[東京 15日 ロイター] - <15:40> 新興株市場は反発、買い戻し先行も上値は重い 新興株市場は、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに反発した。マザーズ は5営業日ぶりの反発となったものの、2日連続で節目の1000を下回った。市場では 「売られ過ぎとの見方から買い戻されたが、テーパリング加速懸念がある中では、新興市 場の小型株は積極的には買いづらい」(国内証券)との声が聞かれる。 マザーズ総合は前営業日比0.61%高の999.80ポイント。個別では、サイエ ンスアーツ 、メルカリ 、GRCS がしっかり。米国市場向け車 載電池用銅箔製品の供給能力を増強を発表した日本電解 は6%超高となった。フ レクト 、セルソース 、ビジョナル は売られた。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.08%高。個別では、田中化学研究所<4080. T>、セキュアヴェイル 、レーサム がしっかり。ウエストホールディング ス 、フルヤ金属 は軟調。アミタホールディングス はストップ安 となった。 <14:35> 日経平均は小動き、手仕舞いムード強く後場の値幅60円 日経平均は2万8400円台半ばで小動き。値動きに乏しく、後場の値幅は60円に とどまっている。市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)前で、後場は一段と手仕 舞いムードが強まっている」(国内証券)との声が聞かれる。 午後2時30分現在の東証1部の売買代金は1兆7230億8800万円。東証33 業種では、輸送用機器、証券業、鉄鋼、サービス業などの25業種が値上がり。海運業、 精密機器、ゴム製品などの8業種は値下がりとなっている。TOPIXは0.50%超高 で小じっかりとした動きとなっている。 <12:48> 日経平均は一進一退、米利上げ示唆「来年2回」なら下押し限定的 か 日経平均は前日終値を挟んで一進一退となっている。市場で注目される米連邦公開市 場委員会(FOMC)を前にして、引き続き「ポジション調整に伴う売買」(国内証券) とみられる。 米金融政策を巡って市場では、テーパリング(量的緩和の縮小)終了時期の年央から 春先への前倒しが広く予想され、利上げ開始時期も年央へと見方が早まってきている。 利上げ回数は来年2回がおおむね織り込まれ、一部で3回との見方も出始めている。 発表されるFOMC参加者の政策金利見通しが「2回(の利上げを示唆)なら、相場への ネガティブな影響は限られそう」(別の国内証券)との声が出ている。 <11:48> 前場の日経平均は小幅続落、FOMCを控えポジション調整 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比23円24銭安の2万8409円40 銭となり、小幅に続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、ポジション調 整主体の動きとなった。 前日の米国株式市場は続落して取引を終えた。11月の卸売物価指数(PPI)上昇 率が市場予想を上回り、FOMCでテーパリング(量的緩和の縮小)の加速が発表される との見方が強まったほか、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の急速な 感染拡大も投資家心理を冷やした。 東京市場で日経平均は、安く始まった後に切り返し、一時プラスに浮上。ソフトバン クグループ やリクルートホールディングス といった、このところ売られ ていた銘柄が買い戻されたほか、前日にEV(電気自動車)強化の方針を発表したトヨタ 自動車 をはじめ、デンソー 、豊田通商 など関連銘柄もしっかり となり、指数の押し上げに寄与した。 前引けにかけ、日経平均は徐々に上げ幅を削り、再びマイナス圏に沈んだ。東京エレ クトロン など半導体装置関連は総じて弱く、指数の重しとなった。市場では「F OMC前のポジション調整が主体で、方向感は見いだせない」(水戸証券の酒井一チーフ ファンドマネージャー)との声が聞かれた。 TOPIXは0.37%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1917 億3600万円だった。東証33業種では、輸送用機器、証券業、鉄鋼など25業種が上 昇し、海運業、ゴム製品、精密機器など8業種が値下がりした。 東証1部の騰落数は、値上がりが1257銘柄(57%)、値下がりが780銘柄( 35%)、変わらずが143銘柄(6%)だった。 <11:21> 日経平均は再びマイナス圏、FOMCを前に「ポジション調整主体 」 日経平均は徐々に上げ幅を縮小し、再びマイナス圏となっている。東京エレクトロン など半導体装置関連は総じて弱く、指数の重しとなっている。朝方に小高く推移 していた米株価の主要3指数先物はほぼ横ばいの水準。 市場では「ポジション調整が主体の動き」(国内証券)との声が聞かれる。オミクロ ン株への警戒感がくすぶり続ける中で米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を日 本時間のあす早朝に控え「動きにくい」(別の国内証券)という。 <10:10> 日経平均は小じっかり、米株先が小高く投資家心理を支援 日経平均は小じっかりと推移している。米株価の主要3指数先物がいずれも小高く推 移しており「投資家心理を支援している」(国内証券)との声が聞かれる。 ソフトバンクグループ やリクルートホールディングス といった、こ のところ売られていた銘柄が買い戻され指数の押し上げに寄与。前日にEV(電気自動車 )強化の方針を発表したトヨタ自動車 を始め、デンソー 、豊田通商<801 5.T>など関連銘柄もしっかりとなっている。 東証33業種では、輸送用機器が上昇率トップ。証券業、サービス業が続き、これら を含む27業種が上昇。下落しているのは海運業、ゴム製品、パルプ・紙など6業種とな っている。 <09:05> 日経平均は続落スタート、米株軟調を受け トヨタ自はしっかり 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比74円17銭安の2万8358円 47銭となり、続落してスタート。前日の米国株式市場が軟調だったことを受け、安寄り したものの、その後は切り返しに転じた。 そうした中で、前日にEV(電気自動車)の2030年の世界販売台数目標を350 万台と発表したトヨタ自動車 がしっかりとなっている。 <08:45> 寄り前の板状況、主力銘柄が売り優勢の中でトヨタ自が買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソニーグループ のほか、ホンダ<7 267.T>、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ などの主力銘柄がおおむね売り優勢となる中、トヨタ自動車 が買い優勢となって いる。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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