 、東京エレクトロン 、アドバンテスト などの半導体関連を 中心にハイテク株がしっかりとした動きとなっている。 市場では「オミクロン株に対する過度な警戒感が和らいでいる。ただ、10日は米( CPI)の公表、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、徐 々に様子見姿勢が強まりやすい」(国内証券)との声が聞かれる。 午前10時現在での東証1部の売買代金は9995億0500万円。東証33業種で は、精密機器、鉱業、その他製品、医薬品、電気機器などの24業種が値上がりとなって いる。 <09:05> 寄り付きの日経平均は続伸、米株高の流れ引き継ぐ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比337円29銭高の2万8792 円89銭となり、続伸した。7日の米国株式市場では、新型コロナウイルスのオミクロン 変異株への警戒感が後退したことなどで主要3株価指数が大幅続伸。東京株式市場でも流 れを引き継ぐ展開となっている。 TOPIXは0.70%超高の2005ポイント近辺。8営業日ぶりに2000ポイ ントを回復した。東証33業種では、サービス業、鉱業、電気機器、海運業などの26業 種が値上がり。不動産業、卸売業、倉庫・運輸関連などの7業種は値下がりとなっている 。 <08:45> 寄り前の板状況、主力株はおおむね買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソニーグループ 、東京エレクトロ ン 、ソフトバンクグループ は買い優勢、トヨタ自動車 、キヤノ ン 、ホンダ は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優 勢。 メガバンクでは、三井住友フィナンシャルグループ が売り優勢、みずほフィ ナンシャルグループ が買い優勢、三菱UFJフィナンシャル・グループ は売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」