[東京 1日 ロイター] - <16:02> 日経平均・日足は「小陽線」、プラス2シグマに接近 調整意識も 日経平均・日足は「小陽線」となった。終値は2万7457円89銭。始値がほぼ安 値となった一方、上ヒゲも短く、買い方の強さが示された。25日移動平均線(2万67 00円41銭=1日)など主要な移動平均線の多くや、日足・一目均衡表の雲(上限:2 万6923円50銭)から上放れた強い基調を継続した。 一方、心理的節目2万7500円の手前で足踏みとなった。ボリンジャーバンドのプ ラス2シグマ(2万7467円17銭=同)に近く、短期的な調整が意識されやすい水準 でもある。 <15:05> 新興株はマザーズ総合が小幅反発、メルカリの上昇が牽引 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比0.61%高の675.33ポイントと 小幅に反発した。値がさのメルカリが大幅高となり、指数を牽引した。 メルカリは31日、上場市場区分を6月7日付でグロースからプライムに変更すると 発表し、TOPIX連動ファンドなどでの組み入れ需要への期待感から買われて7%高と なった。 JIG─SAWやCYBERDYNEも堅調だった一方、ビジョナ ル、ジーエヌアイグループ、アドベンチャーはさえなかった。 東証グロース市場に5月31日に上場したトリプルアイズが上場2日目につ けた初値は公開価格の2.5倍の2200円だった。終値は初値と同じ2200円となっ た。 <13:28> 日経平均は上げ幅縮小、米株安後のプラス推移に「底堅さ」意識も 後場の日経平均は、前引け時点より、上げ幅を縮めている。 市場では「米株市場が下落した後に、これほど強いとは想定外」(国内証券)との声 が聞かれる。後場も上げ幅を縮めているがプラスを維持しており「底堅さを印象付ける」 (同)という。 為替の円安方向の動きや、時間外取引の米株先物の小高い推移が投資家心理の支えに なっている。 業種別では、INPEXを含む鉱業が前引け時点に比べて下げ幅を広げてい る。パルプ・紙や空運業は上げ幅を縮小している。一方、海運業は上げ幅を広げている。 <11:50> 前場の日経平均は反発、景気敏感株がしっかり トヨタは3%超高 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比192円69銭高の2万7472円4 9銭と、反発した。連休明けの米国株式市場は反落したものの、日本株は時間外取引での 米株先物のしっかりとした動きや外為市場での円安基調が支援した。景気敏感株を中心に 買いが先行し、TOPIXは1.30%高。個別ではトヨタが3%超高となった。 日経平均は寄り付きで反発した後も上げ幅を拡大し、前営業日比202円51銭高の 2万7482円31銭で高値をつける場面があった。ただ、日本時間の今夜に米国で5月 ISM製造業景況指数の公表を控えているため、心理的節目の2万7500円手前では上 値が重かった。 TOPIXは1.30%高の1937.61ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆4529億2600万円。東証33業種では、輸送用機器 、水産・農林業、保険業、陸運業などの30業種が値上がり。値下がりは鉱業、精密機器 、鉄鋼の3業種にとどまった。 市場では「米株との連動性が薄まっており、日本株は思いのほか底堅い」(国内証券 )との声が聞かれた。米長期金利が上昇し、為替の円安が進む中、景気敏感セクターを中 心に買いが先行、外資系証券などの日本株の投資判断も支援材料となっているという。 個別では、トヨタ自動車、ホンダ、スズキが3%超高 、日産自動車が5%となるなど、自動車株が軒並み高。デンソーも2% 超高としっかりだった。日本の自動車メーカーが今年、記録的な利益を計上する可能性が 高いとJPモルガンが指摘したことが手掛かりになった。 そのほか、ダイキン工業、ソニーグループ、ファナックも しっかり。東京エレクトロン、第一三共、ファーストリテイリング<998 3.T>はさえなかった。 プライム市場の騰落数は、値上がり1497銘柄(81%)に対し、値下がりが29 7銘柄(16%)、変わらずが42銘柄(2%)だった。 <10:59> 日経平均はプラス圏でもみあい、引き続き円安などを好感 日経平均はプラス圏でもみあいとなっている。足元の株価は前営業日比180円ほど 高の2万7400円台半ば。時間外取引での米株先物の底堅い動きや、外為市場での円安 基調が支えとなっている。ドル/円は現在129.10円付近。 市場では「中国でのロックダウン(都市封鎖)解除など外部環境が改善しつつあるが 、ISM製造業景況指数の公表を控え(株価は)上値が重い」(国内証券)との声が聞か れる。 午前10時45分現在の東証プライム市場の売買代金は1兆1763億1500万円 。東証33業種では、水産・農林業、輸送用機器、保険業、銀行業などの29業種が値上 がり。鉱業、鉄鋼などの4業種が値下がりとなっている。 <09:06> 寄り付きの日経平均は小幅反発、為替の円安や米株先物が支え 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比15円83銭高の2万7295円 63銭と小幅に反発した。その後は80円ほど高い2万7300円台半ばを推移している 。連休明け31日の米国株式市場は反落したが、外為市場での円安基調や時間外取引での 米株先物のプラス圏での値動きが日本株の支えとなっている。 TOPIXは同0.60%超高の1925ポイント近辺。東証33業種では、保険業 、輸送用機器、水産・農林業、海運業などの28業種が値上がり。鉱業、精密機器などの 5業種が値下がりとなっている。 <08:28> 寄り前の板状況、コニシが買い優勢 NSWは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 コニシ 25% 1,982 1,982 1,982 1,582 2 ニッコンHLDG 25% 2,533 2,533 2,533 2,033 3 天馬 16% 2,599 2,599 2,599 2,239 4 鴻池運輸 15% 1,300 1,299 1,300 1,130 5 ファーマライズホールディングス <2796 10% 777 776 777 705 .T> 6 フクシマガリレイ 10% 3,733 3,730 3,735 3,405 7 アイル 10% 1,580 1,579 1,580 1,441 8 オカムラ 9% 1,230 1,229 1,230 1,128 9 エクシオグループ 9% 2,266 2,266 2,266 2,088 10 パイオラックス 8% 1,820 1,819 1,820 1,680 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 日本システムウエア -13% 2,171 2,170 2,171 2,488 2 北海道瓦斯 -9% 1,516 1,516 1,516 1,666 3 ユアテック -8% 641 640 641 699 4 松井建設 -8% 622 622 622 673 5 日産車体 -7% 551 551 551 592 6 ブラザー工業 -7% 2,223 2,222 2,223 2,387 7 IPS -7% 2,096 2,096 2,096 2,250 8 プレステージ・インターナショナ <4290 -7% 601 600 601 643 .T> 9 レアジョブ -6% 525 524 525 558 10 アミューズ -6% 2,054 2,054 2,054 2,180 (
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