[東京 10日 ロイター] - <14:20> 日経平均は安値もみあい、5日線近辺で下げ渋り 日経平均は安値もみあい。大きく下落する気配はなく、2万8500円近辺に位置す る5日移動平均線近辺で下げ渋っている。市場では「今晩発表となる米国の消費者物価指 数(CPI)の内容を見極めたいとのムードが強い。週末も意識されており、上値を買い にいく大口の投資家は不在で、全体的に模様眺めだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:20> 日経平均はマイナス圏でもみあい、アジア株の下落で上値重い 後場の日経平均は前営業日比150円ほど安い2万8500円台半ばでのもみあいと なっている。中国恒大集団 の株価下落を受け、アジア株では香港ハンセン株価 指数、上海総合指数がともに軟調。日本株の重しにもなっているという。 市場では「今日1日の動きとしては重しとなっているが、人民銀行の対応などもあり 、マーケット全体では警戒されていない。投資家の関心は今夜発表の米CPIに移ってい る」(国内証券)との声が聞かれる。 格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、中国恒大集団とその子会社の恒大地産 集団および天基控股の格付けを「C」から部分的な債務不履行(デフォルト)に相当する 「RD」に引き下げたと明らかにした。 午後1時15分現在での東証1部の売買代金は1兆7981億6400万円。TOP IXは0.30%超安の1983ポイント近辺で推移している。 <11:50> 前場の日経平均は続落、米株安を嫌気 米CPI前で手控えも 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比115円63銭安の2万8609円8 4銭となり、続落した。前日の米国株式市場の下落を嫌気した。日経平均はハイテク株を 中心に売りが広がり、下げ幅は一時200円超安となった。週末要因に加え、今晩発表と なる米国の消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたいとして取引を手控える雰囲気も みられた。 9日の米国株式市場は、前日まで3日続伸となったことから利益確定売りが出て下落 。10日に発表される11月CPIに注目が集まる中、ハイテク株が売られ、ナスダック 総合 は1.71%安となった。 日経平均は米株安の流れを引き継ぎ寄り付きから続落し、その後も下げ幅を拡大して 前営業日比241円84銭安の2万8483円63銭で安値を付けた。売り一巡後は買い 戻しも入り、下げ幅を縮小する展開となった。 個別では、リクルートホールディングス 、エムスリー 、テルモ<454 3.T>、アドバンテスト が軟調。デンソー 、任天堂 、村田製作所 、キーエンス はしっかりだった。 市場では、10月から日経平均の採用銘柄となった任天堂、キーエンスなどが総じて 底堅い値動きとなったことで「国内景気の先行きに不透明感がある中、日経平均を動かす とされている銘柄に主役交代のような変化がみられる。景気の影響を受けづらいとされて いる値がさ株はしっかりとしているようだ」(国内証券)との声も聞かれた。 TOPIXは前営業日比0.27%安の1985.47ポイントで午前の取引を終了 。東証1部の売買代金は1兆5574億0400万円となった。東証33業種では、サー ビス業、精密機器、空運業、ゴム製品などの19業種が値下がり。鉱業、金属製品、その 他製品、保険業などの14業種が値上がりだった。 東証1部の騰落数は、値上がりが674銘柄(30%)、値下がりが1390銘柄( 63%)、変わらずが119銘柄(5%)だった。 <10:06> 日経平均はやや下げ拡大、米CPI控えポジション調整も 日経平均はマイナス圏でもみあいとなっている。寄り付き後に下げ幅を縮める場面も あったが、足元では、やや下げ幅を拡大する動きに転じている。 指数寄与度の大きいソフトバンクグループ やファーストリテイリング<9983. T>、リクルートホールディングス のマイナスが指数を押し下げているほか、東京 エレクトロン など半導体製造装置関連も総じて安く、相場の重しとなっている。 セクター別の動向からは「明確な方向感は出ていない」(国内証券)とみられている 。きょうは市場の関心が高い11月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており「ポ ジション調整的な動きの側面が強いのではないか」(別の国内証券)との見方が出ていた 。 東証33業種では、サービス業、精密機器、空運業など26業種が下落している一方 、鉱業、その他製品、金属製品など7業種が上昇している。 <09:04> 日経平均は続落スタート、米株安を嫌気 半導体装置株が安い 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比182円97銭安の2万8542 円50銭となり、続落して始まった。前日の米株安を嫌気する形となっている。 トヨタ自動車 やソニーグループ といった主力株は小安い銘柄が目立 つ。東京エレクトロン など半導体製造装置関連株は総じてマイナス。指数寄与度 の大きいファーストリテイリング やソフトバンクグループ もマイナスと なっている。 <08:45> 寄り前の板状況、トヨタは買い優勢・東エレクは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 は買い優勢、ソニー グループ は売り買い拮抗、ホンダ 、東京エレクトロン 、ソフト バンクグループ は売り優勢となっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ は買い優勢、三井住 友フィナンシャルグループ は売り優勢、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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