[東京 6日 ロイター] - <10:10> 日経平均は小幅安、米雇用統計は材料として消化難の声も 日経平均は小幅安の水準でもみあい。2万7300円台で推移している。 予想よりも強かった米雇用統計の結果から、金融引き締め懸念に対する楽観論が後退 したものの、「米長期債の動きから金融市場は雇用統計を材料として織り込んでいるとは 言い切れない」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれ、 消化難から見送り気分が支配している。 実際、時間外取引では米株先物が小動きとなり、方向感を示す動きになっていないこ とで「きょうは手掛けにくい。そうした中、リオープン(経済再開)銘柄など個別で物色 しそうとする意欲は強いようだ」(国内証券)という。 <09:05> 日経平均は反落、米株安を嫌気 売り一巡後は下げ渋り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比211円93銭安の2万7549 円64銭と、反落のスタートとなった。前週末の米国株式市場が雇用統計の結果が想定よ り良かったことで、再び金融引き締めに対する警戒感が強まって下落、それを嫌気する格 好で主力銘柄を中心に幅広く売られている。 ただ、日本株も前週末の大幅上昇で利益確定売りが出やすい状態だっただけに、程よ い調整になるとの見方も出ており、売り一巡後は下げ渋る展開。寄り付き段階では大きく 崩れる雰囲気は感じられない。 <08:20> 寄り前の板状況、テイカは買い優勢 ネクソンは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気配 終値 率 配 配 1 テイカ 23% 1,581 1,581 1,581 1,281 2 第一実業 21% 4,005 4,005 4,005 3,305 3 きんでん 20% 1,788 1,788 1,788 1,488 4 マックス 19% 1,890 1,890 1,890 1,586 5 上組 14% 2,942 2,942 2,942 2,580 6 トーモク 10% 1,645 1,644 1,645 1,495 7 アインHLDG 10% 6,395 6,390 6,400 5,820 8 酒井重工業 9% 3,323 3,320 3,325 3,055 9 東邦HLDG 9% 2,100 2,099 2,100 1,933 10 トランス・コスモス 8% 3,818 3,815 3,820 3,535 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気配 終値 率 配 配 1 ネクソン -22% 2,506 2,505 2,506 3,205 2 ファーマフーズ -20% 1,183 1,183 1,183 1,483 3 アイ・アールジャパンHLDG <603 -13% 3,733 3,730 3,735 4,270 5.T> 4 日新電機 -12% 1,355 1,355 1,355 1,533 5 住友不動産 -9% 3,248 3,248 3,248 3,565 6 パイロットコーポレーション <7846. -8% 4,713 4,710 4,715 5,140 T> 7 マーキュリアHLDG -7% 571 570 571 612 8 NISSHA -7% 1,407 1,407 1,407 1,508 9 東プレ -7% 1,015 1,015 1,015 1,087 10 ビジネス・ブレークスルー -6% 426 425 426 454 (
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