[東京 7日 ロイター] - <11:05> 日経平均は高値もみあい、TOPIXが前期末株価を上回る 日経平均は高値もみあい。2万8000円を回復した後も堅調な状態を維持している 。一方、TOPIXは、今年度に入ってからの軟調な相場展開で、一度も前年度の期末株 価を上回ったことがなかったが、きょうの上昇で3月31日の終値1946.40ポイン トを初めて上回った。 市場では「日経平均は200日移動平均線を上回ってきたが、3月のリバウンド局面 では同線が強力な抵抗線となって反落に転じただけに、今回も上回った状態が続くかどう かが注目点となる」(国内証券)との声が聞かれる。 <10:20> 日経平均は心理的節目2万8000円を回復、3月31日以来 日経平均は再びプラス圏に浮上し、3月31日以来、約2か月ぶりに心理的節目の2 万8000円を回復した。外為市場での円安基調が好感された。足元のドルは132.7 0円近辺と、2002年以来の水準を推移している。 市場では円安に加え、政策期待感も株価を下支えしているとの声が聞かれる。政府は きょう経済財政運営の指針(骨太方針)を閣議決定する見通しで、「参院選前ということ もあり、政策への期待感が強い。株価は上がりやすいし、下値も堅い」(国内証券)とい う。 午前10時15分現在の東証プライム市場の売買代金は9005億1100万円。個 別では、ソフトバンクグループ、TDK、京セラがしっかり。 半面、東京エレクトロン、東京エレクトロン、ファーストリテイリング はさえない。 <09:15> 寄り付きの日経平均は続伸後マイナス、米株先物が重し 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比68円90銭高の2万7984円 79銭と小幅に続伸した。その後はマイナス圏に転落し、足元の株価は30円ほど安い2 万7800円台後半を推移している。週明けの米国株式市場は小幅反発となったものの、 時間外取引での米株先物のさえない動きが日本株の重しとなっている。 TOPIXは3日続伸し同0.30%超高の1945ポイント近辺。東証33業種で は、銀行業、輸送用機器、鉱業、ゴム製品などの20業種が値上がり、海運業、陸運業な どの13業種が値下がりとなるなど、米長期金利の上昇や為替の円安基調を受けた物色が 広がっている。 <08:25> 寄り前の板状況、大阪ソーダが買い優勢 IRJ HDは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 大阪ソーダ 23% 3,758 3,755 3,760 3,060 2 極東開発工業 21% 1,713 1,713 1,713 1,413 3 タツモ 12% 1,425 1,424 1,425 1,272 4 シップヘルスケアHLDG 7% 2,529 2,528 2,529 2,365 5 カーリットHLDG 6% 780 779 780 736 6 静岡ガス 6% 902 902 902 854 7 アトラエ 6% 1,953 1,952 1,953 1,849 8 ジョイフル本田 5% 1,679 1,679 1,679 1,592 9 綜合警備保障 5% 3,718 3,715 3,720 3,535 10 リンナイ 5% 9,265 9,260 9,270 8,820 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 アイ・アールジャパンHLDG <6035.T -20% 2,870 2,870 2,870 3,570 > 2 愛知時計電機 -12% 1,330 1,329 1,330 1,510 3 山陽特殊製鋼 -11% 1,981 1,980 1,981 2,220 4 トランス・コスモス -9% 3,200 3,200 3,200 3,535 5 ニチレキ -8% 1,215 1,215 1,215 1,314 6 ODKソリューションズ -6% 543 542 543 576 7 プレステージ・インターナショナ <4290 -5% 611 611 611 646 .T> 8 インフォマート -5% 462 461 462 485 9 若築建設 -5% 1,951 1,951 1,951 2,050 10 アドソル日進 -4% 1,506 1,506 1,506 1,576 (
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