[東京 1日 ロイター] -
<16:20> 日経平均・日足は「小陽線」、目先は25日線の攻防に
日経平均・日足は上下にひげを伴う「小陽線」となった。終値は2万6844円72銭。上ヒゲが長めでトンカチの形状に近く、短期的な調整が示唆される。上値を抑えた25日移動平均線(2万7026円51銭=1日)にかけて売り圧力がうかがわれ、上方向での目先の攻防ラインになりそうだ。
<15:54> 新興株市場は3日続伸、マザーズは約7%高に
新興株市場は、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均がともに3日続伸した。前日の米市場でハイテク比率の高いナスダックがプラスとなり、グロース(成長)株を買い戻す動きが強まった。市場では「下げのペースが急だっただけに、自律反発も大きくなっている」(国内証券)との声が聞かれた。
マザーズ総合は前営業日比6.95%高。値がさのメルカリや、フリーの上昇が指数をけん引した一方、データホライゾン、フルッタフルッタはさえなかった。
日経ジャスダック平均は前営業日比1.07%高。ウエストホールディングス、アンビスホールディングスが買われた一方、シンバイオ製薬は軟調だった。
<13:30> 日経平均は高値圏、25日線が上値抑える
日経平均は、きょうの高値圏での推移を継続している。手掛かりを欠き、動意に乏しい。2万7000円台前半を通る25日移動平均線が戻りのめどと意識され、上値を抑える形となっており「一段高には追加の材料が必要」(国内証券)との声が聞かれる。
一方、朝方に軟調だったトヨタ自動車株は小幅高で推移。仕入れ先のシステム障害で停止していた国内全14工場28ラインの稼働について、2日から一直で再開すると発表した。
<11:50> 前場の日経平均は続伸、米市場は混乱回避で安心感広がる
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比390円15銭高の2万6916円97銭と、3日続伸して午前の取引を終えた。警戒されていた週明けの米国株式市場が波乱回避できたとして、直近で売られていた主力株を買い戻す動きが広がった。日経平均は2月18日以来、6営業日ぶりに心理的節目の2万7000円台を回復した。
28日の米国株式市場はまちまちの展開となった。ウクライナ侵攻を続けるロシアへの経済制裁を嫌気し銀行株は下落する一方、電気自動車(EV)のテスラなどの株高が支えとなり、ナスダック総合は3日続伸となった。
日経平均は、朝方に300円超高と続伸してスタートした後も上げ幅を拡大し、前営業日比486円44銭高の2万7013円26銭で高値をつける場面があった。ウクライナ情勢は依然として先行きに対する不透明感があるものの、市場で想定されていた悪材料はいったん出尽くしとの見方から買い戻しの動きが広がった。
市場では「きのうはウクライナ情勢を巡る米国市場の反応が警戒され動きづらかった。きょうは比較的落ち着き、米株に遅れた形で値を戻している」(国内証券)との声が聞かれた。ただ、ウクライナ情勢を巡る混乱に終止符が打たれたわけではないので、2万7000円から更に上値を追うのは難しいという。
TOPIXは0.93%高の1904.43ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5025億2000万円だった。東証33業種では、海運業、鉱業、サービス業、情報・通信業鉄鋼などの29業種が値上がり。空運業や銀行業などの4業種は値下がりした。
個別では、トヨタ自動車が0.02%高。同社は28日、仕入れ先の部品メーカー1社でシステム障害が起きたため、1日の国内全工場の操業を停止すると発表。ただ、年間の生産計画には影響が出ないとの見方が優勢となり、売りは回避された。その後、同社はあす2日から全工場で稼働を再開すると発表した。
株式分割を実施すると発表した商船三井は7%超高で東証1部の売買代金上位トップ。マネックスグループは一時ストップ高となり東証1部の値上がり率トップ。投資ファンドのオアシス・マネジメントが同社の株式を5.08%保有していることが分かり手掛かりとなった。
そのほか、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、エムスリー、信越化学工業がしっかり。半面、アステラス製薬、デンソー、ブリヂストンは売られた。
東証1部の騰落数は、値上がりが1410銘柄(64%)、値下がりは675銘柄(31%)、変わらずは91銘柄(4%)だった。
<11:10> 日経平均、2万7000円回復後は上値重い
日経平均は一時、心理的節目の2万7000円台を回復し、前営業日比486円44銭高の2万7013円26銭まで上昇した。
市場では「このところの売られ過ぎの反動でしっかり。ただ、ウクライナ情勢を巡る混乱に終止符が打たれたわけではないので、2万7000円からは上値が重い」(国内証券)との声が聞かれた。
<10:10> 日経平均は400円超高、悪材料は「いったん出尽くし」との声
日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比400円超高の2万6900円台半ばでしっかり。ウクライナ情勢を巡っては先行きの不透明感が依然として払しょくされないものの、市場からは「経済制裁など想定されていた悪材料はいったん出尽くし、このところ売られていた銘柄を買い戻す動きがみられる」(国内証券)との声が聞かれる。
午前10時現在の東証1部の売買代金は9860億0500万円。東証33業種では、海運業、鉱業、サービス業、情報・通信業などの29業種が値上がり。空運業、水産・農林業などの4業種は値下がりとなっている。個別では、ファーストリテイリングとソフトバンクグループの2銘柄で日経平均を約105円押し上げる格好となっている。
<09:08> 寄り付きの日経平均は3日続伸(訂正)し300円超高、値がさ株しっかり
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比309円92銭高の2万6836円74銭と3日続伸した。週明け28日の米国株式市場でナスダック総合が上昇した流れを受け、値がさのハイテク株がしっかりとした値動きとなっている。個別では、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、信越化学工業などが上昇している。
TOPIXは同0.80%超高の1900ポイント近辺。東証33業種では、海運業、鉱業、鉄鋼、サービス業、金属製品などの28業種が値上がり。空運業、水産・農林業、銀行株などの5業種が値下がりとなっている。
<08:45> 寄り前の板状況、リクルートHDが買い優勢・トヨタ売り買い拮抗
市場関係者によると、寄り前の板状況は、リクルートホールディングスが買い優勢、キーエンスが売り優勢、トヨタ自動車、ソニーグループ、NTT、信越化学工業が売り買い拮抗。
指数寄与度の大きい銘柄では東京エレクトロンが買い優勢、ファーストリテイリングが売り買い拮抗。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが売り買い拮抗となっている。
東証第1部出来高上位50銘柄
東証第1部値上がり率上位50銘柄
東証第1部値下がり率上位50銘柄
日経225先物
SGX日経225先物
TOPIX先物
日経225オプション
株式関連指標の索引ページ
関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力)
(
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」