[東京 9日 ロイター] -
<15:05> 新興株市場は反発、米グロース株高で投資家心理が好転
新興株市場は、東証マザーズ指数が5日ぶりに反発した。日経ジャスダック平均も3日ぶりに反発した。前日の米国市場でグロース(成長)株が上昇し、投資家心理を支援した。
マザーズ総合は前営業日比2.46%高。値がさのメルカリやFRONTEO、フリーが買い戻され、指数を押し上げた。ユナイテッドやアスカネットはさえなかった。
マザーズに新規上場したライトワークスの初値は公開価格を42.8%上回る3000円だった。その後も上値を伸ばし3700円で引けた。
日経ジャスダック平均は前営業日比0.66%高。芝浦電子や出前館が堅調だった一方、フルヤ金属やセイファートは売られた。
<13:30> 日経平均は高値圏、トヨタが決算発表後に上げ幅縮小
日経平均は高値圏での推移となっている。トヨタ自動車が決算を発表し、同社の株価は発表前の水準から上げ幅を縮小している。2022年3月期の営業収益予想を29兆5000億円に下方修正(従来予想は30兆円)した一方、利益予想は据え置いた。
<12:56> 日経平均は後場一段高、トヨタ決算の先回り買いとの見方
日経平均は後場一段高となっており、2万7600円付近で売買が交錯している。トヨタ自動車が決算を発表する予定となっており「好決算の先回り買いが入っているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。
前日は同業の日産自動車が業績予想の上方修正を発表し「来期への期待を高めるような内容。同業のトヨタ決算への期待も高まりやすい」(同)という。トヨタと日産自はともに前引け時点に比べ上昇している。
<11:45> 前場の日経平均は続伸、決算手掛かりの物色続く 米株高が支援
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比246円30銭高の2万7530円82銭と、続伸して午前の取引を終えた。米株高を受けて高く寄り付いた後も、企業決算を手掛かりとした物色がみられ、堅調に推移した。前日に決算を発表したソフトバンクグループは約5%の大幅高となり、指数を50円程度押し上げた。
日経平均は、米株高を支えに続伸で寄り付いた後、前営業日比259円24銭高の2万7543円76銭の高値を付けた。半導体関連や電子部品といったハイテク株が買われて指数の押し上げに寄与したほか、米長期金利が上昇する中、銀行株もしっかりとなった。
ただ、2万7500円を超える水準では戻り売りに上値を抑えられ、伸び悩んだ。米消費者物価指数(CPI)の発表や国内の連休を前に、上値追いには慎重だった。
企業決算を手掛かりとした物色は継続。ソフトバンクG株について、市場では「いったんの悪材料出尽くし」(国内証券)との声があった一方、「需給悪は解消されておらず、昨年からの株安から脱却できるかは見通しにくい」(別の国内証券)との見方も出ていた。
このほか国内決算を巡っては、シマノやIHI、JFEホールディングス、AGCなどが東証1部の上昇率上位に顔を出した。日産自動車や、午後に決算発表を控えるトヨタ自動車も堅調だった。一方、太平洋セメントやディー・エヌ・エーはさえなかった。
TOPIXは0.93%高の1952.01ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5845億8300万円だった。東証33業種では、精密機器、鉄鋼、輸送用機器など23業種が上昇し、鉱業、石油・石炭製品、食料品など10業種が値下がりした。
値上がりは1472銘柄(67%)、値下がりは580銘柄(26%)、変わらずは127銘柄(5%)だった。
マザーズに新規上場したライトワークスの初値は公開価格を42.8%上回る3000円だった。その後も上値を伸ばした。
<10:15> 日経平均伸び悩み、決算手掛かりの物色は継続
日経平均は伸び悩んでいる。続伸で寄り付いた後、前営業日比259円24銭高の2万7543円76銭の高値をつけたが、戻り売りに上値を抑えられた。
10日に米消費者物価指数(CPI)の発表があるほか、国内は連休を控えており「目先の節目となる2万7500円付近では上値が重い」(国内証券)との声が聞かれる。
企業決算を受けた物色が継続しており、シマノやIHI、JFEホールディングス、AGCなどが東証1部の上昇率上位に顔を出している。一方、原油価格が下落しており、鉱業や石油・石炭製品はさえない。
<09:04> 日経平均は続伸スタート、米株上昇を好感 トヨタ決算に関心
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比204円13銭高の2万7488円65銭と、続伸して始まった。前日の米株高を好感する形となっている。きょうはトヨタ自動車の決算発表を控えており、市場の関心が寄せられている。
そのトヨタやソニーグループといった主力株は、堅調な銘柄が目立つ。東京エレクトロンなど半導体関連や電子部品も総じてプラス。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループもしっかりとなっている。NTTはさえない。
<08:45> 寄り前の板状況、トヨタは買い優勢・ソフトバンクGは売り買い拮抗
市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車、キーエンス、リクルートホールディングス、信越化学工業は買い優勢、ソニーグループ、NTTは売り買い拮抗。
指数寄与度の大きい東京エレクトロン、ファーストリテイリングは買い優勢。ソフトバンクグループは売り買い拮抗。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループは買い優勢、みずほフィナンシャルグループは売り買い拮抗となっている。
東証第1部出来高上位50銘柄
東証第1部値上がり率上位50銘柄
東証第1部値下がり率上位50銘柄
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